あ~・・・休みやのに仕事が気になってツライわ
あるあるだよな。対処法を紹介しよう。
こんにちは!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
こんなことはありませんか?
「休みなのに、仕事のことが気になって憂うつ・・・」
「楽しんでいるときなのに、あの件のことが気になる・・・」
「対応忘れてた!どうしよう!?」
仕事に熱心・誠実な方ほど、こうした悩みを抱えがちです。
休みなのに仕事が頭から離れず、あるいは、ふとした時に脳裏をよぎる仕事の悩み。
こうして、休日なのに休めない、楽しめない結果、仕事のパフォーマンスが落ちてしまう。
悪循環に入ってしまいます。
そんなそばで、適当な人は仕事を忘れて遊びに夢中になっている・・・。
なんと皮肉なことでしょうか。せっかく頑張っているのに報われません。
これってどうしようもないのでしょうか?
いえ、これからご紹介する方法を実践すれば、悩みがかなり減ってラクになれます!
数ある方法の中から厳選しました。それではまいりましょう!
休日に仕事が気になるときの対処法【精神保健福祉士解説】
仕事関連の物を視界から隠す
休日に過ごす場所にある仕事関連の物を、視界から隠す方法です。
人は物を見ると、その物に関連することを考えてしまう生き物です。
例えば、仕事カバンが目に入れば、どうしても仕事のことが脳裏をよぎってしまうでしょう。
他には、手帳、書類、仕事着などもそうです。人によって仕事を思い出すトリガーは違うでしょうから、何が引き金になるか気づくことが大切です。
仕事を思い出す物を視界から隠すことで、仕事を思い出す回数が減り、仕事が気になりにくくなるということです。
隠す場所のオススメは、例えば玄関です。仕事関連の物を玄関に放置することで、リビングや居室とのON・OFFがハッキリするようになるからです。
要は、リラックスして過ごしたい場所・空間には仕事関連の物を置かないようにすることです。
「一人暮らしで自分の部屋しかないし、隠せない!」
「隠せる場所がない!」
という方でも大丈夫です。押し入れに入れるとか、布やカバーをかける等、とにかく見えないようにすればOKです。
手軽にできて、確実に効果のある方法です。
思い出したTODOはスマホでリマインダーやアラームに設定
「あっ!あの件、対応忘れてた!仕事行ったらやらないと・・・。あ~気になる・・・。」
こんな時の対処法です。やり方はカンタン。
スマホのリマインダーやアラーム機能をつかって、仕事日に通知がくるように設定するだけです。
これが効果的な理由は、通知設定することで、TODOを頭の外に追い出せるからです。
結果、仕事が気にならなくなる。忘れられるということです。
つい思い出してしまったTODOを繰り返し思い出してしまう原因とは、脳が「忘れてはいけない!」とプレッシャーを感じているからです。
手元のスマホでGoogleのリマインダーをつかって通知設定することで、「脳はTODOを忘れてOK」と安心してくれます。
紙に書き出して忘れる
モヤモヤして気になっている仕事を紙に書き出す方法です。
ポイントは、思いつくことすべて書き出し尽くすことです。
こんな単純なことなのに効果がある理由は、上記のリマインダーやアラーム設定と同じです。
頭のなかのモヤモヤを紙に書き出すことで、脳はプレッシャーから解放されるからです。
結果、気になりにくくなるんですね。
しかも追加効果がありまして、紙に書き出すプロセスで「こんなことも気になってたのか!」「これが気になってたのか!」と発見があり、自己洞察力が高まるのです。
紙とペンを用意するのでちょっと手間はかかりますが、繰り返し気になる時にオススメの方法です。
その場にいる人に話してシェアする
仕事で気になることがあったら、その場にいる人に話すことでラクになれるということです。
人に話したり言葉にするプロセスで、気になっていることが整理できます。さらに、「自分だけで抱えている」という孤立感からも解放されます。
もちろん、解決方法を出す必要はまったくありません。
話す行為そのものに効果があるのです。
ご自身の仕事を理解している人でなければ話しても意味がないと思われがちです。でも、気にしなくてOKです。
気になることは話せば意識の外に出せますから、聞いてくれる人さえいれば効果ありなのです。
注意点は、話す相手を間違えないこと。
共感してきいてくれる人、秘密をまもってくれる人なら話しましょう。
批判したり、秘密をもらす人には話さないことです。かえってストレスになってしまいます。
「絶対に秘密にして!」と約束しても、話してしまう人は「ここだけの話なんだけど・・・」といって話してしまいます。
話すお相手は選ぶようにしてくださいね。
激しい運動をする
最もオススメの方法は、激しい運動です。
こちらの記事でも紹介していますが、気持ちやメンタルの課題は運動でかなり解消できます。
いや、わかってるけどさ・・・めんどいしやりたくないわ。
運動は習慣にし辛いんだよな。
運動嫌いですか?(嫌いですよね?)
ちょっと想像してみていただきたいのですが・・・
周りに運動を習慣的にしている方はいますか?
その方は、仕事について休日もよく悩んでいますか?
いかがでしょうか。
おそらく、その人は元気だったり、エネルギーに満ちていたり、仕事に悩んでもすぐに忘れているように見えないでしょうか?
何が言いたいかというと、運動には、悩みや気になる気持ちの解消効果があるということです。
悩みとか気にしないタイプの人が運動するのではありません。逆です。
運動するから、悩みが減って、気にしないようになっていくのです。
こうした話は詳しくは書籍「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」で徹底的に書かれています。
分厚くて本格的な本ですが、「運動はいかに効果があるのか」という点を、科学的に列挙している本です。私が運動を習慣化できたほど、インパクトのある内容でした。
激しい運動がオススメな理由
ゆるめの有酸素運動にも、メンタルを安定させる効果はあります。
ですが今回、「仕事が気になる」という悩み解消にオススメなのは、激しい運動です。
例えば、全力で走ったり、何かに集中している間は仕事を気にすることができません。
理由は、人はマルチタスクができないものだからです。
ここで1つ、騙されたと思って試していただきたいことがあります。
「1から100までの数字を、高速で読み上げながら、気になる仕事について考えてみてください。」
効果を実感するには体験・経験が超重要です!
面倒だと思いますが、ぜひお願いします。
どうだったでしょうか?高速で数えながら悩むことはできたでしょうか?
できないですよね?
激しい運動も同じ原理です。
激しい運動には高い集中力がいります。
仕事を気にする余裕がないのです。
いいかえると、運動を激しくしている間は、仕事を気にせずにすみます。
ただの一時しのぎに思えるかもしれません。
でも、「仕事を気にしていない時間」や「仕事を忘れている時間」の積み上げの結果、気になりにくい体質に変わっていくのです。
まさに、運動は「脳を鍛える」というにふさわしいトレーニングなのです。
社会福祉士も精神保健福祉士も精神労働。休息レベルを上げよう!
休日に仕事をかんがえて疲れがとれないループ、苦しいですよね。
私のような精神保健福祉士という専門職も、肉体労働というより精神労働。気持ちを使います。休日になっても仕事が気になりやすい職業といえるかもしれません。
今回ご紹介した方法は、私自身が「休日なのに仕事が気になる・・・」と悩み、解消に取りくんできた成果でもあります。
良く働くためには、良く休むことを大切に。
今回ご紹介した方法が、皆さまの休息の質を高める何かの役に立てたなら、とても嬉しいです。
以上、休日に仕事が気になるときの対処法【精神保健福祉士解説】という話題でした。
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