『DIE WITH ZERO』に学ぶ:今を生きるためのお金の使い方

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今はガマン!節約こそ命!

節約も大切だけど、今しかできない経験にお金をつかうことも大切だよ。

こんにちは!ぱーぱすです。私は10年以上、社会福祉士・精神保健福祉士として様々な現場で働いてきました。

福祉の仕事は給料が低いことが多いけど、お金を貯めるのが得意な人もいると思います。

「収入の3割は貯金しています」
「通帳にお金が増えるのがうれしい!」

もちろん貯金は大切です。だけど、

お金と時間を今に使って、今しかできない経験をしよう。それが本当に幸せになれる方法だ。

というのが、この本『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』です。

私はこの本は「死ぬときにはお金を使いきって生きよう」という本だと思っていました。

でも、それだけじゃなくて、「時間が限られていることを忘れずに、今の時間の使い方を大切にしよう」という本でもありました。

私はこの本を読んで、妻や猫と一緒に過ごす時間とお金を増やしました。

本書のレビューをしつつ、今を生きるためのお金の使い方に触れていきますね!

『DIE WITH ZERO』に学ぶ:今を生きるためのお金の使い方

『DIE WITH ZERO』はお金と時間の使い方を変える本だった

将来のために、老後のために、不安で・・・、節約したり、貯金したりしている人は多いです。私もそうでした。

私は節約や投資を勉強して、お金を貯めたり増やしたりできるようになりました。

でもある時、「このお金は何に使うんだろう?」と考えるようになりました。そこでこの本を読んだんです。

著者は言います。

将来のために今を我慢するのはダメだと。

今しかできない経験にお金と時間を使わないのは、今を生きることを先延ばしすることだと。

将来の自分が、若くて貧しい今の自分からお金を奪っていることだと。

これが問題なのは、将来の自分は、今の自分よりもお金を上手に使えないからです。

親やパートナーも年をとっていきます。子どもも大人になって家を出ていくかもしれません。

多くの人は老後のためにお金を貯めますが、老後になってもまだ、お金を貯め続けることがあります。

病気や介護に備えるためというのが理由ですが、お金が多すぎる人もいます。著者は言います。

死は人を目覚めさせる。死が近づいて初めて、私たちは我に返る。先が長くないと知り、ようやく考え始めるのだ。自分は今までいったい何をしていたのだろう?これ以上、先延ばしをせずに、今すぐ、本当にやりたいこと、大切なことをするべきだ、と。
引用元:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著者:ビル・パーキンス 訳:児島修 (2020)

でも、残念なことに死の直前に気づいても、お金はうまく使えません。若い頃みたいに元気に動けないし、病気で苦しんでいるからです。

健康がなければお金に意味はない

健康ヘルスなくしてウェルスに価値なし
引用元:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著者:ビル・パーキンス 訳:児島修 (2020)

死ぬ直前に1億円手に入っても、どうしようもないんです・・・。

だから、早く行動しましょう。今しかできないことにお金を使いましょう、ということですね。

次のことはお金を使っても損しないです。

お金を使った方が良いこと

  • 今しかできないこと
  • 幸せを感じられる経験

今しかできないことにお金を使うと、記憶が残ります。記憶は幸せを感じさせてくれます。記憶は高配当株みたいに「記憶の配当」をくれます。

金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。
引用元:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著者:ビル・パーキンス 訳:児島修 (2020)

だから、経験からはずっと「配当」を得られます。

記憶の配当で、私たちの生活は豊かになっていきます。経験を増やすと、雪だるまみたいに幸せになれます。

「配当」とか「雪だるま」とか、投資でよく使われる言葉ですね。経験も投資するものだということです。(自分自身への投資)

でも、「子どもにお金を残したい」という人もいますよね。それに対して、著者は「死ぬ前に子どもにお金を渡す方がいいと言います。

子どもがお金を使える年齢のうちにあげた方がいいということですね。

自分の死を意識すると生き方が変わるという話

人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる
引用元:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著者:ビル・パーキンス 訳:児島修 (2020)

意外かもしれません。自分の死について考えると悲しくなりそうですが、死を意識すると時間の使い方が変わって幸せになれることがあります

では、自分の死を意識するにはどうすればいいでしょうか?

この本では「寿命をカウントダウンするアプリ」が紹介されています。

寿命を計算するなんて・・・怖い!

今の時間、人生をより楽しく豊かにするために、自分の寿命が何歳なのか調べてみましょうというのが著者の提案です。

死を意識することで生き方を考えられるようになるんですね。

というわけで、私は下記のアプリでやってみました。(android版ですみません・・・。)

寿命計算機

寿命計算機
開発元:oogle
無料
posted withアプリーチ

 

寿命は91歳でした。(妻は97歳でした)

意外と長生きですね。

順当にいけば、私が逝ってからも妻は10年ほど一人で生きねばならないようです・・・。

カウントダウンアプリで残された時間を大切に生きよう

著者は、「人生の残り時間を見ながら毎日を過ごしたら、もっと楽しく生きられるよ」と言っています。

そこで、著者自身が「Final Countdown」というアプリを開発しています。(でも、英語版なのでわかりにくい)

私は日本語のアプリを入れてみて、91歳までの残りの日数をスマホの画面に出してみました。

カウントダウンウィジェット

カウントダウンウィジェット
開発元:Gira Mobile
無料
posted withアプリーチ

年を取ると、お金を使わなくなったり、元気がなくなったりします。やりたいこともなくなったりします。

だから、楽しいことをするチャンスを、わけもなく後回しにしないでくださいというのが著者の言いたいことです。

どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる。(中略)私たちが死ぬ日と、何らかの経験を楽しめなくなる日は違うということが言いたいのだ。
引用元:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 著者:ビル・パーキンス 訳:児島修 (2020)

本当ですね。

わたしの10代も、学生のころも、独身のころも終わりました。家族と一緒に住んでいたころも終わりました。つらい仕事をしていたころも・・・(もう無いと思いたい)

私が今ブログを書ける時間も、ずっとあるわけじゃありません。私が死ぬより先に、まずはブログを書けなくなったり、楽しめなくなったりするかもってことですね。

お金を貯めたり投資したりするのも大事ですけど、今しかできないことにも、お金と時間を使いたいです。バランスが大事ですね!

以上、『DIE WITH ZERO』に学ぶ:今を生きるためのお金の使い方という話題でした!

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