介護福祉士

【現役が発表】介護福祉士おすすめ転職サイト&エージェントTOP3

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人間関係がしんどい。転職しようかなぁ・・・。でも転職サイトは怪しいし、うさんくさい。やりがいも収入もUPする転職をしたいなぁ。

こうした思いの方へ。

この記事の内容
  1. まずは福祉職公務員を検討しよう
  2. 民間求人なら「福祉人材センター・バンク」
  3. 【ここがダメ!】おすすめしない転職サイト・転職エージェント10選
  4. 転職サイト・転職エージェントのおすすめは?

私は福祉現場の経験10年超。転職回数は2回で、パワハラ遭遇率高めです(汗)

まず、この記事の結論です。

結論

  1. まずは介護福祉士の公務員を探して欲しい!
  2. 民間求人を探すなら福祉人材センター・バンク
  3. 転職エージェントはマイナビ介護職がベスト
  4. 併用するならカイゴジョブエージェント
  5. 求人を漏れなく探したいならジョブメドレーにも登録

フローチャートだとこうなります。

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こうなる理由を解説していきます。

【現役が発表】介護福祉士おすすめ転職サイト&エージェントTOP3

転職エージェントとか転職サイトって怪しくないですか・・・?

私は転職サイトや転職エージェントを使うのに抵抗があります

理由は、求人票のアピールがあやしいから・・・。

例えば

「プライベートと両立できます」
「休暇を取りやすいです」
「残業はほぼ無いです」
「一緒に喜びあえる雰囲気です」
「完全週休二日制」

など、良いことばかりアピールされていますよね。

だからこそ逆に、「本当に・・・?」とうさん臭く感じてしまうのです。

そうした求人をあつかう転職サイトって、何だか怪しい気がしてしまう・・・。
まあ、ハローワークも同じなんですけどね。

実際、介護福祉士はどんな方法で転職しているのか?

民間の職業紹介で転職する人はランキング3位で約21%です。
(詳しくは「介護福祉士の就職・転職方法ランキングTOP10【公式調査より】」で解説してます)

ランキング1位は「友人・知人からの紹介」で約28%。
かく言う私の就職・転職もコネなどをつかっての形でした。

なので、私にとって転職サイト・エージェントは未知の領域。

「ブラック職場を紹介されないだろうか・・・?」と不安の目で見てしまいます。

知り合いの紹介による就職・転職だからと言って、ホワイトな職場で働ける保証は無いです。事実、私はパワハラに2~3回は遭遇しています。パワハラを受けやすいタイプなのかもしれませんが・・・(泣)

介護福祉士さんから「転職したい」と相談されたら

もし家族や親友から「介護福祉士として転職したいんだけど・・・」と相談されたら、

ひとまず介護福祉士の公務員を探してみようよ」と言います。

だって、転職サイトや転職エージェントを使っても、ブラック職場にあたるかもしれないし。

職場の人間関係も、実際に入ってみないとわからないことが多いと思うんですね。

でも、公務員の職場ならブラックにはなってないんじゃない?って思うんです。

例えば、収入は民間よりも良いので生活は安定しますよね。

介護福祉士の平均年収は約292万ですが、
(参考:令和2年度介護福祉士就労状況調査

公務員の給料は公務員給与規定に基づいてもらえるし、ちゃんと昇給するシステムです。

福祉職公務員の平均年収は約540万円もあります。
(参考:令和3年地方公務員給与実態調査

それに、公務員職場なのにサービス残業だらけだとすれば、メディアで叩かれますね

公務員に対する日本社会の目は厳しいです。
だから、クリーンになってないとメディアにリークされて是正されやすい。

パワハラだって、すぐに問題になってニュースになっていますので。

介護福祉士公務員の全国の試験情報は「KoumuWIN! 介護福祉士の公務員試験日程一覧」からチェックできます。

公立の病院や特養などでの募集がありますね。
介護福祉士という国家資格があるからこそ応募できる、いわば特権なのです。

でも介護福祉士の公務員って求人あるん?競争激しいんちゃう?

