介護福祉士国家試験の一発合格率=77%|留学生以外は90%以上!

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介護福祉士国家試験の一発合格率はどれくらいなの?

この記事でわかること

  • 介護福祉士国家試験|一発合格率=77%
  • 介護福祉士国家試験|留学生以外の合格率=90%以上

私は社会福祉士や精神保健福祉の資格をもっています。現場経験は10年以上です。

介護福祉士という資格を取るには、国家試験に合格しないといけません。

この国家試験は毎年1回ありますが、受けた人の中でどれくらいの人が一発で合格するか知っていますか?

実は、ルートによって合格率が違うんです。まずは結果を表で見てみましょう。

受験ルート別 一発合格率
①養成施設ルート(全体) 72.3%
 ∟②養成施設ルート(留学生を除いた受験者) 93.1%
 ∟③養成施設ルート(留学生受験者) 30.0%
④福祉系高校ルート 90.4%
一発合格率 77.2%

この表からわかることは、第34回の介護福祉士の国家試験では、受けた人の約77%が一発で合格したということです。これはすごく高い数字ですね。
≫参考:厚生労働省HP 第34回介護福祉士国家試験養成施設等別合格率

でも、この数字には留学生という特別なグループが含まれています。留学生とは、日本以外の国から来て日本で勉強している人です。

留学生は日本語が苦手だったり、日本の文化や制度に慣れていなかったりするので、国家試験が難しく感じるかもしれません。

実際、留学生の合格率は30%ぐらいしかありませんでした

では、留学生じゃない人はどれぐらい合格したでしょうか?

その数字は驚くほど高くて、90%以上でした!つまり、留学生以外の人なら10人中約9人が合格したということです。

介護福祉士国家試験の一発合格率=77%|留学生以外は90%以上!

この記事で解説するのは、こちらの図の赤枠部分の合格率です。

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引用元:厚生労働省HP 第34回介護福祉士国家試験養成施設等別合格率(赤枠は弊ブログ記入)

受験ルート別 一発合格率
養成施設ルート(全体) 72.3%
 ∟養成施設ルート(留学生を除いた受験者) 93.1%
 ∟養成施設ルート(留学生受験者) 30.0%
福祉系高校ルート 90.4%
一発合格率 77.2%

表の上から順番に説明しますね。

養成施設ルート(全体)について

養成施設ルート(全体)は、介護福祉士の養成施設で勉強した人が受験した場合の一発合格率です。

養成施設は、介護福祉士になるために必要な知識や技術を教えてくれる学校です。例えば大学、短大、専門学校のことです。

このグループの合格率は72.3%でした。

養成施設ルート(留学生を除いた受験者)について

養成施設ルート(留学生を除いた受験者)は、養成施設ルート(全体)の中で留学生以外の人が受験した場合の合格率です。

このグループの合格率は93.1%でした。とても高い数字ですね。

日本人が養成施設でしっかり勉強したなら、国家試験に一発合格できる可能性が高いということです。

養成施設ルート(留学生受験者)について

養成施設ルート(留学生受験者)は、養成施設ルート(全体)の中で留学生が受験した場合の合格率です。

このグループの一発合格率は30.0%でした。けっこう低い数字ですね。

留学生は日本語や日本の制度に不慣れなことが多いので、国家試験が難しく感じるかもしれません。

福祉系高校ルートについて

福祉系高校ルートは、介護や福祉を学べる指定の高校で勉強した人が受験した場合の一発合格率です。

このグループの合格率は90.4%でした。とても高い数字ですね。

最後に 平均合格率と一発合格率の差

第34回 介護福祉士国家試験
一発合格率 77.2%
平均合格率 72.3%

介護福祉士の国家試験は、一発合格率が平均合格率より約5%高いということがわかりました!
≫参考:厚生労働省HP 第34回介護福祉士国家試験合格発表

だからといって気を抜かないでくださいね。一発合格を目指しましょう!

学校別の合格率を知りたい方は「第34回介護福祉士国家試験合格率ランキング【学校・高校・大学別】」もご覧下さいね!

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