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精神保健福祉士は病む?現役PSWが言う「これだけはやっておけ」

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精神保健福祉士って病みそうちゃう?

精神疾患にかかる人もいるからなあ

どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです!

皆さまには精神保健福祉士にこのようなイメージがありませんか?

  • 病気になりそう・・・
  • ストレスがとても多そう
  • しんどそう・・・

 

いわゆる”病む”ことを心配している方は多いでしょう。

じっさい、国家試験をになう公益財団法人社会福祉振興・試験センターの最新調査(令和2年度精神保健福祉士就労状況調査結果)によると、心身の健康状態の不調を理由に辞めた精神保健福祉士はけっこう多いです。

 「心身の健康状態の不調」を理由に辞めた精神保健福祉士の割合
 複数回答 31.5%
 択一回答(最も大きな理由) 13.7%

つまり、職場を辞めた精神保健福祉士の3割は、心身の健康状態の不調が辞めた理由につながっていたし、

職場を辞めた精神保健福祉士の1割強が、心身の健康状態の不調が辞めた一番の理由というのがリアルです。 ※心だけでなく体の不調も含まれています

じっさい、私の周りでも「上司から怒られる声が聴こえる・・・」と休職した方や、休職・復職を繰り返して退職した方など、さまざまおられました・・・。

対人支援の仕事につく人の多くが、心に何らかの欠落感を抱えていると言われています。

そもそも悩みやすかったり、不安になりやすい傾向の人が多いのかもしれません。

オレは大丈夫や!皆に元気やって言われてるし!

という方がいるかもしれませんが、これは間違いです。

精神疾患は誰もがなりうる病気です。

英語では次のようなことわざがあります。

Many go out for wool and come home shorn.
意訳:多くの人が羊毛を刈りに行ったのに、毛を刈られて帰ってくる

要は、精神疾患・障害のある方を支援するつもりが、支援される側になることもあり得るわけですね。

う・・・自信なくなってきた。

精神保健福祉士やめといた方が良いかな・・・

一緒に対策しておこう!

そこで私が「これだけはやっておけ!」という、(超エラそうですが)、しっかり伝えておきたい大切なことを3つに絞ってご紹介します。

ではまいりましょう!

精神保健福祉士は病む?現役PSWが言う「これだけはやっておけ」

私自身が学生のころの話ですが、精神保健福祉士の仕事をするかどうか迷っていた時期がありました。

「精神障害のある人を支援するとなると、自分まで病気になったりして・・・」
「オレにできるんやろか・・・?」

このような心配がありました。

それでもこの業界に飛び込んだんですけど、精神疾患のある方々と関わるなか、どんな習慣の方が精神疾患になっているかわかるようになりました

また、私自身、働くなかでかなり思い悩んだり、苦しんだ数年間がありました。このとき、いろいろな方法を勉強したり試してきました。

「病まないためにどうするか」「どうしたらラクになれるか」というテーマは私の死活問題でしたし、これからご紹介するのはようやく得られた活路、到達点なんです。

精神障害ある人たちと関わっていてわかったこと

わたし毎日運動してて、ぐっすり眠ってるんですけど、うつ病なんですよ~

こう言う方は見たことない!

精神疾患の方々は、日中に外に出なかったり、運動不足だったり、夜中まで活動してたり寝不足だったりと、生活習慣がそもそも悪い方が多いです。

そうした方が支援につながって、デイケアや作業所に通うようになると、精神疾患から回復していったりします。

どうしてなのでしょう?

考えてもみればそりゃそうです。当事者の方が作業所やデイケアなどの通所先に通うと、食事・運動・睡眠に良い影響が起きやすいんですね。

3つの改善点

  • 運動量が増える
  • 睡眠も規則的になる
  • 栄養バランスが良くなる

皆さんも、一度は「食事・運動・睡眠」が大切と聞いたことがあるのではないでしょうか?

知ってる知ってる~。大切やんね~。

油断禁物だゾ!