確かに、介護福祉士の公務員は、採用枠は少ないし、競争率も高いでしょう。

現実的に考えて、誰もが就職できるとは言えません・・・。

だからと言って大切な人に、いきなり民間の転職サイト・エージェントをすすめる気にはなれないです。

信頼できないかもしれないし、求人票はキレイごとを言ってるだけかもしれないから。

なので、「まずは介護福祉士の公務員を探してみようよ」と言いたくなります。

もしあなたが介護福祉士の公務員だけを目指すなら、民間の転職サイト・エージェントは使わなくてOKです。

民間へ転職するならまず「福祉人材センター・バンク」

と言っても、

  1. 民間で働きたい
  2. パートで働きたいから公務員はちょっと・・・
  3. 公務員に絞らず選びたい。選択肢は多い方が良い。
  4. 公務員試験に受かる自信が無い・・・

という方もいると思います。

私が介護福祉士公務員をご提案するのは、あくまで私の意見であって、やはり決定するのはご自身。

そこで、民間への転職をお考えなら、まずは社会福祉協議会による福祉人材センター・バンクへの登録をおすすめします。

いわば福祉職専用のハローワークです。
社会福祉士や精神保健福祉士も使えますね。

福祉現場で働く知人がハローワークに行ったら「福祉の仕事を探すなら福祉人材センターに行くと良いですよ」と紹介されたそうです。

半官半民の社会福祉協議会が行っているので、転職をムリにすすめられることは無いでしょう。

実際、介護福祉士の2.4%が福祉人材センター・バンクから転職しています。
(転職方法ランキング9位)

まだまだ知られていない転職方法ですが、徐々に広まっています。

ただし福祉人材センター・バンクにはデメリットもあります。

  1. 求人数は少なめ(介護福祉士求人は全国で約6,500件)
  2. 実際の窓口に行かないと教えてもらえない求人もある

このデメリットをご理解いただいたうえで、転職サイト・転職エージェントを検討してみるのをオススメします。

転職サイトと転職エージェントの違い

そもそも転職サイトと転職エージェントは何が違うのか?

仕事選び 給与交渉 応募書類 面接対策・調整
転職サイト 自分でする
転職エージェント アドバイザーがサポート・代行

要は転職エージェントの方が手厚い
転職アドバイザーなどの担当者がついてサポートしてくれます。

彼らの人件費は、求人募集をしている法人や職場が払っています。だから私たちは無料。
言い方は悪いですけど、遠慮なく利用すれば良いんですね。

いっぽう、転職サイトは自分でやるのがキホンです。
「全部自分でやりたい」「多くの求人を知っておきたい」という方なら転職サイト向きですね。

転職エージェントのメリット&デメリット

  1. 職場内の人間関係、雰囲気、評判など、一人では知ることが難しい情報も教えてくれる
  2. 高待遇をめざした待遇交渉をエージェントが代わりにしてくれる
  3. 転職への不安等を話せる。気づいていなかった自分の強みを発見できることも。
  1. 勧誘の連絡がわずらわしくなる可能性あり
  2. 対応エリアは転職サイトより狭い傾向

もしエージェントからの連絡が面倒になったら、メールやSMSでも良いのでお断りしておきましょう。

電話や対面で断るのって気を遣いますからね。

【ここがイマイチ!】おすすめしない転職サイト・転職エージェント10選

他サイトでよくおすすめされている介護福祉士の転職サイト・エージェントを調べてみました。

しかし、それぞれ以下の理由でオススメはできません。

転職サイト・
転職エージェント名
ここがイマイチ
介護ワーカー 転職エージェント。大手で求人数は多いが口コミが良くないのは玉にキズ。
個人的にはオススメ3位です。
きらケア介護派遣 2017年設立の新しい会社が運営
対応地域はまだ抜けがある
カイゴジョブ カイゴジョブは転職サイト版と転職エージェントがある。
こちらは転職サイト版。
クリックジョブ介護 20代~40代の女性に人気でLINEで転職相談できる
総求人数は15,000件程しかない
ミラクス介護 転職エージェントだが、介護福祉士求人は4,000件ほどで少なめ。
リクルートエージェント 大手リクルートが運営しているので信頼感・実績あるが
介護福祉士求人は1,000件に満たない。
かいご畑 コンテンツは面白いが求人数は1万件程しかない。
介護福祉士に絞った検索ができなかった。
リクナビNEXT 大手リクルートが運営しているので信頼感・実績あるが
介護福祉士求人は1,000件に満たない。
ジョブデポ介護 総求人数は18万件近いが介護福祉士求人は1万件ほどだけ
ココカイゴ転職  介護特化の転職サイト。
介護資格者によるサポートは魅力的だが、求人数は約1万しかない。

 

