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児童福祉司の平均年収・給料・手取りは?【高収入な福祉職公務員!】

児童福祉司の給料や手取りはどれくらい?平均年収は多いの?目指そうか迷うなぁ・・・

こういった思いの方へ。まず結論の表をお示しします。

児童福祉司の平均年収
児童福祉司(社会福祉士の有資格者)532万円
児童福祉司(精神保健福祉士の有資格者)557万円

この記事でわかること

  • 児童福祉司の平均年収・給料・手取り
  • 今が児童福祉司になるチャンスの理由
  • 児童福祉司になるには?

私は某自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験はおよそ13年。児童相談所での児童福祉司経験があります。

児童福祉司は児童相談所で働く地方公務員です。ケースワーカーとも呼ばれますね。

児童福祉司が挑むのは、社会福祉の最前線とも呼ぶべき激務現場の児童相談所。

しかし、子どもたちを救う、なくてはならない職務です。

社会的な意義は、とても大きいです。

そして今、日本は国をあげて児童福祉司の増員に本気です。

2017年度から2022年度の、およそ6年で2倍近くにまで増えています

2024年度の目標は、6,850人。もうさらに1,000人ほど増やす方針です。

では、その児童福祉司の待遇はどうなのでしょうか?

身分としては地方公務員ですが、福祉系の仕事だから、やっぱり給料は低いのでしょうか?

調べてみました!

児童福祉司の平均年収・給料・手取りは?【高収入な福祉職公務員!】

児童福祉司の平均年収は500万円以上!

児童福祉司になるには、社会福祉士や精神保健福祉士等の任用資格がいります。

つまり、児童相談所で働いている社会福祉士や精神保健福祉士の平均年収がわかれば、児童福祉司の平均年収を推計できます。

それがわかるのが、こちらの統計調査です。

いずれも国家試験を実施している(公財)社会福祉振興・試験センターによる調査結果です。

信頼できるデータなんだね。

そう、社会福祉士は約10万人、精神保健福祉士は約3.5万人の回答だよ!

その結果が、こちらの表です。

児童福祉司の平均年収
児童福祉司(社会福祉士の有資格者)532万円
児童福祉司(精神保健福祉士の有資格者)557万円

これ、どれくらい高いかわかりますか?

社会福祉士や精神保健福祉士の平均年収と比べたら一目瞭然です。

平均年収
社会福祉士403万円
精神保健福祉士404万円
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社会福祉士の児童福祉司は、社会福祉士の平均年収よりも129万円多いです。

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精神保健福祉士の児童福祉司は、精神保健福祉士の平均年収よりも153万円多くもらえます

児童相談所で働く人は地方公務員ですから、ボーナスもしっかり出ますよ!

児童福祉司の平均給与=34万円 手取り=28万円

では、月々の給料や手取りはどれくらいなのでしょうか?

結論の表がこちらです。

児童福祉司の平均給与&手取り
平均給与約34万円
平均手取り約28万円

このようになった理由を説明しますね。

まず、児童福祉司の平均年収を545万円として、計算しました
※545万円にしたのは、社会福祉士と精神保健福祉士の字度福祉士の平均年収の間をとったからです

そして、ボーナスは年4か月分あることにしました。

給与の試算

  • 児童福祉司の平均年収 = 545万円
  • 545万円を16か月で割る。
    → 545万 ÷ 16 = 340,625円

ということで、児童福祉司の平均給与は約34万円

手取りはどうでしょうか?

手取りの試算

手取りは住所地や扶養人数や年齢によって計算がかわりますが、およそ28万円くらいです。

国はマジになって児童福祉司を倍増・増員させている

日々、ニュースなどで児童虐待の痛ましい出来事がとりあげられています。

こうした状況をうけて、国は全国の児童福祉司を大幅増員しています。

ほんとに、2017年度の2倍近くまで増えています。2024年現在であれば、2倍を超えたかも?

まだまだ増員は終わっていません。いまだに児童相談所の現場では

募集をかけても児童福祉司が集まらない・・・!誰か良い人いたら紹介してください!

と、偉い人たちが言っています。ほんとに。定員割れしてるくらいですよ。

これって、児童福祉司になろうか迷っている人にとっては、またとないチャンスです。

競争率が低い今だから、児童福祉司をめざしやすい。

でも、この状況がいつまで続くかはわかりません。数的目標を達成したら、増員計画は終わるかもしれません。

だから、国が児童福祉司を増やそうと目標まで掲げて、そのノルマ達成に躍起になっている今こそがチャンスなのです。

のっかってやろうではありませんか。

2024年度~ 子ども家庭ソーシャルワーカーの新設

2024年度からは、子ども家庭ソーシャルワーカーという認定資格ができました。

これは、こども家庭福祉分野で働くソーシャルワーカーの専門性向上を目的とした認定資格です。

ご覧の通り、社会福祉士や精神保健福祉士等の上乗せ資格となっています。

国は児童福祉司の数を増やすだけじゃなくて、その質も上げようとしているんですね。

≫子ども家庭ソーシャルワーカー 認定資格特設サイト

児童福祉司になるには?

児童福祉司は、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格が任用資格です。

この場合でいう任用資格とは、児童福祉司になるのに必要な資格のこと。

つまり、児童福祉司になるには、社会福祉士や精神保健福祉士の資格が必要ということです。

こちらの記事で、児童福祉司になるルートを知ってもらえます。

社会福祉士や精神保健福祉士であれば、第一ステージはクリアしているようなものです。

最後に

児童相談所で働く児童福祉司(ケースワーカー)の現場は、社会福祉の最前線です。

世間の注目の的になっていて、業務量が多く、負担も高いです。

私の体験談はこちらにまとめました。ラクな仕事じゃないので、覚悟を決めてもらうのに役立つでしょう。

激務なのは仕方ないんですが、児童福祉司の社会的意義は大きく、無くてはならない職務です。

例えば、警察官や消防士、医師のように、高い責任感・使命感を求められます。

その分、児童福祉司の給料・年収は高いんですね。

児童福祉司になるには、地方公務員試験に合格する必要があります

幸い、児童福祉司の採用年齢はとても緩いです。50代でもチャレンジできることが多いですよ!まるで定年がないかのようです。

新卒採用の方もいますが、前職のある方や40代・50代から入職する児童福祉司さんもよくおられます。

というか、転職歴のある人のほうが多いです。

あなたにもきっとチャンスがあります。志のある方はチャレンジしてくだされば嬉しいです!

児童福祉司になるには、こちらの記事からルートを確認できます。

それと、このブログでは、私の児童福祉司経験をもとにした体験談やリアル話も読んでもらえます。興味のある方はこちらのカテゴリをご覧くださいね。

児童福祉司の年収って多いんだね!

最後まで読んでくださってありがとうございました。あなたの今後のご活躍を祈ります!

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