あまりに教科書的で、「知ってる」と感じる人が多いでしょうけれど、ナメていると足をすくわれます。知っていることと、できていることには雲泥の差があるからです。

通所先では健康的な食事を食べられることが多いです。食事の提供があったりしますからね。

それに、決まった時間に出かける用事があれば、決まった時間に起きて、日中に活動することで適度に疲れて、夜に眠りやすくなります。リズムができるんですね。

食事・運動・睡眠の改善は、精神疾患から回復していくのにすごく良いんですね。だったら、私たちも同じことをすればメンタルを強くできるのでは?ということです。

ただし、食事については私はプロではないので「健康的な食事を規則的に取りましょう!」くらいしか言えません。私は下記の書籍で学習して取り組んでいます。

この記事で私からあなたへ、「病まない」ためにやっておきなさいと強く言いたいのは下記の3つです。

これだけはやっておけ!
  • 運動習慣
  • 7時間睡眠
  • 没頭できる活動探し

では、1つ1つ解説していきます!

運動習慣

やだやだ運動やだ~!

気持ちはわかる!

こんなこと言っておいて身もフタもないんですけど、私も運動が大っ嫌いです。

こどもの頃から嫌いでした。運動会は最悪の日でした。100m走ではいつもビリで足をひっぱってしまうので、子ども心に辛いことこの上ない。

それに、めんどくさいですやん。

それに、運動って効果がわかりにくいですやん。

例えばゲームなら、面倒なレベル上げでも、経験値がたまって数字でわかるので、モチベーションになりますよね。

でも、リアルの運動は効果がわかりにくい。ダイエットしようにも体重がなかなか減らないと断念した方も多いはず。

それでもあえて言います。

精神保健福祉士をめざす方には、運動はほんとにやってほしい!

運動はうつ病を予防する効果があると研究で明らかになってきています。

運動の効果は、ダイエットできるとか、モテる体になれるとか、それだけの意味じゃないんです。

脳の血流が良くなるので、頭の回転が速くなって、勉強や仕事の能率が上がります。しかも、精神疾患になるリスクが下がる。ストレス解消になって、しかもストレス耐性もつくし、立ち直りも早くなります。

つまり、運動すればメンタルが強くなると言われています。このあたりを理論的に知りたい方はこちらの本を読んでみてください。私は運動のモチベーションが上がらない時は、この本で紹介されている運動効果を思い出すようにしています。

運動すれば一石二鳥とか三鳥どころではないメリットがあるわけです。

逆に言うと、運動しないと心身ともに不安定になって、働けなくなるリスクが高まるかもしれないのです。

個人的には、楽しんでできる運動があれば最高です。なぜ楽しむことが大切かというと、続けられるからです。

人の忍耐力はたかがしれているでしょう。「頑張るぞ!」って意気込まないといけない運動はダメ。続きません。

どういう運動をするかは、人それぞれでOKでしょう。

ヨガ、ウォーキング、ランニング、スポーツ、登山など。有酸素運動が特に良いとされています。

私はどんな運動をしているかというと、下記のようなステッパーをしています。

運動嫌いの私でも継続できている理由は、好きなブログを楽しんで書きながら、ステッパーを踏んでいるからです。楽しみとセットなので継続できているのです。

今はコロナで、外出はリスクがありますよね。

でも、ステッパーなら音もほとんど無いし室内でできるので、コロナ感染の心配もいりません。台にのって踏めば良いだけなので手軽です。

テレビ見ながらでも、 YouTube とか Amazon プライムとか見ながらでもできるし、本を読みながらでも、ゲームしながらでもできる。

あと、私が習慣にしているのはバーピージャンプ。こちらの動画がわかりやすいですね。

【タバタ式トレーニング】バーピーのみ!自宅でダイエットや脂肪燃焼、筋トレにどうぞ。
◆筋肉飯チャンネル(普段僕が食べてる筋肉飯を投稿してます)◆インスタグラム(簡単にできる筋トレ動画を投稿しています)

だまされたと思って一度やってみてほしいです!終わってみると頭がスッキリすると思いますよ!(かなり激しい運動なので、ご無理ないように)

くりかえしますが、どんな運動でも良いと思います。

自分が楽しめて、続けられる運動を見つけること

ここにまずは時間と労力をついやしてほしいです。

下記では「具体的に何をしたら良いの?」という点について、運動にクローズアップして解説しています。

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7時間睡眠

  • 明日が休みだから遅くまで起きていよう!
  • 休みの日だからまだまだ寝てよう・・・

 

気持ちはとてもわかります!世間的にも「それくらい普通じゃないの?」というのが常識ですよね。

若い間は飲み会とかデートとか、いろいろと時間が不規則になるかもしれません。

でもね。睡眠リズムが乱れてうまく寝つけないとか、起きられないといった原因になります。

自らのメンタルを守るなら、睡眠時間と質は死守です。

病まないために、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる習慣をつくりましょう!