ハッキリ言って、介護福祉士の転職サイト&転職エージェントは充実しています。
社会福祉士や精神保健福祉士より市場規模が大きいんですね。

そこで、求人数、会社の信頼度、全国対応のレベル、口コミなどをふまえ、

家族・親友に安心してオススメできるものだけ残しました

残したものは、転職エージェントとしてはマイナビ介護職カイゴジョブエージェント

転職サイトとしてはジョブメドレーだけです。

おすすめできる転職エージェントは『マイナビ介護職』


出典:マイナビ介護職ホームページ

「これならオススメできる」と思えた転職エージェントはマイナビ介護職でした。

ただでさえ「怪しい」「うさんくさい」と感じる転職業界です。
大手の転職エージェントじゃないと不安です。

しかしマイナビ介護職なら安心感があります。以下が理由です。

マイナビ介護職なら安心と思った理由

  1. 就職・転職業界大手の福祉特化の転職エージェント
  2. 40年以上の実績
  3. 全国展開している大手
  4. ホームページがわかりやすく整っている(広告費をしっかり稼げてる)
  5. 介護福祉士の求人数が充実している

そして、マイナビ介護職のメリットは以下です。

マイナビ介護職のメリット

  1. 無料(求人側がお金を払ってる)
  2. 介護福祉士求人が圧倒的に多い(約45,000件+非公開求人)
  3. 応募するかは別にして、情報収集できる
  4. あなたに合った求人のお知らせが届く
  5. 給与交渉を代行してくれる
  6. 専任アドバイザーがつく
  7. 職場の離職率を教えてくれる
  8. 非公開求人を見れる
  9. 最新求人がメールで届く

ちなみに給与交渉してもらって給与が上がる場合があるということは、

転職サイトや福祉人材センター・バンクから給与交渉せずに就職すると損するかもしれません・・・。

しかし、マイナビ介護職にはデメリットもあります。

  1. すすめられる求人が絶対安心とは言えない
  2. キャリアアドバイザーと直接会える面接会場は全国21か所だが、遠いことも
  3. エージェントと相性が良いかわからない
  4. 求人メールが多すぎると感じるかも

もし連絡がしつこいと感じたり、退会したくなった時は、メールやSMSメッセージを送ればOKです。

直接断るのって、気が引けますもんね・・・。

転職活動は面接会場に行かなくても、電話やメールで進められるようですが

マイナビ介護職の得意エリアは↓の範囲です。

マイナビ介護職の得意エリア北海道・宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・岡山・福岡

友人が登録するのを見てみた

友人が登録するというので、隣で見てみました。

ほんとにカンタンに登録できていました。1分足らず。
(住所、電話番号、転職希望時期などの入力)

登録後、↓のように今後の流れが案内されます。わかりやすいですね。


抜粋:マイナビ介護職HP

「キャリアアドバイザー」は何かというと、

キャリアアドバイザーは、各地の医療機関や施設に精通した福祉・介護職の専門家です。あなたの希望・強み・適性を把握した上で、ご希望にマッチした転職先のご紹介はもちろん、面接対策や書類の添削などご入社までの総合的なサポートをいたします。
引用元:マイナビ介護職HP

とのこと。この業界に精通してくれているのは安心ではあります。

利用価値という意味で考えると、
給与UPの交渉をしてくれるのは民間の転職エージェントならではでしょう。

マイナビ介護職の口コミ

否定的なツイートを見つけるのが難しいくらい、マイナビ介護職は肯定的な口コミばかりでした。

もう1つ使うなら『カイゴジョブエージェント』

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ちまたでは転職エージェントの併用がオススメされていますけど、連絡したりといった対応をすることになるので、個人的には1つでおなか一杯です。

でも「1つだと不安」「好条件な求人を逃したくない」「マイナビ介護職とは相性が良くない」といった方は、転職エージェントをもう1つ検討しても良いと思います。

そうした方へオススメできるのは転職エージェントの『カイゴジョブエージェント』です。
※同じ会社が『カイゴジョブ』も運営していますが、こちらは転職サイトなのでご注意を。

カイゴジョブエージェントなら安心と思った理由

  1. 就職・転職業界大手の福祉特化の転職エージェント
  2. 20年以上の実績
  3. 全国展開している大手(プライム市場の上場企業)
  4. ホームページがわかりやすく整っている(広告費をしっかり稼げてる)
  5. 介護福祉士の求人数が充実している

