社会福祉士とか精神保健福祉士って、覚えにくくね?
き・・・きさま・・・。
気づいてしまったか・・・。
こんにちは!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
毎回記事かいてて思うんです。
「シャカイフクシシ」「セイシンホケンフクシシ」名前、ながいわー!って。
タイピングも手間です。社会福祉士は8文字、精神保健福祉士は11文字です。
わたしが資格をとった当初のこと。親に資格の名前を毎回つたえて、毎回忘れられてました。特に精神保健福祉士のほう!
お前も立派に仕事をしとるよな。
ええと確か、精神・・・保健士だったか?
いいかげん覚えてくれやオヤジ。
いや、わたしの親も親ですが、そもそも社会福祉士も精神保健福祉士も資格の名前が長くて覚えづらい!!仕事先で名刺交換して「社会福祉士の~」とか「精神保健福祉士の~」って言いつつ「資格名は言ってもたぶん忘れられるんだろうな…」なんて思いながらで、若干みじめさも感じるわけです。
この思い、社会福祉士や精神保健福祉士の方々ならわかってくださるでしょうか!?資格名、もう少しどうにかならんかったのでしょうか、お偉い先生方!
勝手ながら、より良い資格名がないか考えてみた記事にもなっています。
なのでこの記事は
・家族が資格名を覚えてくれない方
上記のような方が、共感したり息抜きできる内容になっています。ということで、他愛もないのに妙に熱量のある話を始めます!
社会福祉士も精神保健福祉士も名前を覚えてもらいにくい資格
どうして名前を覚えてもらいにくいのか?それゆえどんな問題が起きるのか?という話をしていきます。
文字数が多すぎて覚えにくい
くりかえしますが、社会福祉士は8文字、精神保健福祉士は11文字です。それと比べて、医師は2文字、看護師は4文字です!薬剤師は5文字、警官は4文字、教師は4文字です。
いやちょっとまてよ・・・作業療法士、理学療法士、臨床心理士はすべて9文字ですね。
それなら社会福祉士は8文字だしわりとマシじゃん?
バカモン!
比較のモンダイじゃあないんだ!
そうなんですよ!比較の問題ではないのです!かぴばらくんは比較しちゃいましたけど!
名称独占資格なのに名前を覚えてもらえないのは超デメリットな理由
そもそも、名前を覚えてもらいにくい資格というのは、それだけでデメリットだと思うんです。社会福祉士も精神保健福祉士も名称独占の資格。
つまり、資格を取ることで「社会福祉士の〇〇です。」とか「精神保健福祉士の〇〇です。」と言う権利があたえられるのです。
それなのに!
晴れて言えるようになった資格名を、人に覚えてもらえない・・・。残念としかいえません(笑)もっと言うと、社会福祉士と精神保健福祉士の認知度にも悪影響でしょう。
覚えてもらいにくいということは、それだけ認知されづらく、広まりにくい。
理想的な認知の広まり方は
「社会福祉士や精神保健福祉士という資格があって、そういう人たちはこういう仕事を得意としていて、現場に雇えばこんな効果が期待出来るらしいよ・・・!」「それなら雇いましょう!」
という展開ですが、なかなかないのでしょう。実際の世間では
ええと・・・なんだっけな?社会・・・なんとか士?っていうんだったか?
ウチの息子もやってるんだが、なんか良い仕事するらしい・・・。
???なんですか?それ。
みたいに出だしでつまづいてるんじゃないでしょうか。
要は、社会福祉士・精神保健福祉士が正当に評価されづらく、活躍場面が増えなかったり、報酬単価が伸びなかったりという悪影響になっているかもしれないということです。
マジカルナンバーは7±2
これはつまり、人間が一時的に記憶できるのは、7項目までということです。
こちらのサイトで詳しく解説されていますね。
こまかい理論ははぶきますが、とにもかくにも短い方が覚えやすいのです。8文字も11文字も多い。特に精神保健福祉士はダントツで多すぎます。
オレは覚えたで!