実はこれ、精神科医が診察で患者さんに繰り返し言っていることなんですよね。

精神保健福祉士は患者さんに「さいきん睡眠はどうですか?」と聞くことがあると思います。聞いてる自分たちが不規則では、「医者の不摂生」みたいなものでしょう。

睡眠時間は7時間がベスト

睡眠7時間は、最も死亡率が低くなると言われている時間です。

よく、「オレ4時間しか寝てないわ~」みたいに自慢げに話す方がいますが、やめたほうが良いです。

脳のパフォーマンスは落ちますし、本当に4時間睡眠で大丈夫な人は人間の1%未満です。遺伝的に特異な人だけなんですね。

「徐々に睡眠を削れば体が慣れていく」という話も、科学的根拠はありません。ふつうは睡眠不足になって病気リスクが上がるだけです。

勉強も仕事もパフォーマンスがめちゃくちゃ下がります。やめておきましょう。

あなたが本来もっている力が100あるのに、50とか60しか発揮できなくなるのです。すっごくもったいないですよね・・・。

逆に、7時間規則的に眠るようにしたら、眠っていた力が解放されるごとく、数倍のパフォーマンスが発揮できるかもしれません。

いま、睡眠がテキトーだったり、乱れている方ほど、改善すれば効果が得られるはず!

「早く眠ったら損」ではなく、眠らなきゃ損ですよっ。

寝る前のブルーライトは禁忌が原則

ブルーライトというと、テレビ画面やスマホ画面の光のことです。

眠る前にブルーライト浴びると、脳が覚醒してがっつり睡眠の質が下がります。

ブルーライトは見ないのがベストです。

・・・でも、見ちゃいますよね?私も同じですw

なので、ブルーライトカットのメガネは1つは持っておいて損はないです。睡眠の質UPだけでなく、目の疲れや、肩こり・頭痛をやわらげる効果も期待できます。ネットだと安く手に入ります。

あと、スマホにブルーライトカットのフィルムを貼りましょう。これも、アマゾン等でお持ちの「携帯電話の型番」と「ブルーライトカットフィルム」で検索すれば、何かしらでてくるはずです。

そして、スマホの設定で「おやすみモード」などを設定しましょう。やり方がわからない方は、下記リンク先がわかりやすく、役立つでしょう。

スマートフォンの便利機能「おやすみモード」ってなに??
IPhoneやAndroidの便利機能「おやすみモード」はみなさまご存知でしょうか。実はこの機能とっても便利なんです。 たまに、おやすみモードが入ったままになって通知が来ない場合があるのでその場合は携帯がおやすみモードになってないか一度確認

寝る前にスマホを断てるのは、相当ストイックな方だけでしょう。(もしできる方なら、それがベスト)

でも、今の世の中、夜にも人から連絡ありますし、なかなか断つことはできません。私もそうです。

手軽にできるのは、ブルーライトカットのアイテムをそろえることです。少しお金をだせば無理なくできるので、オススメです。

没頭できる活動さがし

あなたは自分のミスを繰り返し反省・後悔するほうですか?

