
社会福祉士や精神保健福祉士って、スカウトされることはあるの?
転職市場の話になると、どうしても
「自分から探す」「応募する」
というイメージが強いですよね。
ですが、実は社会福祉士・精神保健福祉士でもスカウトされるケースはあります。
私自身、これまでの仕事の中で、実際にそうした場面をいくつも目にしてきました。
この記事では、
どんなルートでスカウトが起こるのか
そして、どう受け止めるのが現実的なのか
を、ソーシャルワーカー目線で整理していきます。
社会福祉士・精神保健福祉士でもスカウトは「現実にある」
結論から言うと、
社会福祉士・精神保健福祉士がスカウトされることは、珍しくはないが、誰にでも起こるわけではない
というのが実感です。
いわゆる「引き抜き」に近い形もあれば、
サービス上のスカウト機能を通じたものもあります。
理由①|人づての「引き抜き」は実際に存在する
私が見てきた中で多いのは、
すでに仕事関係でつながりのある人から声がかかるケースです。
- 他法人で働いている知人
- 以前一緒に仕事をした同業者
- 新規事業や法人立ち上げに関わる人
「あの人、仕事ができるよね」
「一緒にやってほしい」
こうした評価の積み重ねが、結果的にスカウトにつながります。
特に印象としては、
20代後半〜40歳前後
このあたりの世代で見かけることが多いです。
理由②|公的サービスのスカウト機能もある
人間関係だけではありません。
もう一つのルートが、公的な仕組みを使ったスカウトです。
代表的なのが、社会福祉協議会が運営する「福祉のお仕事」。
ここには、
求人側から連絡が来るスカウト機能があります。
スカウト機能をご利用いただくことで、求人事業所からマイページ上で個別にスカウトを受けることができます。(サービスを実施するセンター・バンクに登録し、スカウトをご希望の場合のみ。)※一部実施していない福祉人材センター・バンクがあります。
引用元:福祉のお仕事HP
公的サービスならではの特徴
- 社会福祉協議会運営という安心感
- 営業色が強くない
- ガツガツした勧誘が少ない
一方で、
- 求人精査の厳密さはどうか
- 転職後のフォローは十分か
といった不安が残るのも正直なところです。
これは民間でも同じですが、
「安心感がある=万能」ではない
という点は押さえておく必要があります。
理由③|転職エージェント経由のスカウト
もちろん、転職エージェントもスカウトの選択肢です。
こちらは完全に民間企業が運営しているため、
- 求人数が多い
- 選択肢が広がる
- 条件交渉を任せやすい
といったメリットがあります。
ただし、すべての人に勧めたいわけではありません。
私自身、距離を取りながら情報として使っています。
その前提で、転職を考え始めた社会福祉士・精神保健福祉士・ソーシャルワーカーの方向けに、情報を整理した記事を別でまとめています。
興味がある方だけ、必要なところを拾ってもらえれば十分です。
▶社会福祉士・精神保健福祉士・ソーシャルワーカー向け転職情報の整理記事
≫ソーシャルワーカーの転職ガイド|社会福祉士・精神保健福祉士が職場を選ぶときに考えること
スカウトは「うれしい」、でも浮かれすぎない
正直な話、
スカウトされると、かなりうれしいはず。
- 自分の仕事が評価された気がする
- 専門性を認められたように感じる
- 少し誇らしい気持ちになる
これは自然な感情だと思います。
ただし、ここで大事なのは、
スカウト=良い職場が保証されているわけではない
という点です。
スカウトを受けたときに見るべきポイント
もし社会福祉士・精神保健福祉士としてスカウトを受けたら、
私は次の点を必ず確認します。
チェックしたいこと
- 給料・昇給の仕組み
- 実際に何をする仕事なのか
- 声をかけてきた人だけでなく職場全体の雰囲気
- 人間関係の空気感
私たちの仕事は、
一人では完結しない仕事です。
どれだけ条件が良くても、
人間関係でつまずくと本当にしんどくなります。
注意点|「気分の良さ」だけで決めない
スカウトには、
優越感や高揚感がつきものです。
ですが、
その一瞬の気分だけで動かないこと
これが一番大事です。
不確定要素はどうしても残りますが、
それでもできる限り情報を集め、見極めてから判断する。
これは、転職でも、スカウトでも変わりません。
実際に、私の友人はスカウトを受け、新規事業の立ち上げに加わる形で転職したことがあります。
しかし、ほどなくして経営が立ち行かなくなり、給料の未払いなどの問題が発生。
最終的には、仕事そのものを失う結果になってしまいました。
まとめ|スカウトは「自分の仕事が認められた証」
最後に。
社会福祉士・精神保健福祉士のスカウトは、
- 誰にでも起こるわけではない
- でも、現実として存在する
- これまでの仕事の積み重ねの結果
であることは間違いありません。
もし声がかかったら、
一度立ち止まって、冷静に考える。
それくらいの距離感で向き合うのが、
ソーシャルワーカーとしてはちょうどいいと、私は思います。


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