社会福祉士や精神保健福祉士にパソコンスキルは必要?【現役解説】

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社会福祉士はパソコンができなくても大丈夫? 精神保健福祉士はPCスキルがないとダメ?

こんな疑問を持っている方へ。

この記事でわかること

  • 社会福祉士や精神保健福祉士にパソコンスキルが必要な理由
  • 求められるパソコンスキルのレベルとは?

私は10年以上、社会福祉士・精神保健福祉士として様々な現場で働いてきました。今までパソコンを使わない職場は無かったです。

私の経験からすると、社会福祉士も精神保健福祉士もパソコンのスキルは必要です。

国家試験はパソコンを使わなくても合格できます。筆記試験だけですからね。

でも、実際に働くときは違います。福祉の仕事でも、パソコンを使わないと困ることがたくさんあります。

求人にも「簡単なパソコン操作ができること」などと書いてありますし、採用試験でパソコン操作をチェックされることもあります。

パソコンが苦手。どうしよう・・・。

難しく考えなくても大丈夫です!基本的なことだけできればOK!

そこで、今回は、パソコンスキルが必要な理由と、どんなことを覚えれば良いかについてお話しします!

社会福祉士や精神保健福祉士にパソコンスキルは必要?【現役解説】

パソコンスキルが必要な理由:相談記録を書くため

パソコンを使う理由は何でしょうか?

一番大きな理由は、相談記録を書くためです。

社会福祉士・精神保健福祉士は、利用者さんや患者さんと面接や家庭訪問などで話したり、支援したりしますよね。

そのときの内容や相手の様子や感想などを、相談支援の記録としてまとめる必要があります。

記録は社会福祉士・精神保健福祉士の仕事の一部です。それくらい大事なことです。

記録は、自分の仕事の振り返りや改善のためだけでなく、他のスタッフや関係機関と情報を共有したり、情報開示に備えたりするためにも必要です。

でも、記録には自分の考えや感覚や判断などが入ってしまいます。

事実だけを書こうとしても、どの事実を書くかという選択をしなければならないので、やはり主観が入るんですね。

昔は、相談記録は紙に書いていました。こんな感じの紙ですね。

でも、今は、相談記録はパソコンで入力していくのが普通です。(昔の記録は紙で残っていますが、最近はデジタル化が進んで、データだけが残っていることも多いですね)

パソコンスキルが必要な理由:他にもあります

相談記録を書くためにパソコンスキルは必要ですが、他にもこんな場面でパソコンスキルが必要になります。

  • 会議の議事録を作るとき
  • 利用者さんの基本情報や評価結果などを入力するとき
  • イベントや広報などのチラシやポスターを作るとき
  • 特定相談支援や障害支援区分認定調査などの業務で必要な書類を作るとき

パソコンスキルはどれくらいのレベルが求められるの?

では、パソコンスキルはどれくらいのレベルが求められるのでしょうか?

実は、そんなに難しいことは求められていません。基本的なことだけできれば大丈夫です。

必要なパソコンスキルのレベル

  • パソコンの起動や終了、ファイルやフォルダの作成や保存などの基本操作ができる
  • キーボードで文字を入力するタイピングがある程度スムーズにできる
  • WordやExcelなどの文書作成ソフトで文字や表や図などを入力や編集や印刷ができる

福祉の仕事で一般的に求められるのはこのくらいのレベルです。

「プログラミングをしてください」とか「新しいソフトを作ってください」といった話ではありませんから、安心してくださいね!

タイピングが苦手。どうしたら良いの?

「タイピングが苦手!」という方もいると思います。パソコンスクールに通ったり、インターネットで練習したりする方法もありますが、お金も時間もかかりますよね・・・。

おすすめは、金子晃之さんのYouTubeチャンネルです。 「大人気YouTuber方式 Excel&Wordの必須スキルが見るだけで身につく本」などの人気本も書いておられます。

無料で動画を見られるのは嬉しいですね!

最後に MOS資格について

社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験対策やノウハウはもちろん大切ですが、パソコンスキルもしっかり身につけておきたいですね!

ちなみに、ワードやエクセルの資格にはMOS資格というものがあります。履歴書に書けるし、能力の証明にもなります。私がこちらの記事でオススメしている資格の一つです。

パソコンは難しく考えなくても大丈夫です。基本的なことを覚えれば、仕事に役立ちますし、自分の可能性も広がります。

ぜひ、この機会にパソコンスキルを磨いてみてくださいね!

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