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入るべき?|都道府県の精神保健福祉士協会【メリット&デメリット】

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都道府県の精神保健福祉士協会ってはいったほうがいいのかな?

精神保健福祉士として働くなら、協会に入るべきかどうか悩むこともあるでしょう。協会にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

この記事では、精神保健福祉士協会の種類と違い、入会するメリットとデメリットについて解説します。

私は社会福祉士・精神保健福祉士として現場で10年以上の経験があります実際に入っていた感想もお伝えします。

この記事の内容

  • 精神保健福祉士協会の種類と違い
  • 都道府県の精神保健福祉士協会|入会するメリット3つ
  • 都道府県の精神保健福祉士協会|入会するデメリット2つ
結論から言うと、精神保健福祉士協会には次のメリットがあるので、入会をおすすめします。
  1. 年会費が安い
  2. 研修が近くで受けられる
  3. 人脈やネットワークが広がる

ただし、以下のデメリットもありますので、注意してください。

  1. 研修に参加しないと無駄な出費になる
  2. 退会すると周囲に知られやすい

それでは、詳しく見ていきましょう。

入るべき?|都道府県の精神保健福祉士協会【メリット&デメリット】

精神保健福祉士協会の種類と違い

精神保健福祉士協会には、全国版と各都道府県版の2つの種類があります。

両者の違いは以下の通りです。

項目全国版
(日本精神保健福祉士協会)
各都道府県版
年会費15,000円3,000~8,000円程度
入会金5,000円0円~
研修全国各地で開催同じ都道府県内で開催
構成員精神保健福祉士のみ精神保健福祉士以外のソーシャルワーカーも含む場合あり

全国版と各都道府県版はそれぞれ独立した団体であり、入会や退会は別々に行わなければなりません。また、両者の関係性や活動内容は各都道府県によって異なります。

詳しくは、「日本社会福祉士会と日本精神保健福祉士協会の違い【両資格者解説】」をご覧ください。

各都道府県の精神保健福祉士協会の一覧は次のリンクからわかります。47都道府県すべてにあるので、あなたのお住いにもありますよ。
≫都道府県 精神保健福祉士協会一覧

入会するメリット3つ|都道府県の精神保健福祉士協会

それでは、精神保健福祉士協会に入るメリットを3つ紹介します。ここでは、各都道府県版の協会に入るメリットに焦点を当てます。

メリット1:年会費が安い

各都道府県版の協会の年会費は、全国版の協会よりも安いです。ざっと調べると、以下のような金額になっています。

都道府県年会費
東京5,000円
大阪8,000円
北海道6,000円

全国版の協会の年会費は15,000円なので、半額以下になります。入会金も0円~というところが多いです。

これなら払えそう!

メリット2:研修が近くで受けられる

各都道府県版の協会の研修は、ほとんどが同じ都道府県内で開催されます。したがって、研修に参加する際に交通費や時間を節約できます。

例えば研修に行くまでは「休みなのにしんどいなぁ」「仕事終わりは早く家に帰ってゲームしたい」などと思っても、近ければ参加しやすいですね。

研修は参加してみると「来てよかった」と不思議と感じられるものだったりします。

また、研修は精神保健福祉士のスキルアップや知識の更新に役立ちます。現場で役立つテーマや講師が多く、質問や意見交換もできます。

メリット3:人脈やネットワークが広がる

各都道府県版の協会の研修に参加すると、同じ都道府県内で働く精神保健福祉士と出会う機会が増えます

これは、仕事上の相談や情報交換、転職や就職のチャンスにつながることもあります。また、同じ志を持った仲間と交流することで、モチベーションや自信も高まります。

例えば、いつもは電話でしか話さなかった相手と、顔が見える関係になれます。そうして支援が円滑にできるようになったりしますね。

顔が見える関係は大切です。詳しくはこちらの記事で話しています。

入会するデメリット2つ|都道府県の精神保健福祉士協会

一方で、精神保健福祉士協会に入るデメリットもあります。以下の2つに注意してください。

デメリット1:研修に参加しないと無駄な出費になる

各都道府県版の協会に入ると、年会費を支払わなければなりません。しかし、年会費だけ払って研修に参加しないと、無駄な出費になってしまいます

研修は協会の主なサービスですから、せっかく入ったなら積極的に参加しましょう。研修は事前申し込みが必要な場合もありますので、注意してください。

デメリット2:退会するとバレやすい

各都道府県版の協会は、同じ地域で働く人たちが集まる団体です。そのため、退会すると周囲に知られやすいです。

特に、研修で顔見知りになった人たちから「どうして退会したの?」と聞かれる可能性があります。退会する理由は何でも構いませんが、周囲に説明するのが面倒な場合は、事前に準備しておくと良いでしょう。

また、退会手続きは各協会の規定に従って行わなければなりませんので、注意してください。

まとめ:精神保健福祉士協会に入るかどうかは自分で判断しよう

この記事では、精神保健福祉士協会の種類と違い、入会するメリットとデメリットについて解説しました。

精神保健福祉士協会に入るかどうかは、自分の目的や状況に合わせて判断しましょう。入ることで得られるメリットを活用できるかどうか、デメリットを受け入れられるかどうかを考えてください。

私の個人的な意見としては、精神保健福祉士としてスキルアップやネットワーク作りをしたいなら、各都道府県版の協会に入ることをおすすめします。

年会費も安く、研修も近くで受けられますし、同じ地域で働く仲間と交流できます。

もちろん、協会に入らなくても精神保健福祉士として活躍できる人はたくさんいます。協会に入ることが必須ではありません。自分にとって必要かどうかをしっかり考えて決めてくださいね!

なお、あなたが日本精神保健福祉士協会への入会を検討しているなら、こちらの記事も読んでみてくださいね。

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