【シンプル】社会福祉士・精神保健福祉士から児童福祉司になるには?

当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

社会福祉士から児童福祉司になるには、どうしたら良いんやろ?精神保健福祉士からなることもできるんかな?

こういったギモンのある方へ。
※『社会福祉士』か『精神保健福祉士』資格のあるの読者さんを想定して書いています。

この記事の結論
  1. あなたが社会福祉士or精神保健福祉士なら、すでに『児童福祉司任用資格』という切符をもっている
  2. あなたが児童福祉司になる2ステップ
    ①地方公務員試験に合格
    ②児童福祉司として配属

わたしは社会福祉士・精神保健福祉士で、現場経験は10年以上です。児童相談所での児童福祉司経験があります。

社会福祉士・精神保健福祉士のあなたなら、次の2ステップで児童福祉司になれます。

あなたが児童福祉司になるには

  1. 地方公務員試験試験に合格
    (都道府県、政令指定都市等で採用されること)
  2. 児童相談所の児童福祉司として任命される
    ※①②は前後可能

つまりは、児童福祉司の地方公務員試験に受かろうという話です。

【シンプル】社会福祉士・精神保健福祉士から児童福祉司になるには?

社会福祉士・精神保健福祉士があれば、児童福祉司まであと2ステップ

社会福祉士・精神保健福祉士のあなたは、すでに児童福祉司になる切符をもっています

根拠法はこちら。

児童福祉司は、都道府県知事の補助機関である職員とし、次の各号のいずれかに該当する者のうちから、任用しなければならない。
(中略)
四 社会福祉士
五 精神保健福祉士
引用元:児童福祉法 第十三条 施行日: 令和三年四月一日

社会福祉士・精神保健福祉士は、児童福祉司の任用資格なので、あとは採用されて、児童相談所の児童福祉司として配属されたらOKです。

もし『社会福祉士』も『精神保健福祉士』資格もないなら、児童福祉司になろうとすると、次の3ステップが必要になります。

児童福祉司になる3ステップ

  1. 児童福祉司任用資格をとる
  2. 地方公務員試験試験に合格
    (都道府県、政令指定都市等による任用)
  3. 児童相談所で児童福祉司として任命される
    ※②③は前後可能

「さきに児童福祉司の任用資格をとらなきゃダメですよ」ということです。

ちなみに①の『児童福祉司任用資格をとる』については、社会福祉士や精神保健福祉士以外にもルートがあります。まとめた記事がこちら。
≫児童福祉司になるには?【計9ルートを経験者が簡単に解説!】

児童福祉司の給与・年収は福祉業界の『頂点』に近い

社会福祉士・精神保健福祉士の職場において、児童福祉司の給与・年収は頂点に近いです

平均年収
社会福祉士をもつ児童福祉司 532万
精神保健福祉士をもつ児童福祉司 557万

詳しくは、「児童福祉司の平均年収・給料・手取りは?【最新公式調査から計算】」でわかります。

経験者として言わせてもらうと、児童相談所の児童福祉司は激務なので、相応の見返りがあるのは救いです。
≫【体験談】児童相談所の児童福祉司は超激務!5つの理由【本音爆発】

あまりの激務なので、プライベートでも『街中で見かける親子連れがケースに見える(虐待していないかと目で追ってしまう)』ことがあったりしますけどね!

児童福祉司になるステップ1:地方公務員試験に合格しよう

『社会福祉士』か『精神保健福祉士』があれば、まずは地方公務員試験に合格することです。

児童福祉司の採用試験を探す方法は?

ご希望の地域で調べてみましょう。

児童福祉司の募集を探すなら、KoumuWin!がオススメです。

全国の試験情報が随時まとめられているので、「各自治体HPを1つずつ見る」なんて非効率的から解放されます。

≫公務員試験情報サイト【KoumuWIN!】 「地方公務員」「福祉職」の公務員試験日程一覧

とりあえず、お住いの地域の地方公務員試験の福祉職(児童福祉司採用)を探してみても良いですね。

ん~、どの採用試験を受けたら良いんやろ・・・?

どの採用試験を受けたら良いの?

公務員試験にはいろいろな採用パターンがあります。

例えば『児童福祉司』としての採用であれば、ずっと児童福祉司として働けると思われます。

ただし『社会福祉職』や『児童指導員』などの採用であれば、児童福祉司以外の配属になることもあるでしょうね。

あなたが児童福祉司だけでやっていきたいのか、幅広くやっていきたいのかで考えてみると良いでしょう。

児童福祉司の採用試験に年齢制限は?

採用試験ごとに違うので、それぞれチェックしましょう。

例えば『地方公務員上級の福祉職』や『児童福祉司』の採用試験は、30~40歳ほどというケースもあれば、59歳まで受けられることもあります。

東京都では4種類の採用区分を設けていて、それぞれ年齢制限が違います。
≫参考:東京都福祉保健局HP

「40代だからもうムリかな」「経験がないから採用されないだろう」と諦めることなかれです!

あなたが就きたい自治体の募集要項をチェックしていきましょうね。

調べるだけならノーリスクです。

公務員試験の勉強をしたほうが良い?

勉強した方が、ノー勉よりも合格率が上がることは間違いないでしょう。

一般的な話、地方公務員試験は難関だからです。

ただし児童福祉司の採用では、人間性やコミュニケーション力を重視されると思います。

現場では、書類仕事が苦手な児童福祉司はチラホラいます。

そうした事務能力よりも、『口を動かせる人』のほうが採用で有利なんでしょうね。

それと、今の公務員試験は昔と変わってきています。詳しいことは「社会福祉士・精神保健福祉士は公務員試験受けないと損?【社会人向け】」でわかります。

それでも、あなたのできる範囲で公務員試験の対策はしておいた方が良いです。

わたしが地方公務員試験に合格した勉強法は、『【合格者解説】福祉職の公務員試験|勉強法は?オススメ本&通信講座』でわかります。

ステップ2:児童相談所の『児童福祉司』に任命される

採用試験をクリアできたら、あとは児童福祉司として配属されるのを待つのみです。

『児童福祉司』の採用試験に受かったなら、ストレートでなれるでしょう。

あなたが受ける採用枠によっては、はじめは児童相談所以外に配属されるかもしれません。

ただしこの場合でも、希望しつづければ児童福祉司になれると思います。

なぜなら国策で、児童相談所は児童福祉司の人数を増やさないといけない状況なので、人手が足りないくらいの状況だからです。

2023年には、『子ども家庭ソーシャルワーカー』という新資格がつくられることが決まっています。

国は本気で児童福祉司を増やそうとしていますので、あなたにはチャンスがあるということです。

児童相談所の児童福祉司になる!

今回はここまでです!頑張ってくださいね!

コメント