
介護福祉士のみんなはどうやって仕事を探してるの?転職するときは?
こんなことを知りたい方におすすめです。
介護福祉士が仕事を探したり、転職した方法のランキングTOP10【公式調査の結果】

私は社会福祉士・精神保健福祉士として働いています。現場での経験は10年以上です。介護福祉士さんのことが気になって調べてみました。
この記事の情報はこちらから取りました。
- 参照データ 令和2年度 介護福祉士 就労状況調査
- 調査機関 (公財)社会福祉振興・試験センター(国家試験の実施機関)
- 調査回答者 介護福祉士約58万人(全体175万人のうち約33%)
この調査の結果をランキングにしてみました。どんな方法が多いか見てみましょう!
発表!介護福祉士が就職&転職した方法ランキング10|公式調査より
順位 | 就職・転職方法 | 割合 |
1位 | 友人・知人からの紹介 | 28.6% |
2位 | ハローワークの無料職業紹介 | 24.2% |
3位 | 民間の職業紹介、就職情報誌 求人チラシ、求人情報サイト等 | 21.3% |
4位 | その他 | 11.0% |
5位 | 学校・養成施設等での進路指導 | 7.3% |
6位 | 実習・施設見学・ボランティア | 5.1% |
7位 | 前の職場からの紹介 | 3.4% |
8位 | 法人・会社の求人(就職説明会等) | 3.4% |
9位 | 福祉人材センターの無料職業紹介 | 2.4% |
10位 | 行政広報誌(区報・市報等) | 2.3% |
10位 行政広報誌(区報・市報等) 2.3%
広報誌というのは都道府県や市区町村などが出す新聞みたいなものですね。
こちらで検索すると、あなたの住んでいるところの広報誌が見つかるかもしれません(出していないところもあります)
広報誌には求人が載っていることもあるので、そこから介護福祉士さんが求人を見つけて、就職したり転職していることがあるんですね。
9位 福祉人材センターの無料職業紹介 2.4%
福祉人材センターというのは、社会福祉協議会がやっているハローワークの福祉版みたいなものです。
まだあまり知られていないですが、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の求人などを扱っているので、福祉の仕事をする人には便利なところです。
社会福祉協議会は『福祉の就職総合フェア』というイベントも開いていますし、サイトからも情報を見ることができます。
試しに、全国の介護福祉士さんの求人を検索してみました。
調べた日 | 介護福祉士関連の求人数 |
2022年10月9日 | 6,003件 |
2023年5月7日 | 5,248件 |
だいたい約6千件の介護福祉士の求人を扱っていますね。
福祉人材センターは半官半民の社会福祉協議会がやっていますし、民間の求人サイトなどが心配な方にはおすすめです。
8位 法人・会社の求人(就職説明会等) 3.4%
働きたい法人や会社の求人に直接応募したり、社会福祉協議会が開く『福祉の就職総合フェア』などを通して見つけた方法ですね。
全国の介護・福祉の職場説明会は「合説どっとこむ」でまとめて見ることができます。
7位 前の職場からの紹介 3.4%
友だちや知り合いと同じように、コネで仕事を見つけた方法ですね。天下りとかも入っているのでしょうか?
6位 実習・施設見学・ボランティア 5.1%
面接で初めて会うのではなく、実習や見学やボランティアで自分のことを知ってもらえているので、相性が合わないということが少なそうですね。
私も学生のときにボランティアをしていたところからお声がけいただいたことがあります。
転職するときは実習やボランティアをする時間や気力がなかなか取れないでしょうけど、見学ならできるかもしれません。
気になる職場があれば見学してみるのもいいかもしれませんね!それで就職・転職につながるかもしれません。
5位 学校・養成施設等での進路指導 7.3%
介護福祉士を取るべく通った学校・養成施設等の進路指導で求人を教えてもらって、就職・転職する方法でありましょう。
進路指導では、学校・養成施設から学生が毎年就職している職場の情報をあつかっていることが多いですね。
私も学生時代に進路指導から求人情報を教えてもらったことがあります。結局は違うところへ就職しましたが、履歴書の書き方や面接対策ではお世話になりました。
4位 その他 11.0%
その他って何でしょう?
よくわかりませんが、11%もあるんですね。介護福祉士さんの仕事を探したり、転職したりする方法はいろいろあるんですね。
3位 民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等 21.3%
介護福祉士さんの求人サイトや転職エージェントはたくさんありますよね。
ぶっちゃけ、社会福祉士や精神保健福祉士よりも、介護福祉士向けのサイトが多いんです。なので使い勝手も良い。
でも、どれがいいか迷ってしまいますね。私が使うならこの3つというテーマで選んでみました。参考にしてみてくださいね!
2位 ハローワークの無料職業紹介 24.2%
ハローワークは介護福祉士の求人も扱っています。国がやっている公的な機関で、無料で利用できるので、気軽に行けますね。
また、ハローワークには相談員もいますので、仕事探しや転職について相談することもできます。(ただし介護業界に精通しているわけではない)
ハローワークのサイトからも求人を検索できます。試しに全国の介護福祉士さんの求人を検索してみると約6万件が出てきました。(2023年5月7日現在)
1位 友人・知人からの紹介 28.6%
一番多かった方法は、友だちや知り合いから仕事の情報を教えてもらった方法です。約3割もあるんですね。
友だちや知り合いは自分と同じ業界や職種で働いていることが多いですし、自分に合った仕事を紹介してくれることが多いでしょう。
また、友だちや知り合いから教えてもらった職場では、すでに顔見知りの人がいるので、入社後も馴染みやすいかもしれません。
友だちや知り合いから仕事の情報を教えてもらうには、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
SNSやメールなどで連絡を取ったり、飲み会や勉強会などに参加したりしてみましょう。
ただし、友人・知人の紹介だからと言って良い職場で働ける保証はありません。相性もありますからね!
「紹介だから安心」と盲信はせず、雇用条件や職場の雰囲気など、よくチェックしましょうね!
最後に
以上が介護福祉士さんが就職したり、転職した方法のランキングTOP10でした。公式調査の結果をもとに作ったランキングなので、信頼性は高いと思います。
順位 | 就職・転職方法 | 割合 |
1位 | 友人・知人からの紹介 | 28.6% |
2位 | ハローワークの無料職業紹介 | 24.2% |
3位 | 民間の職業紹介、就職情報誌 求人チラシ、求人情報サイト等 | 21.3% |
4位 | その他 | 11.0% |
5位 | 学校・養成施設等での進路指導 | 7.3% |
6位 | 実習・施設見学・ボランティア | 5.1% |
7位 | 前の職場からの紹介 | 3.4% |
8位 | 法人・会社の求人(就職説明会等) | 3.4% |
9位 | 福祉人材センターの無料職業紹介 | 2.4% |
10位 | 行政広報誌(区報・市報等) | 2.3% |
あなたはどんな方法で仕事を探したり、転職したりしますか?自分に合った方法を見つけることができるといいですね。
介護福祉士は、高齢の方や障害のある方などの生活を支える大切な仕事をしています。仕事は大変ですが、やりがいもありますね。
あなたにとって、働きやすくて楽しい職場が見つかることを願っています。
この記事が参考になったら嬉しいです。それではまた!
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