カイゴジョブエージェントは介護や看護業界で様々な事業を行っている(株)エス・エム・エスが運営しています。

同社の事業は例えば以下のとおり

  • ケアマネジャー向け人材紹介「ケア人材バンク」
  • ケアマネジャー向けコミュニティ「ケアマネドットコム」
  • 中小介護事業者向け介護保険請求ソフト「カイポケ」
  • 高齢者向け住宅紹介サービス「かいごDB」
  • 介護で悩む人向けコミュニティ「安心介護」

とても介護業界に精通している企業なんですね。

そして、カイゴジョブエージェントのメリットは以下です。

マイナビ介護職のメリット

  1. 無料(求人側がお金を払ってる)
  2. 介護福祉士求人が圧倒的に多い(約49,000件+非公開求人)
  3. 応募するかは別にして、情報収集できる
  4. あなたに合った求人のお知らせが届く
  5. 給与交渉を代行してくれる
  6. 専任アドバイザーがつく
  7. 職場の離職率を教えてくれる
  8. 非公開求人を見れる
  9. 最新求人がメールで届く

もちろんデメリットもあります。

  1. すすめられる求人が絶対安心とは言えない
  2. エージェントと相性が良いかわからない
  3. 求人メールが多すぎると感じるかも

マイナビ介護職と似てる?

ハッキリ言って、カイゴジョブエージェントはマイナビ介護職にさほど劣るわけではありません。

いずれも求人数が多く、全国規模の大手です。

強いて言うなら、実績はマイナビ介護職の方が長く、口コミもマイナビ介護職の方が良いです。

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引用元:カイゴジョブエージェント登録画面より

カイゴジョブエージェントの口コミ

カイゴジョブエージェントの良くない口コミとして多いのは「連絡がしつこい」ということ。

これは転職エージェントの宿命だと思うので、いらなくなったらSMSやメールでキッパリお断りしましょう。

求人をもれなくチェックしたいなら『ジョブメドレー』にも登録

転職サイトって複数登録がキホンなんやろ?

絶対じゃない。メリットはあるけど疲れないようにね。

転職サイトは自分のペースで求人を探すので、負担なく使いやすいです。

と言っても、メールがじゃんじゃん送られてきたら「わけわからん!」ってなると思うので、ジョブメドレーだけで十分と思います。

ジョブメドレーのメリット・デメリットは次のとおりです。

ジョブメドレーのメリット

  1. 医療分野の求人を探しやすい
  2. 日本最大級の医療介護の転職サイトで安心感がある
  3. 自分のペースで仕事を探しやすい
  4. 運営は(株)メドレー 東証プライム市場上場

ジョブメドレーは転職サイトですから、「求人を探すだけ」という使い方です。

ジョブメドレーのデメリット

  1. 転職サイトなので、自分で求人選択、面接調整・対策などをしないといけない
  2. 職場の内情・評価がわからない
  3. 給与交渉の代行がない

デメリットはありますが、最大のメリットは圧倒的求人数(約84,000件)です。

ジョブメドレーは好条件な求人を逃したくない、もれなくチェックしておきたいという方は登録しておいて良いと思います。

ジョブメドレーの口コミ

最後に

最後にもういちど結論です。

結論

  1. まずは介護福祉士の公務員を探して欲しい!
  2. 民間求人を探すなら福祉人材センター・バンク
  3. 転職エージェントはマイナビ介護職がベスト
  4. 併用するならカイゴジョブエージェント
  5. 求人を漏れなく探したいならジョブメドレーにも登録

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じつは私も福祉職として2回転職していまして、こちらの「『転職=人生戦略』私が2回転職した理由|仕事しながら転職活動すべし」にわたしの体験や転職の仕方をまとめてあります。

「石の上に3年」というコトワザがありますが、今は昔の話ですね。

世界スタンダードでは転職してステップアップしていきます。

特に介護福祉士の強みは、ノウハウを次の現場へ持ち越しやすい点ではないでしょうか?

転職活動はしてみたけど「やっぱり転職しない」という使い方もOKでしょう。

「良い条件の求人があった時だけ転職する」という考え方で良いんですね。

私は転職したことに後悔はありません。

あなたもどうか後悔の無いように、頑張ってくださいね!

この記事を書いた人

社会福祉士&精神保健福祉士|大学受験失敗 → 浪人・転向 → 国家資格ダブル合格 → 就職 → パワハラ遭遇 → 転職 → 福祉現場で10年超
現職で働きながらブログ書く日々3年|月6万PV|妻と猫が大切

詳細プロフィールはこちら

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しゃふくさん

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