
認定精神保健福祉士って何?
取った方がええん?

日本精神保健福祉士協会に入っているなら取得がオススメだ。
現状、メリットは3つある。
どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
認定精神保健福祉士は、精神保健福祉士の上位資格の位置づけですから、精神保健福祉士、PSW、精神分野で働く方なら放っておけない資格です。
しかし、認定精神保健福祉士になるとどんなメリットがあるのか?取れば何か良いことでもあるのか?いったい何のための資格なのか?
ギモンにお答えすべく、解説していきます。この記事が役立つのは下記のような方です。
この記事が役立つ方・認定精神保健福祉士がよくわからない方
・認定精神保健福祉士のメリットが知りたい方
ではまいりましょう!
認定精神保健福祉士のメリットTOP3【現役PSWより】
認定精神保健福祉士とは?なぜ資格ができたのか?
日本精神保健福祉士協会は、なぜ「認定精神保健福祉士」の制度をつくったのでしょうか?
結論としては、日本精神保健福祉士協会は、「精神保健福祉士資格を最低条件レベル」としています。「資格取得後も学習し続けてください」ということです。
これには賛成でして、精神保健福祉士が役立つかどうかは学習し続けられるかどうかにかかっていると私も思っています。ハッキリ言って、学習をやめた精神保健福祉士は役立ちません。

なので、日本精神保健福祉士協会としては、精神保健福祉士の質を内外にわかりやすく保証したいのです。ざっくり言えば、下記のような形にしたい考えでしょう。
精神保健福祉士の質精神保健福祉士 < 研修認定精神保健福祉士 < 認定精神保健福祉士
「日本精神保健福祉士協会の会員ならば、精神保健福祉士として一定の質がありますよ」と保証する目的があるわけです。
参考:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 生涯研修制度について 2020年1月31日
認定精神保健福祉士のメリットTOP3
認定精神保健福祉士になれば、以下のメリットが得られるでしょう。
認定精神保健福祉士メリット① 転職時、履歴書等でアピールできる
② 学習・研修をつづけた成果として、達成感や自信が得られる
③ 知識がつく
将来的にはメリットがもっと増す可能性があります。日本精神保健福祉士協会は以下の方針だしています。
関係諸団体、諸機関との協力体制を作っていくことや、研修の認定を受けることで精神保健福祉士としての業務上のメリットが発生するように政策に働きかけを行っていきます。(中略)例えば、所属機関・施設の第三者評価の基準に認定精神保健福祉士がいることがポイントアップの材料となるような働きかけを日本医療機能評価機構等に行う
引用元:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 生涯研修制度に関する質問
認定精神保健福祉士に、特に依頼される業務や役割の創出も今後は模索し、目指していく。
参考:公益社団法人日本精神保健福祉士協会 生涯研修制度について 2020年1月31日
日本精神保健福祉士協会の本気度がうかがえる方針です。なので、認定精神保健福祉士は、将来的に業務や役割が広がる可能性があります。例えば、認定精神保健福祉士ならば給料や待遇が良くなるチャンスもありうるでしょう。(いつになるかわかりませんが)
認定精神保健福祉士のなり方
認定精神保健福祉士になるには、年数がかかります。精神保健福祉士を取得したのち、日本精神保健福祉士協会に入会することが必要です。
認定精神保健福祉士になるには基礎研修 ⇒ 基幹研修Ⅰ ⇒ 基幹研修Ⅱ ⇒ 基幹研修Ⅲ ⇒ 研修認定精神保健福祉士 ⇒ 認定精神保健福祉士
というプロセスです。各段階で次のステップに進むには、数年単位のインターバルが必要なことが多いです。詳細は、下記リンクからごらんください。
まとめ 日本精神保健福祉士協会会員なら取得がオススメ
では、認定精神保健福祉士を取った方が良いのかどうかですが、日本精神保健福祉士協会に入会している方なら取得をオススメします。
理由は2つです。1つ目は、将来的に給料などが上がる可能性があるからです。
2つ目は、学習のきっかけになるからです。学習し続ける精神保健福祉士こそが役立つ精神保健福祉士です。認定精神保健福祉士取得にあたって、必然的に学習できるのが良いポイントだと思います。
① 将来的に給料・待遇などが良くなる可能性がある
② 学習のきっかけになって、役立つ精神保健福祉士になれる(はず)
ただし、日本精神保健福祉士協会の年会費は15,000円です。収入の少ない精神保健福祉士の家計にダメージを与える金額です。
なので、「余裕のある方以外は日本精神保健福祉士協会には入会しなくて良いし、認定精神保健福祉士も取らなくて良いのでは」というのが私のスタンスです。ご無理はされずに。
以上、認定精神保健福祉士のメリットTOP3【現役PSWより】という話題でした。
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