地域活動支援センターと就労継続支援の違いとは?【専門家解説】

知識・スキル

地域活動支援センターと就労継続支援事業所って何が違うん?

やってること一緒ちゃう?

鋭いな。
似てるのは地域活動支援センターⅢ型だ。

比較しながら違いを解説しよう。

こんにちは!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。

地域活動支援センターと就労継続支援は何が違うの?
やってること一緒なんじゃない?

そうしたギモンにお答えする記事です。

結論を先にいうと、就労継続支援と地域活動支援センター(Ⅲ型)は似ています。どういうことか?ポイントごとに比較して解説していきます。

さっそくまいりましょう!

地域活動支援センターと就労継続支援の違いとは?

就労継続支援は働く場

就労継続支援事業所は、障がいや難病のある方等が働く場というのがメインです。「作業所」と呼ばれたりします。

就労継続支援A型とB型の違い

A型とB型の2パターンに分かれており、一番の違いは雇用契約を結ぶかどうかです。

A型は雇用契約を結び、B型は雇用契約がありません。

就労継続支援
A型
  • 雇用契約あり
    ☞最低賃金保障あり
就労継続支援
B型
  • 雇用契約なし
    ☞最低賃金保障なし

雇用契約を結ぶかどうかは、工賃(賃金)の違いとなります。

就労継続支援A型について

おおざっぱに言うと、A型なら最低賃金が保障されるので、B型より賃金が高いです。

ただし、週5日通うことになるなど、負荷も高くなります。

就労継続支援B型について

B型は最低賃金をわってしまいます。1時間あたり数十円のところもあれば、300円程のところもあります。一か月通って1万円~2万円稼げたら良い方でしょう。

でも、週1日だけ通うことが許されるなど、自分のペースで通いやすい特徴があります。また、働くだけでなく、サロンのようにゆっくり過ごす使い方もあるのが実態です。

A型・B型、いずれの就労継続支援も働く場というのがメイン機能です。

地域活動支援センターは型によって違う

地域活動支援センターは制度上、3つの型にわかれています。型によって、活動が違います。下記表の機能強化事業を見比べると、活動に違いがあるとわかるはずです。

地域活動支援センター Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型
職員配置 3名以上(2名以上が常勤)

専門職員(精神保健福祉士等)を配置

3名以上(1名以上が常勤) 2名以上(1名は専任者)
基礎的事業 創作的活動や生産活動、地域にあわせた支援を行うこと 創作的活動や生産活動、地域にあわせた支援を行うこと 創作的活動や生産活動、地域にあわせた支援を行うこと
機能強化事業 ・相談支援事業
・地域住民のボランティア育成
・障がいについての普及啓発など
・機能訓練
・社会適応訓練
・入浴等のサービス
援護事業(小規模作業所)の実績が概ね5年以上あり、安定的に運営できていること。
実利用者数の想定 1日で概ね20名以上 1日で概ね15名以上 1日で概ね10名以上

就労継続支援と同じに見えるのは地域活動支援センターⅢ型

就労継続支援と同じように見えるのは、Ⅲ型の地域活動支援センターでしょう。

なぜなら、地域活動支援センターⅢ型は、もともとは小規模作業所(別名:無認可作業所、共同作業所、福祉作業所)とよばれた「作業所のことだからです。

小規模作業所は、障害者自立支援法以降、作業所の機能に合わせて、生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援A型・B型、地域活動支援センターなどの事業種別へ移行しているところが多いのです。

つまり、地域活動支援センターⅢ型は、もともと作業所なので、パッと見ると就労継続支援とやっていることが同じということです。

以上、地域活動支援センターと就労継続支援の違いとは?という話題でした。

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