【発表】社会福祉士が年収600万円を超える方法5つ!【現役解説】

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社会福祉士で年収600万超えられる?独立以外の方法でめざす方法が知りたいなぁ。

こういった思いの方へ。

この記事の内容
  1. 年収600万以上の社会福祉士のリアル
  2. 社会福祉士が年収600万を超える方法5つ

わたしは社会福祉士・精神保健福祉士で、現場経験は10年超です。

まず結論。社会福祉士で年収600万を超える方法は次のとおりです。

年収600万を超える方法

  1. 保護観察所・地方更生保護委員会で働く
  2. 社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
  3. 経営者・施設長になる
  4. 福祉職公務員になる
  5. 副業する

ただし年収600万以上の社会福祉士は少ないです。

どれくらい少ないかというと、次のとおり

年収600万以上の社会福祉士の割合

  • 男性 21%
  • 女性 7%

この記事は次の公式調査を参照して書いています。

参照データ 社会福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)
調査機関  (公財)社会福祉振興・試験センター(国試の実施機関)
調査回答者 社会福祉士約10万人(全体の50%弱)

【発表】社会福祉士が年収600万円を超える方法5つ!【現役解説】

年収600万以上の社会福祉士の割合は?【男女別】

年収600万超えの社会福祉士割合を男女別にみてみましょう。

まずは男性から。

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社会福祉士男性で年収600万以上なのは21%

5人に1人なので頑張ればめざせそうですが、少ないっちゃ少ないです。

次に女性のほうを見てみましょう。

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女性で600万超えの社会福祉士は7%しかいません。

シビアですけどこれが現実です・・・。

年収600万以上の社会福祉士の割合は?【雇用形態別】

結果一覧です。

雇用形態 年収600万以上の割合
正規職員 13.7%
契約職員 2.0%
パートタイム職員 0.4%
派遣職員 2.6%

正規職員でようやく13.7%です。

年収600万以上をめざすなら正規職員が王道といえますね。

年収600万以上の社会福祉士の職場は?【2つだけ】

保護観察所・地方更生保護委員会

社会福祉士の職場別平均年収で600万以上なのは、「保護観察所・地方更生保護委員会」だけです。

職場 年収
保護観察所・地方更生保護委員会 638万円

こちらの「社会福祉士の給料・年収高い職場ランキングTOP42【最新公式調査より】」では「保護観察所・地方更生保護委員会」はランキング1位です。

保護観察所・地方更生保護委員会で働くには、保護観察官になると良いです。

ただし保護観察官になるには、国家公務員試験に合格しないといけないので難関です。

こちらは地方公務員試験の話ですが、私の合格体験をもとに勉強法をまとめてあります。
≫【合格者解説】福祉職の公務員試験|勉強法は?オススメ本&通信講座

社会福祉士養成関係の学校等

大学・専門学校などの社会福祉士養成施設で働けば、年収600万以上はわりと目指せます。

年齢 年収
(男性)
年収
(女性)
40代 623 509
50代 716 618
全体平均 600 494

40代~50代になれば年収600万が手に入りそうです。

もし今は難しくても、いずれは社会福祉士を養成する講師・教授を目指すというキャリアプランもありではないでしょうか?

ちなみに大学教授を目指すなら修士課程などを修了しないといけませんね。

通信で社会福祉学の修士号をとれる大学はこちらにまとめてあります。

社会福祉士で年収600万を超える方法

社会福祉士で年収600万超えるにはどうしたらいい?

次の方法のどれかなら600万を目指せるよ!

年収600万を超える方法

  1. 保護観察所・地方更生保護委員会で働く
  2. 社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
  3. 経営者・施設長になる
  4. 福祉職公務員になる
  5. 副収入を得る

①と②については解説済みなので、③~⑤を解説します。

経営者・施設長等になる

確実に年収600万以上というわけではないですけど、経営者・施設長は年収600万に近いです。

職位 平均年収
(万円)
経営者 549
施設長等 554

平均が550万くらいなら、年収600万を超えている人もいるでしょう。

「オレの職場の施設長はそんなにもらえない!」という悲鳴が聞こえてきそうですが・・・

とにかく収入が上がるのは確かでしょうし、施設長・経営者になって年収600万をめざすのも1つの道です。

福祉職公務員になる

社会福祉士で年収600万をめざすなら、おすすめの選択肢です。

社会福祉士公務員の平均年収はこちらの「【年144万円多い!】社会福祉士の公務員の平均年収・給料・手取り」で解説していますが、

平均年収は5,471,170円と出ています。

社会福祉士公務員の平均年収=約547万

これは平均値ですから、長く働いている人は年収600万を超えているでしょう。

でも試験が難しいから僕にはムリだ・・・

確かに公務員試験は難しいです。でも福祉職については近年は人物重視の傾向。倍率も低かったりします。穴場があったりするんですよね。

近年の公務員福祉職の事情はあまりよく知られていないからこそ、知った人にはチャンスです。詳しくはこちらにまとめました。
≫社会福祉士・精神保健福祉士は公務員試験受けないと損?【社会人向け】

副業する

社会福祉士の平均年収は403万円。実際は、300万代の方が多いと思います。

600万に届かない分は、副業で稼ごうという方法です。

社会福祉士らしい副業は、成年後見人ですね。高齢者、認知症の方が増える世の中ですから、成年後見人の需要は増しています

社会福祉士の成年後見人は、1ケースあたり年平均25万円ほどの報酬をもらうことができます。こちらで報道されていますね。

報酬額は家庭裁判所が決めるのですが、この決め方が今までは不透明で問題がありました。そこで、最高裁判所がメスを入れるべく実態調査にのりだしました。

成年後見人は、今、注目されていて整備がどんどん進んでいる業界なのです。

社会福祉士は一定要件をクリアすれば成年後見人になることができます。詳しくはこちらの記事で解説しています。

成年後見人以外にも副業はあります。リベラルアーツ大学の動画が役立ちますね。

そもそも副業ってやって良いのかな?ぼくの会社は禁止してるんだけど・・・

こうしたギモンや不安のある方は多いと思います。これもリベラルアーツ大学の動画が参考になるので、チェックしてみてくださいね。

最後に

社会福祉士で年収600万を超える人は少ないです。

でも、超えている人は確実にいます。調査結果が出てますからね。

年収600万を超える方法

  1. 保護観察所・地方更生保護委員会で働く
  2. 社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
  3. 経営者・施設長になる
  4. 福祉職公務員になる
  5. 副業する

あなたはどの方法で年収600万を達成しますか?

ちなみに、転職してめざす方法もあります。私も2回転職していますので、経験をこちらに書いています。
≫『転職=人生戦略』私が2回転職した理由|仕事しながら転職活動すべし

いずれは転職をお考えなら、【3つだけ!】社会福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェントで予習できるでしょう。

後悔の無いようにやっていきましょうね!

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