【辞めたい!】介護福祉士が転職&退職した理由ランキングTOP13

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あなたは今の仕事に満足していますか?

介護福祉士は大変な仕事です。人間関係や給料、体力やメンタルなど、悩むことが多いですよね。

「もう辞めたい!」と思ったことはありませんか?

実は、介護福祉士の約4割が転職や退職をしています。その理由は何でしょうか?

介護福祉士582,319人のうち、242,944人が退職・転職経験あり

国家試験の実施機関が行った調査によると、以下のようなランキングになっています。
≫参考:介護福祉士 就労状況調査(令和2年度)

順位 転職・退職理由(複数回答式) 割合
1位 職場の雰囲気や人間関係に問題があった 40.4%
2位 心身の健康状態の不調 33.0%
3位 給与や賃金の水準に満足できなかった 31.6%
4位 法人・会社の理念や方針に共感できなかった 26.2%
5位 勤務形態が希望に沿わなかった 23.3%
6位 やりたい仕事ができなかった 19.3%
7位 より魅力的な職場が見つかった 18.8%
8位 将来のキャリアアップが見込めなかった 18.1%
9位 転居(家族の転勤等を含む) 10.1%
10位 育児や介護の支援が得られなかった 7.4%
11位 人員整理、退職勧奨、法人解散等 6.5%
12位 副業・兼業ができなかった 2.9%
13位 起業・開業 2.1%

わたしは10年以上、社会福祉士・精神保健福祉士として様々な現場で働いてきました。介護福祉士さんと関わることもあり、当サイトでまとめています。

では、辞めた理由の上位3位や、今後の対策について話していきますね。

【辞めたい!】介護福祉士が転職&退職した理由ランキングTOP13

3位 給与や賃金の水準に満足できなかった 31.6%

介護福祉士(常勤)の平均給与は約33万。平均年収は約394万です。

これって多いのでしょうか?

他の資格と比べると、このようになっています↓

この実態を不満に感じる方が、約3割ということですね。

給料を上げるには、給料の高い職場へ転職する方法があります。介護福祉士の年収の高い職場はこちらの記事からわかります。

第2位 心身の健康状態の不調 33.0%

体調やメンタルが悪くなって辞めた人は、若い女性に多いようです。メンタルの問題が多いのでしょうね。

私も福祉の仕事を10年以上してきましたが、「病むんじゃないか?」と辛い時期はありました。

運動したり、本を読んで体に良い習慣をつけたり、考え方を変えたり、いろんな対策をしてきました。

私が実践している方法は下記の記事にまとめました。介護福祉士さんにも役立つはずです↓

1位 職場の雰囲気や人間関係に問題があった 40.4%

転職・退職理由の4割を占めるのが、人間関係です。

福祉の人って優しい人ばっかりじゃないの?

そんなことないよ。他の仕事と同じで、色々な人がいるんだよ。

人間関係に問題があるのは、どこの職場でもあることですね・・・。

好き嫌いや相性もありますし、人間関係が苦手な人もいます。これは福祉の仕事をする人も同じですね。

私も「福祉をする人なら、優しい人が多くて人間関係も良いはず!」と思っていたこともありましたが、違いました。

実際は、人間関係に問題の無い職場で働いたことはありません・・・。(他の機関との人間関係に問題があることもよくあります)

例えば、ベテランの人が「主ヌシ」や「お局様」となって、他の人を支配していることもあります。反抗すると大変な目にあいますよ。(笑)

論理的に正しいかどうかではなく、偉い人が言った意見が通るってのも、現場あるあるではないでしょうか?

ちなみに介護福祉士の男女比は男1:女4です。女性との人間関係が苦手だと、介護福祉士の業界は辛いかもしれませんね。こちらの記事に、対処法をまとめてあります。

しかし、どうにもならない人間関係の職場もありますから、転職するのも潔しです。

転職した後も人生は続きます。悪いことでもそれで終わりでもなく、新たなスタートです。

昔の日本では「忍耐」や「継続」を重んじられていましたが、今の時代は「変化への対応」でしょう。

急激に世の中が変わり、価値観も多様化しています。生活様式も大きく変わりました。

このような時代ですから、柔軟に変化していくことが大切だと思いますね。

最後に

順位 転職・退職理由(複数回答式) 割合
1位 職場の雰囲気や人間関係に問題があった 40.4%
2位 心身の健康状態の不調 33.0%
3位 給与や賃金の水準に満足できなかった 31.6%
4位 法人・会社の理念や方針に共感できなかった 26.2%
5位 勤務形態が希望に沿わなかった 23.3%
6位 やりたい仕事ができなかった 19.3%
7位 より魅力的な職場が見つかった 18.8%
8位 将来のキャリアアップが見込めなかった 18.1%
9位 転居(家族の転勤等を含む) 10.1%
10位 育児や介護の支援が得られなかった 7.4%
11位 人員整理、退職勧奨、法人解散等 6.5%
12位 副業・兼業ができなかった 2.9%
13位 起業・開業 2.1%

このランキングを見て、あなたはどう思いましたか?

あなたも同じ理由で辞めたいと思っているかもしれませんね。

でも、辞める前に考えておきたいことがあります。

それは、次に何をするかです。

辞めても次の仕事が見つからなければ困りますよね。また、同じような仕事をするとしたら、同じような悩みに直面する可能性もあります。

だから、辞めると決めたら、次の一歩をしっかり考えましょう。

次の一歩とは何でしょうか?

それは人それぞれですが、以下のような選択肢があります。

 辞めてからどうするか?

  • 他の職場に転職する
  • 他の資格を取ってスキルアップする
  • 他の業界に転向する
  • 副業や兼業を始める
  • 起業や開業を目指す

どれもメリットとデメリットがあります。あなたに合ったものを選ぶことが大切ですね。

そのためには、情報収集や相談が必要です。

情報収集はネットや本でできます。例えば、このブログでは介護福祉士に関するさまざまな情報を発信しています。

例えば、他の資格を取ってスキルアップしたい方は、介護福祉士さんが他にもつ資格ランキングをこちらの記事からチェックできます。これを参考に取る資格を選ぶことができるでしょう。

相談は友人や家族だけでなく、専門家にもしてみましょう。例えば、転職エージェントやキャリアカウンセラーです。彼らは介護業界の動向や求人情報を知っていますし、あなたの適性や希望に合わせてアドバイスしてくれます。

私も社会福祉士兼精神保健福祉士として働きながらブログを書いています。私自身も転職した経験がありますし、介護福祉士さんと関わることもあります。だからこそ、あなたを応援したいと思っています。

介護福祉士は素晴らしい仕事です。でも、それだけでは生きていけません。あなた自身の幸せも大切してくださいね。

だから、辞めることを過度に恐れずに、次の一歩を踏み出してください。このブログはあなたの味方です。頑張ってくださいね!

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