精神保健福祉士から社会福祉士になるには?|現役が簡単に解説

mhsw_psw_syakaihukusisi_naruniha

当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

精神保健福祉士の資格はあるんやけど、社会福祉士になるにはどうしたら良いんやろ?短期?一般?

この記事の内容
  1. 精神保健福祉士から社会福祉士になるには
  2. 短期養成施設と一般養成施設とは
  3. 精神保健福祉士が短期養成施設に入るには

わたしは社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験は10年超です。

「精神保健福祉士資格はあるけど、社会福祉士の受験資格はない・・・」

という方へ。

精神保健福祉士から社会福祉士になるには、次のいずれかへの入学が必要です。

入学にはそれぞれ条件があります。

精神保健福祉士の人が選ぶときのポイントは

短期養成施設に入れない人は、一般養成施設に入る

ということです。

どういうことか、具体的に説明していきますね!

精神保健福祉士から社会福祉士になるには?|現役が簡単に解説

一般養成施設と短期養成施設ってなに?

一般養成施設も短期養成施設も、要は学校です。

例えば、専門学校や大学が多いですね。

一般養成施設の課程には、次の3つがあります。

一般養成施設の3課程

  1. 日中通学
  2. 夜間通学
  3. 通信課程
課程学費期間
日中高い
(113万円~)
短い
(1年)
夜間高め
(61万円~)
短め
(1年or2年)
通信安い
(21万円~)
長め
(1年~1年10ヵ月)

通信課程は学費が安いです。

一覧はこちらの『社会福祉士一般養成施設の一覧【費用&合格率を比較】通信が安い!』でわかります。

次に、短期養成施設。

短期養成施設等は、すべて通信課程です。

比べた結果まとめは、次のとおり。

課程学費期間
通信のみ18,8万42,2万9ヵ月
(京都医療福祉専門学校のみ11ヵ月)

一覧はこちらの『社会福祉士短期養成施設の一覧【学費&合格率】安い通信校はどこ?』でわかります。

じゃあボクは、短期養成施設が良い!学費安いし早いやん!

残念だけど、短期に入るには条件があるんだ

精神保健福祉士が短期養成施設に入るには?

次の図の赤枠にあてはまる人は、短期養成施設へ入れます。

syakaihukusisi-zyukennsikaku

短期養成施設等の入学要件

  1. 福祉系大学等(4年)基礎科目を履修して卒業した人
  2. 福祉系短大等(3年)基礎科目を履修して卒業した + 実務経験が1年以上ある人
  3. 福祉系短大等(2年)基礎科目を履修して卒業した + 実務経験が2年以上ある人
  4. 社会福祉主事養成機関を修了した + 実務経験が2年以上ある人
  5. 公的機関(5職種のいずれか)で4年以上の実務経験のある人

「基礎科目をとったか覚えていない」という方は、卒業した学校に問い合わせしましょう。

面倒なんですけど、入学には学校の卒業証明書などがいるので連絡することになりますね。

ん~、「精神保健福祉士ならこのルート」っていうのは無いん?

そうなんだよ・・・。わかりにくいよね。

では各ルートについて、もうちょっと深掘りしていきます。

福祉系大学等4年(基礎科目履修) → 短期養成施設等

↓を達成すれば社会福祉士になれます。

  1. 福祉系大学等(4年)基礎科目を履修して卒業する
  2. 短期養成施設等(9~11か月)で履修する
  3. 社会福祉士国家試験を受けて合格&登録する

福祉系短大等3年(基礎科目履修) → 実務1年 → 短期養成施設等

↓を達成すれば社会福祉士になれます。

  1. 福祉系短大等(3年)基礎科目を履修して卒業する
  2. 実務経験を1年積む
  3. 短期養成施設等(9~11か月)で履修する
  4. 社会福祉士国家試験を受けて合格&登録する

福祉系短大等2年(基礎科目履修) → 実務2年 → 短期養成施設等

↓を達成すれば社会福祉士になれます。

  1. 福祉系短大等(2年)基礎科目を履修して卒業する
  2. 実務経験を2年積む
  3. 短期養成施設等(9~11か月)で履修する
  4. 社会福祉士国家試験を受けて合格&登録する

社会福祉主事養成機関 → 実務2年 → 短期養成施設等

↓を達成すれば社会福祉士になれます。

  1. 社会福祉主事養成機関を卒業する
  2. 実務経験を2年積む
  3. 短期養成施設等(9~11か月)で履修する
  4. 社会福祉士国家試験を受けて合格&登録する

社会福祉主事養成機関(昼間課程、夜間課程)は、修業年限2年以上の学校が指定されているほか、1年間の通信課程のものがあります。
引用元:(公財)社会福祉振興・試験センターHP

社会福祉主事養成機関の全国一覧は、『社会福祉主事養成機関の一覧31校【通信は学費が安い!】』でまとめてあります。

社会福祉主事任用資格をもってたらOKってこと?

違うんだ。「社会福祉主事養成機関」を卒業することだよ。↑の記事でも解説しているから、チェックしてみてね。

児童福祉司・身体障害者福祉司・査察指導員・知的障害者福祉司・老人福祉指導主事・実務4年 → 短期養成施設等

↓を達成すれば社会福祉士になれます。

  1. 以下5つのいずれかの職種(全て公的機関)として実務経験を4年積む
  2. 短期養成施設等(9~11か月)で履修する
  3. 社会福祉士国家試験を受けて合格&登録する
職種施設種類
児童福祉司児童相談所(都道府県・指定都市職員)
身体障害者福祉司身体障害者更生相談所(都道府県・指定都市職員)
査察指導員福祉事務所(都道府県・市(一部町村)職員)
知的障害者福祉司知的障害者更生相談所(都道府県・指定都市職員)
老人福祉指導主事福祉事務所(都道府県・市(一部町村)職員)

最後に

短期養成施設に入れる人は、『社会福祉士短期養成施設の一覧【学費&合格率】安い通信校はどこ?』をチェックしてみてください。

学校ごとに募集対象地域が決まっていることがあるので、募集要項は要チェックです。

ボクは短期養成施設には入れなさそう・・・

短期養成施設にあてはまらなかった方は、一般養成施設に入ることになります。

期間とお金は、短期養成施設よりもかかってしまう傾向ですが、

学校によって、学費が安かったり、わりと短期間だったりします。

こちらの『社会福祉士一般養成施設の一覧【費用&合格率を比較】通信が安い!』で比較できるので、お役立てくださいね。

「社会福祉士のとり方はわかったけど、社会福祉士を取ろうかやっぱり迷っている・・・」という方は、こちらの記事を読んでみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました