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社会福祉士・ソーシャルワーカーに必要な力|支援を言葉にして心を整える習慣

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また今日も気持ちを切り替えられなかったなぁ

支援の仕事をしていると、そんな日が続くことがあります。
社会福祉士や精神保健福祉士として、相談を受けるたびに心が揺れる。
それでも支援を続けるために、どうやって自分を整えていけばいいのか?

この記事では、私自身が続けてきた「言葉にして浄化する」という習慣について書きます。

同じように悩みながら働くソーシャルワーカーの方へ、少しでもヒントになればと思います。

書いた人:ぱーぱす(社会福祉士・精神保健福祉士)
自治体で働くソーシャルワーカー。児童相談所などでの実務経験をもとに発信。
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―支援を言葉にして、心を整える習慣―

私は現場で働いて十数年となりました。
日々の支援の中では、腹が立つこと、悲しいこと、不安になること、心配で眠れないことがたくさんあります。

そんな時にまず意識しているのは、チームでシェアすることです。

1対1の関係で行う支援だからこそ、抱え込みやすい。
児童相談所でも、障害福祉の現場でも、主たる対象はいつも「その人ひとり」。

支援の現場では、「このケースを知っているのは自分だけだ」という感覚を持つことが多い。
でも、それがどれほどの責任と不安と重圧をもたらすか。

自分しか知らない、という状況ほど苦しいことはありません。

感情は同時にやってくる

支援をしていると、悲しみ・怒り・不安・恥じらい・ためらいといった感情が一度に押し寄せてくることがあります。

冷静ではいられないこともある。
それでも次の相談に向かわなければならない。
頭を整理する時間もなく、ガタガタのまま次のケースに向かう──そんな日々を、私は何度も経験してきました。

頭の中で整理しようとしても限界があります。
自己覚知をしても、1人では見えない視点がある。

だから私は意識的に、いろんな方法で自分を助けるようにしています。

例えば、

  • チームに話す
  • ノートに書く
  • 誰かに聴いてもらう

ひとつのやり方にこだわらない“合わせ技”で自分を保つ。
それが、長く支援を続けるために必要なことだと思います。

メンタルを保つ方法としては、こちらの記事もご参考に。

「全方位ケースワーク」という考え方

職場の人間関係もまた、ケースワークの対象です。
支援相手だけでなく、同僚・先輩・後輩との関係も支援の一部
私はこれを「全方位ケースワーク」と呼んでいます。

気を抜くことはあっていい。でも、気を抜きすぎてはいけない。

人間関係が悪ければ、個別支援も続けにくくなります。
だから日々、職場の人間関係をメンテナンスする姿勢が大事です。

話しても解決しないとき、それでも「忘れない」

とはいえ、納得できない助言や、理不尽な指示もあります。
「もう誰にも相談しないで、自分の思うようにやる」と決めた時期もありました。
それでも、私はわだかまりを“忘れない”ようにしています。

なぜなら、いつかその状況を抜け出したときに、
「あの時の自分」を振り返り、言葉にして浄化するためです。

振り返り、解釈し、言語化する。
そうして私は、何度も「過去の自分を成仏させてきた」と思います。

ブログを書くのは、支援を浄化するため

私がブログを書くのも、支援を言葉にして整理し、浄化する行為です。
私は頭の中で考えごとが多く、先のことを考えて不安になるタイプ。
「あれもしないと」「これもやらないと」と、いつも思考が渋滞します。

そんな自分にとって、頭の中に考えを留め続けることはとても苦痛です。

だから、言語化して外に出す
書くことで思考が見える化され、心の荷物が少し軽くなる。
これが私にとってのセルフケアです。

ブログは「誰かを助けたい」という思いで書いていますが、自分を助けるためにも書いています。
書くことで、日々の葛藤や迷いに意味を与えられるからです。

書きたくない人は、話すだけでもいい

もちろん、誰もが日記やブログを書く必要はありません。
福祉職の多くは、書くより話す方が好きです。
それでいいと思います。

大切なのは、「外に出すこと」。

周囲に話すだけでもいい。
アウトプットは、支援を続けるためのセルフケアです。

AIに話すことも、“はじまり”になる

近ごろは、AIに相談する人も増えています。
にわかには受け容れにくいですが、私もそれも1つの生きる術だと思っています。

人に話すのが恥ずかしいことも、AIには素直に話せる。
悪口でも、愚痴でもいい。とにかく外に出せるのが大事です。

ただし、AIだけで完結してしまうと、人とのつながりが失われてしまう危険もあります。
人間関係の中でこそ、伝え方・聞き方・受け止め方は育まれる。
それが、ソーシャルワーカーとしての核でもあります。

家では話さない、けれどブログでは考える

私は家ではあまり仕事の話をしません。
職場で出し切って、家では別の話をしたいタイプです。

もちろん、パートナーに支えてもらうことが必要な時期もある。
でも、私の場合は「仕事は職場で完結させる」ほうが心地よい。

それでも結局、家でブログを書いていると、また支援のことを考えているんですよね。
でも不思議と、それは苦じゃない。
書くことで整理できているからでしょう。

しんどい時は書けません。
だからこそ、書けるときに書く。
その繰り返しで、私は支援を続けてきました。

揺らぐことは、弱さではない

完全無欠に悩まず、淡々と支援をこなしている(ように見える)人もいます。
でも、私はそうなりたいとは思いません。
この仕事は、揺らぎや葛藤とともにある仕事だからです。

自分の弱さを認め、他者と分かち合うこと。
そこから支援は始まります。

私は、揺らぐ社会福祉士・精神保健福祉士にこそ相談したいと思う。
正解を押し付ける人ではなく、
「一緒に考えてくれる人」に。

私たちはスーパーマンではない。
でも、弱さを知っているからこそ、人に寄り添える。
そこにこの仕事の本質があると、私は思います。

まとめ:支援を言葉にして、自分を守ろう

支援を言葉にすること。
それは、自分の心を守ることでもあります。

同僚との雑談でも、AIとの対話でも、日記でも。
アウトプットは、支援を続けるための力です。

今日も誰かを支えるあなた自身を、どうか大切に。
言葉にして、自分を癒してください。
それではまた。

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