【グラフ解説】精神保健福祉士の男女比は?【男女とも活躍できる!】

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精神保健福祉士の男女比はどうなっているの?

こうした疑問のある方へ。

私は10年以上、精神保健福祉士・社会福祉士として様々な現場で働いてきました。

まず結論をいいますね。精神保健福祉士の男性と女性の割合は、だいたい3対7です。

つまり、女性が多くて男性が少ないということです。

【グラフ解説】精神保健福祉士の男女比は?【男女とも活躍できる!】

精神保健福祉士の男性と女性の割合は、だいたい3対7です。

この数字はどこから出てきたのかというと、以下の2つのデータをもとにしています。

精神保健福祉士 就労状況調査結果 男性28%、女性72%

これは、精神保健福祉士の約4割が答えたアンケートです。仕事内容や働き方などについて聞かれています。

このアンケートによると、精神保健福祉士の男性は28%、女性は72%でした。

第25回精神保健福祉士国家試験合格者数|男性29% 女性71%

これは、2023年2月に行われた国家試験の合格者数です。国家試験とは、精神保健福祉士になるために必要な試験です。この試験に合格した人は、男性が29%、女性が71%でした。

第25回精神保健福祉士国家試験合格者
人数 1,437人 3,559人
割合 28.8% 71.2%

このように、どちらのデータも女性が多くて男性が少ないことがわかります。

精神保健福祉士に女性が多い理由?

では、なぜ精神保健福祉士に女性が多いのでしょうか?それは、以下の理由が考えられます。

精神保健福祉士に女性が多い理由?

  • 心理学や社会学などの分野に興味がある人が多いのは女性だから
  • 心の悩みを持つ人たちに寄り添う仕事は女性的なイメージがあるから
  • 男性は収入やキャリアを重視する傾向があるが、精神保健福祉士はそういう面では不利だから

しかし、これらの理由は偏見や先入観に基づいています。実際には、精神保健福祉士は男性でも十分にやりがいや魅力のある仕事です。その理由を簡単に説明します。

男性もやっていける理由

  1. 収入:男性精神保健福祉士の平均年収は463万円であり、他の福祉職と比べても高い
  2. 仕事内容:相談支援なので男女とも必要です
  3. 求人数:非常に多く、資格さえあれば実務未経験でも年齢制限なく働けるチャンスがある

私も男性の精神保健福祉士ですが、10年間以上この仕事をしてきて「男にはムリ」と思ったことはありません。

精神保健福祉士は非正規雇用が多い?

精神保健福祉士に興味のある方の中には、将来の仕事の安定性や収入について不安に感じている人もいるかもしれません。

一部のサイトでは「精神保健福祉士は非正規雇用が多いので男性に向かない」と書かれています。しかし、これは本当なのでしょうか?実際の求人情報を見てみましょう。

例えばIndeedで検索すると、2023年4月16日現在、以下のような結果が出てきました。

雇用形態 求人件数
総求人数 199,836件
正社員 140,091件
アルバイト・パート・派遣社員など 59,745件

この表から分かるように、正社員募集が7割を占めています。

これは、「精神保健福祉士は正社員じゃないと任せにくい仕事」というのが現場の評価ではないでしょうか?

また、現役の精神保健福祉士はおよそ10万人ですが、それに対して1.5万件ほどの精神保健福祉士の正社員求人があることになります。(Indeedだけで)

これは、「精神保健福祉士は需要が高くて、人数が不足している」ということを示していますね。

精神保健福祉士になれば、引く手あまたと言えます。

最後に 精神保健福祉士は男女とも必要な仕事です

精神保健福祉士という仕事について紹介しました。

精神保健福祉士は男女比が3対7ですが、男女ともやりがいや魅力のある仕事ですよ!

そして、男女ともに必要な仕事です。男性だけじゃダメ、女性だけでもダメです。

精神保健福祉士になるには国家試験に合格する必要がありますが、しっかりと勉強すれば達成できます。

もっと精神保健福祉士について知りたい方は、下記の記事を読んでみてくださいね!

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