どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
「インデックス」ときいても、なじみのない方が多いと思います。でも実際は、誰もが一度は聞いたことがあるハズです。
金融庁の言葉をかりてインデックスを説明すると
インデックス運用とは、例えば基準価格が日経平均株価(日経225)といったインデックス(指数)と同じ値動きをするような運用を目指すファンドのことです。
引用元:金融庁HP タイプ別資産運用スタイル
よくニュースの中で「今日の日経平均株価は~」とか「ダウ平均株価は~」といわれるアレです。私たちの生活にすごく近い存在なんですね。インデックス投資は、日経平均株価やダウ平均株価などの指数にまるごと投資する手法です。
近年、金融庁がNISAやつみたてNISA、ジュニアNISAなど、国民の投資・資産形成を後押しする制度をつくっています。私の結論としては、これらの制度は使わないと損な制度です。
しかし、どのように、何に投資するのかは自分で決めることになります。あくまで自己責任なので、国としては「応援はするけど責任はもてないよ」ってことです。
投資ですから「お金を増やす」「お金にお金を稼いでもらう」ことを期待して行うことになります。いっぽう、損することもあるのが投資です。リスクがあるんですね。
しかし、私はドケチで損が大嫌いな人間です。パチンコやスロット、競馬、宝クジなどは一切していません。
そんな私がなぜ「お金を増やす」ためにインデックス投資を選んでいるのか?
理由3つをご紹介していきます。
超ドケチな私がインデックス投資を選ぶ理由3つ【社会福祉士兼PSW流】
歴史が証明しているから
1871年から2021年までのインデックス投資の王道である「S&P500」の150年チャートです。
数年~20年ほどでは停滞したり下落したりを繰り返していますが、長期でみれば右肩あがりを続けてきています。
インデックス投資では、インデックスファンドを一度買ったら「ただ買い持ちすれば良い」と言われています。これをバイ&ホールド戦略といって、「売らずに持っておけば、いずれ価値が上がってきた」という歴史的事実に基づいた戦略です。
もちろん、短期的には下落や停滞が起きますし、未来も株価が上がり続けることを保証するものではありません。結局は、各自がリスクをうけいれて投資するかどうかです。そういった意味では、インデックス投資といえど「賭け」であることに違いはないでしょう。
要は、これからも資本主義市場が発展し続けると信じられるかどうかです。私は信じているので、インデックス投資を選んでいます。
投資以外に時間を使いたいから
投資には、個別株投資やFX、デイトレードなど、さまざまな手法があります。
例えば、個別株投資とは、1つ1つ企業を自分で選んで、その企業の株を売買する投資方法です。「どの企業がこれから伸びるのか?」「割安になっている株はどれか?」など、分析や売買にかける時間が必要です。
しかし私は、プライベートは本を読んだりブログを書いたり、家族とのんびり過ごしたいと思っています。
インデックス投資の長所は、「ただ買い持ちすれば良い」ということです。細かい分析などはいらず、株価が上がっても、暴落しても、ただ持ち続ければ良いのです。なので、投資のことは忘れて、プライベートをぞんぶんに楽しめます。
逆にいうと、「投資が趣味」「投資が大好き」という方にとっては、特に何もすることが無いインデックス投資は退屈きわまりない投資方法です。
ちなみに、投資の世界は個別株投資などのように、たくさん勉強して、たくさん時間をかけたとしても、インデックス投資を上回る利益を得ることはかなり難しいとされています。
だったら早々に諦めて「インデックス投資でいいや」というのが私の考えです。
良いアクティブファンドがわからないから
「インデックスファンド」と対をなすのが、「アクティブファンド」です。
アクティブファンドとは、「インデックスを上回るリターンを上げることを目指す運用を行うファンド」です。
アクティブファンドには、ファンドマネージャーがついています。彼らがインデックスより上がる銘柄、下がらない銘柄を探し、売買や調査分析を行います。
「ならばアクティブファンドの利益はインデックスファンドを上回るはず・・・」ですが、アメリカのさまざまな研究で8割のアクティブファンドがS&P500のインデックスファンドに負けていることが明らかになっています。
なぜなら、アクティブファンドにはファンドマネージャーの人件費がかかっています。したがって、経費(信託報酬など)が高くなり、低コストなインデックスファンドに負けてしまう傾向があるのです。
最後に
インデックス投資は、ファンド選びや投資額の決定がけっこう大切です。
私は「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」という、全世界の株価指数に連動した成果を目指すインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」につみたて投資しています。
このファンドは、「どの国がこれから成長するかわからないけど、世界は成長していくだろう」という方に合っているファンドだと思います。
日本のインデックス投資の草分けである山崎元氏は、世界株インデックス一本でもOKとおっしゃっています。
最近内外株式の連動性が高いので、世界株インデックス一本でもいいかもね。RT @keito_oz: 個人的には、投資の勉強やらメンテナンスのコストやらもひっくるめて、簡単に・平均的に勝つために、外国株式インデックス投信を握りしめていれば十分だと考えています… @yamagen_jp
— Hajime Yamazaki /山崎元 (@yamagen_jp) June 20, 2019
以上、超ドケチな私がインデックス投資を選ぶ理由3つ【社会福祉士兼PSW流】という話題でした。
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