日本精神保健福祉士協会に入会するメリット・デメリットを解説!

社会福祉士会・精神保健福祉士協会
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日本精神保健福祉士協会って入ったほうがええ?

私は入っていたがいずれ抜けるつもりだ。メリット・デメリットをまとめたから判断材料にしてくれ。

こんにちは!社会福祉士・精神保健福祉士ぱーぱすです。

精神保健福祉士の国家試験に合格して資格登録すれば、公益社団法人 日本精神保健福祉士協会正会員になることができます。

会員には、正会員、準会員、賛助会員という区分けがあるんです。正会員は精神保健福祉士であることが条件です。

さて、入るか否かということですが・・・。

わたしはというと、現在は入会していますが、今後は退会予定です。理由は、現職務が社会福祉士資格をつかう仕事であることと、年会費が高いからです。日本社会福祉士会の年会費もあわせると、年3万円以上かかってしまいますから・・・。

「入ってるひとは多いの?」というと、そうでもなく、2020年度の事業計画でも組織率は2割未満と明言されています。

「それなら、日本精神保健福祉士協会に加入するかどうか迷っている方はどうしたら良いの?」というところを、正会員(現時点)の立場からメリット・デメリットを解説します。

なのでこの記事を読めば、日本精神保健福祉士協会に加入するかどうか、判断しやすくなるはずです。

それではまいりましょう!

日本精神保健福祉士協会に加入するメリット

日本精神保健福祉士協会のホームページでは、構成員の特典がわかります。

メンバーシップカードと会章がもらえる

メンバーシップカードは、協会の会員の証になります。こんなカードですね。

なんだか誇らしい気もしますが、あまり活躍しません。(残念!)

手続きをするときに会員番号や登録番号の確認につかっています。

会章は、四つ葉のクローバーの形をしていましたが、日本社会福祉士会とおなじく失くしました、というより断捨離してしまいました。だって、使うことが無いんですもん!(すみません!)

生涯研修制度をうければ「研修認定精神保健福祉士」になれる

まず「研修認定精神保健福祉士」という制度について。

協会が実施する研修をうければ、協会があなたを「研修認定精神保健福祉士」として認定しれくれるという制度です。いわば、「日本精神保健福祉士協会おすみつきの精神保健福祉士」ということですね。

くわしい制度概要はこちらがわかりやすいです。(社団法人 日本精神保健福祉士協会HP

わたし自身、その基幹研修を受けたことがあります。研修自体は、講義をうけたりグループワークができたりして、刺激がありました。でも研修認定精神保健福祉士」をとったからといって特に実益は無かったです。

あくまで、研修をうけた修了証書のようなものです。

日本精神保健福祉士協会としては、精神保健福祉士の質を保障する意味合いがある。つまり、研修認定精神保健福祉士というのは

「この精神保健福祉士は、精神保健福祉士のなかでも特に太鼓判を押せる精神保健福祉士ですよ!」

ということですね。ただ、基幹研修は基本的に研修を受ければクリアできる傾向です。はたして専門職としての能力をどれほど保障できるのか、不安感があります。

全国大会・学術大会に構成員価格で参加できるが恩恵は少ない

日本精神保健福祉士協会は毎年、全国大会・学術大会をおこなっています。例年、2日程おこなわれます。参加費用がかかるのですが、2018年度でいうと会員と非会員の参加費用の差は4000円です。

つまり、会員になれば4000円お得。でも、そもそも年会費は15000円です。全国大会・学術大会に参加するくらいの利用度なら、はっきり言って損ですね。

せっかく高い年会費払ってるのに・・・加入しない方がおトクなんじゃ?

ちなみに、わたし自身はこれまで何回か参加しました。一緒に参加する人がいれば勉強になったり、刺激になったり、リフレッシュになったりしますね。

でも、職場がかわれば日程的にそうそう参加できなくなるのも、この全国大会というものかと思います。ここ数年は参加できていないですね。全国大会・学術大会以外にも研修があり、非会員との価格差はあるものの、たくさんの研修に参加しないと得になることはないでしょう。

つまり、研修参加費だけでいうと、たくさん研修に参加する人でないかぎり加入しない方が得、となります。

価格差を大きくし過ぎれば、非会員の研修参加率がさがってしまう。いっぽう、価格差が少なければ、正会員の不満感につながってしまう。きっと、協会は痛しかゆしなのだと思いますが、もう少し正会員のメリットにつながる価格設定をお願いしたいです。

