
精神保健福祉士って年収なんぼ?

全体の年収平均は404万円だ
どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
- 精神保健福祉士の平均年収は?
- 給料はどれくらい?
今回はこのようなギモンのある方に向けた内容です。
精神保健福祉士になろうかどうか迷っている方にとって「年収はいくらなの?」というのは気になる話でしょう。
最新の調査結果をもとに精神保健福祉士の平均年収をご紹介。データ根拠は令和2年度 精神保健福祉士就労状況調査結果。
あの国家試験をとりまとめている公益財団法人社会福祉振興・試験センターが行った調査で、公式なものです。
なんと、精神保健福祉士35,577人の回答がまとめられています!
精神保健福祉士の登録者数は、94,672人なので、精神保健福祉士約4割の回答となります。(2021年7月末現在)
データ信頼性は高いと思ってもらって良いでしょう。
ではまいりましょう!
精神保健福祉士の平均給料・年収はいくら?【最新公式調査より】
さっそく結論出てるんですけど、精神保健福祉士の全体平均年収は404万円でした。平成27年度調査のときと比べてみると・・・
精神保健福祉士の平均年収は、5年間でなんと57万円UPしていました!

めちゃ上がっとるやん!
オレは精神保健福祉士になる!

社会福祉士の平均年収が403万円だから、並んだ形になったな。
どうしてこんなに上がったのでしょう?
私なりに考えてみたところ、理由は2つ。
1つは回答者層の年齢層が、前回調査と変わっていること。30歳未満と30歳~50歳の割合が減って、50歳~60歳と60歳以上の割合が増えています。
要は、回答者の年齢層が前回よりも高くなってるんですね。通常、年齢が上がると平均年収も上がります(60歳以降は下がることが多いですが・・・)
2つ目の理由は、世間の年収変化。
国税庁の民間給与実態統計調査とくらべてみると
調査年 | 2014年 | 2019年 |
精神保健福祉士 | 347万 | 404万 |
平均年収 | 415万 | 436万 |
参考:国税庁民間給与実態統計調査(2014年)、国税庁民間給与実態統計調査(2019年)
ちゃっかり、世の中の平均年収も21万円上がってるんですよね。
しかし、こうした事情を差っ引いても、精神保健福祉士の平均年収が57万増えたというのは大きいように見えます。
「精神保健福祉士の待遇が良くなったのでは!?」と期待してしまいますね!

よおし!
オレは精神保健福祉士になるで!

・・・平均年収が高くなったと言っても、職場差が大きいから気をつけてな!
精神保健福祉士の平均年収が404万円とは言っても、これを下回る精神保健福祉士もかなり多いです。このあたりの実態は、後日記事にまとめていきます。
どのような現場についても、基本的には自らの手でお金が貯まる、増える家計システムをつくっておくことをお忘れなく!

精神保健福祉士の平均給料・手取りは?

毎月の給料はどんくらい?
手取りも知りたい!

計算してみよう!
では、ボーナスが年間4か月ある場合で試算してみましょう。
404万円 ÷ ( 12(毎月の給料)+ 4(年間ボーナス)) = 252,500円
精神保健福祉士の平均給料は月25万円程です。
したがって、精神保健福祉士の毎月の手取り平均は月21万円程となります。(年齢、扶養不要人数等で変動します)
上記の手取りに加えて、ボーナス月にはボーナスが入るイメージですね。
精神保健福祉士は今の収入をどう感じているのか?【満足度は?】

じっさい、年収404万円ってどうなんやろ?

精神保健福祉士の収入満足度の調査を見てみよう!
今回の調査では「給与や賃金の水準」の満足度についても調査されています!
精神保健福祉士さんの今の収入の満足度(5段階評価)と平均年収が出されていますので、結果を勝手にグラフにしてみました。
うん、そりゃそうですよねw 年収300万円ほどではやはり辛い・・・
そして、年収が500万円ほどあるなら、きっと満足感がありますよね!
それぞれの回答の割合はこのようになっています。
満足度 | 割合 |
満足 | 12.9% |
やや満足 | 23.1% |
普通 | 30.7% |
やや不満足 | 21.0% |
不満足 | 11.7% |
やはり平均年収400万円前後がボリュームゾーンとなっている様子ですね。
ところで、今回の統計調査はグレードアップしていて「施設・事業所別」で精神保健福祉士の平均年収がわかるようになっています!(これは社会福祉士も同じ)
「給料や年収の高い職場はどこ!?」と気になる方にバッチリ答える調査結果となっています。これも後日記事にしていきますね!
以上、精神保健福祉士の平均給料・年収はいくら?【最新公式調査より】という話題でした!
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