どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
- 社会福祉士の平均年収は?
- 給料はどれくらい?
今回はこのようなギモンのある方に向けた内容です。
社会福祉士になろうかどうか迷っている方や、学生の方にとっては社会福祉士の収入は気になるハナシだと思います。
じつは、わたし自身の学生の頃を思い返してみると・・・
収入よりやりがいが大切でしょ!
と意気込んでいました(苦笑)
けれど、年々感じるのは「収入も大切」ということですね。
結婚したい、家族をもちたい、と考えたとき、「不自由なく過ごしてもらいたい」と思うと、どうしてもお金が必要になってしまいます。
そこで今回は、最新の調査結果をもとに社会福祉士の年収をご紹介。データ根拠は社会福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)。
あの国家試験をとりまとめている公益財団法人社会福祉振興・試験センターの調査で、なんと社会福祉士約10万人からの回答がまとめられています!
社会福祉士10万人というと、社会福祉士全体の約5割。統計的にみてもデータ信頼性はかなり高いです。
ではまいりましょう!
【現役解説】社会福祉士の平均給料・年収はいくら?【最新調査より】
さっそく結論。社会福祉士の全体平均年収は403万円でした。平成27年度調査のときと比べてみると・・・
参考:社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果(平成27年度)、社会福祉士就労状況調査結果(令和2年度)
社会福祉士の平均年収は、5年間で26万円UPしていました!
上がっとる!うれしー!
「もしかして社会福祉士の待遇が良くなった?嬉しい!!」
・・・と思いましたが、「ちょっと待てよ?」と調べてみると、そう手放しに喜べないことがわかりました。
理由は、世の平均年収も上がっているからです。
世間の年収変化
国税庁の民間給与実態統計調査とくらべてみると
2014年 | 2019年 | |
社会福祉士の平均年収 | 377万 | 403万 |
世間の平均年収 | 415万 | 436万 |
参考:国税庁民間給与実態統計調査(2014年)、国税庁民間給与実態統計調査(2019年)
ちゃっかり、世の平均年収も21万円上がっています。
え~ 社会福祉士だけちゃうんか・・・
・・・とはいえ、社会福祉士の平均年収の上げ幅の方が大きいです。
社会福祉士は26万円増で、世は21万円増。社会福祉士のほうが約5万円分多いですからね。
今回の調査結果は、社会福祉士にとって決して悪い結果ではないでしょう。
社会福祉士の平均給料・手取りは?
毎月の給料はどんくらい?
手取りも知りたい!
計算してみよう!
では、ボーナスが年間4か月ある場合で試算してみましょう。
403万円 ÷ ( 12(毎月の給料)+ 4(年間ボーナス)) = 251,875円
社会福祉士の平均給料は月25万円程です。
したがって、社会福祉士の毎月の手取り平均は月21万円程となります。(年齢、扶養不要人数等で変動します)
上記の手取りに加えて、ボーナス月にはボーナスが入るイメージですね。
社会福祉士は今の収入をどう感じているのか?【満足度は?】
じっさい、年収403万円ってどうなんやろ?
社会福祉士の収入満足度の調査を見てみよう!
今回の調査では「給与や賃金の水準」の満足度についても調査されています!
社会福祉士さんの今の収入の満足度(5段階評価)と平均年収が出されていますので、結果を勝手にグラフにしてみました。
そりゃそうよね~って感じかもしれません。やはり500万円ほどあれば満足感がある気がしますね・・・!
じつは、満足度はけっこう均等にバラついていました。
「普通」と感じている人は約3割。
「不満足」と「やや不満足」の方をあわせると約3割強。
「満足」と「やや満足」の方を合わせると、これも約3割強というぐあい。
それぞれを多いとみるか少ないとみるかは・・・皆さん次第です。
なお、社会福祉士の平均年収が403万円と言っても、結局は職場次第です。シビアですが・・・。
「じゃあ給料や年収の高い職場はどこ!?」と気になる方は、社会福祉士の給料・年収高い職場ランキングTOP42【最新公式調査より】もご参考くださいね。
転職をお考えの方は、社会福祉士10万人が答えた調査を元にまとめた「【最新調査】社会福祉士の就職・転職方法ランキングTOP10」で、意外な転職方法が見つかるかもしれません。
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