メールマガジンが届く

精神保健福祉に関連した情報がメールマガジンでよく届きます。法律が国会で検討される等、最新の情報が手に入るので、これはメリットでしたね。

機関誌「精神保健福祉」や「PSW通信」が届く

「精神保健福祉」は年4回、「PSW通信」は年6回発行されます。さまざまな立場で全国ではたらくPSWの方々の現状や思い、また業界をとりまく課題の動静等について、まとめられています。

けっこうなボリュームの機関誌なので、ぜんぶ読もうとすると時間がかかりますね。これをしっかり読み込める方は、普段から読書もよくできるような人ではないかと推測します。わたしはというと、気になるところだけつまんで読んでいますので、だいたい10分の1かそれ以下しか読んでいませんね。

精神保健福祉士賠償責任保険に加入できる

業務上のこととはいえ、人権や場合によっては命にかかわることもある仕事です。個人に対して賠償責任をとわれることもある昨今ですから、心配な方にとっては必要な保険なのでしょう。

ただ、私のつながりのある精神保健福祉士で加入している人はきいたことがありませんね。私も加入していません。

日本精神保健福祉士協会に加入するデメリット

年会費の15000円は高い

デメリットは間違いなく、年会費の15000円です。

入会金は5,000円年会費は15,000円ですから、初年度は合計20,000かかります。

精神保健福祉士の年収は300万円台~400万円台ですから、けっこうキツイ。

それに、年会費に見合ったメリットがあるかというと、ハッキリ言って微妙です。もう少し安くならないと、精神保健福祉士の年収的に入りにくいと思います。1万円未満が嬉しいです…。

社会福祉士なら「日本社会福祉士会に加入=都道府県社会福祉士会に加入」なのに・・・

さらに言うと、社会福祉士の方は「日本社会福祉士会に加入=都道府県社会福祉士会に加入」なので、年会費は15000円くらいで収まります。年会費詳細についてはこちらの記事で書いています。

一方で、精神保健福祉士では、日本精神保健福祉士協会と都道府県精神保健福祉士協会は別物なんですよね。

都道府県にも精神保健福祉士協会があるの?

と思われた方。そうなのです。

精神保健福祉士協会には、日本精神保健福祉士協会とは別に、47都道府県に各精神保健福祉士協会があるんです。なので、それぞれに加入するか否かを判断して、年会費も別々に払わないといけません

両方に加入するなら、日本精神保健福祉士協会の年会費15000円にプラスして、都道府県の精神保健福祉士協会の年会費を払うことになるのです。(都道府県精神保健福祉士協会の年会費詳細はこちらの記事で書いています。)

15000円くらいで日本社会福祉士会&都道府県社会福祉士会に入れる社会福祉士にくらべて、15000円+数千円払わないと、日本精神保健福祉士協会&都道府県精神保健福祉士協会に入れない精神保健福祉士は、なんだか辛いですね・・・。

厳しい意見だと思いますけれど、私の知人の精神保健福祉士達も、日本精神保健福祉士協会にいったんは加入したものの、あまりメリットを感じないのと、年会費が高いことを理由に脱会していってます。

ぜひとも、改善をお願いしたいです。

【まとめ】47都道府県の精神保健福祉士協会に加入する選択肢もある

まとめると「年会費15000円は年収的に高いし、割引特典もイマイチなので得かどうかでいうと得ではない」というのが私の考えです。

そんなデメリットばかり言うのに、なぜ私が日本精神保健福祉士協会に加入しているかというと、これまた日本社会福祉士会に加入しているのと同じ理由です。

組織率をわずかでも上げることが、協会の意見力を上げ、日本をより良くすることになると信じているからです。

とはいえ、会費は高くて家計に負担です。今後は社会福祉士会だけにしぼるつもりです。本当は加入し続けたかったですが、ダブル会費はさすがにきつい。いたしかたありません・・・。

ちなみに、日本精神保健福祉士協会に加入していないPSWの知人がいるのですが、入っていない理由をきくと

年会費高いね。

それに周りで入ってる人いないし、入ってる人いないから何やってるかも余計にわからないし・・・。

都道府県の精神保健福祉士協会には入ってるけど。

という答えでした。

両方に加入している人もいれば、片方だけの人もいるわけです。どちらも入っていない人もいます。ちなみに私は、日本精神保健福祉士協会にも都道府県の精神保健福祉士協会にも入っていました。

都道府県精神保健福祉士協会にはいるメリット・デメリットについて知りたい方はこちらも見てみてくださいね。

都道府県の精神保健福祉士協会の加入メリット・デメリットを解説!

以上、日本精神保健福祉士協会に入会するメリット・デメリットを解説!という話題でした。

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