そりゃ自分の資格なんだから覚えられるだろ。
もちろん、覚えられる人は覚えられます。でもこれは、覚えられない人が何割いるか?という問題なのです。「覚えられる人なら覚えられる」ではなく、誰もが覚えやすい資格名のほうがメリットがあると思うんです。
じゃあどんな名前なら良いか?
ここでは勝手に資格名についてあれこれ言ってみます。
「社会福祉士」は無駄がない名前
残念ながら、社会福祉士はいじりようがないですね…。現場ではしゃふくって呼ばれたりするので、しゃふくは覚えやすい。4文字は最強です。わがブログタイトルの由来でもあります。
でも、「しゃふく」だけではなんのことか伝わらない。「社会」「福祉」「士」の3単語が合体した言葉。「福祉士」にしてしまうと、「介護福祉士」や「精神保健福祉士」と差別化できない。なので社会福祉士なのですね。
考えてみても、社会福祉士はいじりようがありませんね…。
偉い先生方、あれこれ言ってすみませんでした!
いじれへんのかーい!
今は思いつかないだけだ!
ナイスな名前を今後も考えるぞ!
「精神保健福祉士」はどうにかならないか?
「精神保健福祉士」という名前は、もう少しなんとかならないでしょうか?社会福祉士は、社会の福祉士。精神保健福祉士は、精神保健の福祉士ってことですね。精神の福祉士ならわかりますが、保健といわれても??
そう、私はこの「保健」という文字が本当にいるのか疑問なのです。「精神保健」とはどんな意味でしょうか?
(前略)「精神保健」はメンタル・ヘルスMental Healthで、人々の精神的健康を対象とする学問と実践活動を意味する。つまり、精神的健康の保持・増進を図るほか精神健康障害の予防と健康回復、精神障害の治療およびリハビリテーションを目的とするものである。(後略)
ほかにも詳しく説明されています。しっかり読めば読むほど、なるほど「精神保健」が正確な表現なのは理解できます。
ただし、くりかえしますが、正確さが優先されるがゆえに覚えにくいと申しあげたいです。
例えば、「精神福祉士」ではダメでしょうか?これなら8文字。
精神疾患や精神障がいの「精神」なのは伝わるはず。誤解なく正しく伝えようとすれば、文字数が多くなって分かりづらいのは資格名もブログも同じです。国の制度や法律が難解なのは、わかりやすさよりも正確性が最優先された結果です。資格名は正確性を最優先すべきでしょうか。
精神保健福祉士は正確な表現なのですが、実際の人の反応からみてわかりづらかったり、覚えにくいのは明らかと思います。そのデメリットをさしおいてでも、資格名の正確性を優先すべきなのかどうか…と感じるのです。
社会福祉士は「しゃふく」精神保健福祉士は「PSW」を活用しよう!
とはいえ、いまさら資格名をかえるわけにはいかないでしょう。かえって混乱するでしょう。なので、現場の私たちがどのようにして自分たちの資格名を覚えてもらう工夫をするかということです。
幸い、両資格には通り名があります。
- 社会福祉士 = しゃふく
- 精神保健福祉士 = PSW(ピーエスダブリュー)
です。PSWは精神保健福祉士の英語頭文字ですね。
Psychiatric Social Worker ⇒PSWというわけです。
社会福祉士の方々は、何とか覚えてもらえるでしょうけれど、もし名前を覚えてもらいにくいなら「しゃふくの〇〇です」って言って良いと思います。
精神保健福祉士の方々は、「PSWの○○です」で通せば覚えてもらいやすいでしょう。名刺にも精神保健福祉士(PSW)と表記した方が良いかもしれませんね。
以上、いろいろ好き放題いいました。
資格取得を目指す方々は、「社会福祉士や精神保健福祉士は名前を覚えてもらいにくい!」ということをおぼえておいてくださいね。
そして、社会福祉士や精神保健福祉士の方々。ここまで記事をよんでいただきありがとうございました。苦労をシェアできたものと思います(笑)
以上、【社会福祉士・精神保健福祉士あるある】資格名を忘れられる!という話題でした。
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