もしYESなら、今からの話がきっと役立ちます。

学校や仕事が終わってからも繰り返し悩んでると、すごくストレスになりますよね。

同じことを繰り返し思い出して悩むこと。これを反芻思考はんすうしこうとよびます。精神疾患のリスクを高めるといわれています。つまり、病みやすくなる。

仕事は終わっているのに、今日やったミスのこととか、利用者さんのこととか、患者さんのこととか、同じことを繰り返し悩んでると、病むリスクが高いです。

しかし、人は忘れようと思っても忘れられない生き物です。

わかっていただくために、1つテストをさせてください。私からのテストは↓です。

パンダについて、考えないようにしてください。

・・・・・・

どうでしょう?パンダを考えてしまいますよね。

つまり、嫌なことを繰り返し思い出している時も同じでして、「もうあのことを考えるのはやめよう」と思っても、頭から離れないのです。

これはあなただけの話ではなく、人間とはそういうものということです。

では、どうすれば良いかというと、他のことに集中するのです。

何かに集中することで、結果的に忘れられるということです。忘れた結果、他のことに集中できるのではありません。逆なんです。別のことに集中しているうちに忘れるのです。

例えば、人と過ごしていると気がまぎれることは、皆さんご経験があるのではないでしょうか?これは本当に効果があることなんです。

ですから、精神保健福祉士の仕事をするまでに、プライベートで何か夢中になれることを見つけておきましょう。

趣味でも特技でもいいし、家族・彼氏・彼女でもいいでしょう。一緒に過ごせる友人も大切です。

夢中になったり、交流できる関係があれば、メンタルを守ってくれるでしょう。

運動についてと同じですが、続けられる活動を探すことに時間と労力をかけてみてください。その価値はあります。

あなた没頭できる活動を見つけられれば、あなたはよりタフに、精神保健福祉士の仕事を続けられるはずです!

ちなみに、私が夢中になれるのはブログや読書です。作業したり読んでいる間は仕事の悩みなどはスッパリ忘れやすい。何か夢中になりながら別のことを考えることはできませんからね。

まとめ 精神保健福祉士は病む?現役が言う「これだけはやっておけ」

最後に、あなたにやっていただきたいことをまとめます。

  1. 運動習慣をみにつける
  2. 規則的に7時間睡眠
  3. 没頭できる活動を見つける

あなたが学生なら、ぜひ学生の間に。

あなたが社会人なら、精神保健福祉士になる前に身につけておいてください。まだまだ間に合います!(すでに働いている方もぜひお役立てください)

精神保健福祉士の職業人生は山あり谷あり。タフにつづけるには対策が欠かせないでしょう。

でも、急に運動や睡眠の習慣をかえようとしても、三日坊主になってしまうと思います。

ハッキリ言って、習慣化に失敗するのは普通のことです。当然なんです。

習慣にするには数カ月ほど時間がかかるものといわれています。しかも、どのような習慣を身につけたいかによって、必要な期間やポイントがかわるんですね。

人は辛いことは続けられません。頑張ることは続きません。あなたの努力不足とか、だらしないとか、そういう話じゃないと思うんですね。

なので、あなたが楽しいと思える方法を見つけましょう!

運動も睡眠も、楽しんで改善できる方法を探しましょう!

いや、そう言われても、楽しい方法が無いんやけど・・・

いろいろ試してみよう!

それと、習慣化にはコツがあるんだよ。

「そう言われてもカンタンにできないよ!」という方にオススメの本は、メンタリストDaiGoさんの『超習慣術』です。心理学的な見地をまじえて、具体的にどうすれば良いか解説されています。

私自身も習慣化のためになった本。レビューでも高評価で、多くの人が効果を感じている本だとわかります。

あなた様が精神保健福祉士として安定して仕事を続けていけますように!

以上、精神保健福祉士は病む?現役PSWが言う「これだけはやっておけ」という話題でした!

精神保健福祉士は通信講座での取得ができます。ご検討の方はこちらを参考にしてみてくださいね。
精神保健福祉士 通信講座を比較

社会人で精神保健福祉士をめざす方には、こちらが役立つでしょう。精神保健福祉士は社会人から目指す方がとても多い職種です。
社会人から精神保健福祉士(PSW)になるには?

※本記事内容は効果を保証するものではありません。私の個人的な体験が多分に含まれていますのでご注意を。

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この記事を書いた人

社会福祉士 / 精神保健福祉士
 
現場歴およそ10年
 
作業所、相談支援事業所、入所施設、児童相談所、精神科デイケアなどを経験。現在も某福祉現場で奮闘!
 
詳細プロフィールはこちら

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しゃふくさん

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