どうやって仕事探してる?|精神保健福祉士が就職&転職した方法10

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みんなどうやって仕事さがしてるの?

こういった疑問のある方に役立つ記事です。

この記事でわかること

  • 精神保健福祉士が就職&転職した方法ランキングTOP10

私は10年以上、社会福祉士・精神保健福祉士として様々な現場で働いてきました。転職を2回しています。

精神保健福祉士は、どこで求人を探せばいいのでしょうか?

失敗しない就職・転職活動をしたいですよね。 他の人はどんな方法で仕事を見つけているのでしょうか?

就職・転職活動は、これからの人生を決める大事なステージです。

精神保健福祉士の就職・転職した方法は色々あります。残念ながら「みんながやっている方法」はありません。一番多い方法でも、20%くらいです。分散してるんですね。

この記事では、公益財団法人社会福祉振興・試験センターが行ったアンケートの結果を、ランキングにして紹介します。アンケートに答えた人は、全精神保健福祉士の約40%(約3.6万人)です。
≫参考:令和2年度 精神保健福祉士就労状況調査結果報告書

先輩たちのやり方は、あなたの就職・転職活動のヒントになると思います。自分に合った方法を選んでみましょう!

どうやって仕事探してる?|精神保健福祉士が就職&転職した方法10

まずは結果の表です。

順位精神保健福祉士が就職&転職した方法割合
1位友人・知人からの紹介22.1%
2位ハローワークの無料職業紹介19.2%
3位その他18.4%
4位学校・養成施設等での進路指導12.8%
5位民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等
≫経験者が選ぶ!精神保健福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント
11.1%
6位行政広報誌(区報・市報等)7.2%
7位法人・会社の求人(就職説明会等)6.7%
8位実習・施設見学・ボランティア6.1%
9位福祉人材センターの無料職業紹介4.4%
10位前の職場からの紹介3.6%

それぞれ見ていきましょう。

10位 前の職場からの紹介 3.6%

前の職場から紹介されたということは、転職したということですね。

どうして前の職場が紹介してくれたのでしょうか?理由はいろいろあると思います。

例えば、職場が閉鎖したり、雇用期間が終わったり、定年になったりした場合です。「前の職場と関係のあるところ」ということもあるかもしれませんね。

精神保健福祉士が転職や離職した理由の調査結果ランキングは、こちらの記事でわかります。

9位 福祉人材センターの無料職業紹介 4.4%

福祉人材センターは、福祉の仕事に特化したハローワークみたいなところです。社会福祉協議会が運営していますね。「利益を目的とした転職サイトより安心」という人もいるでしょう。

福祉人材センターでは、仕事や事業所の検索や相談などのサポートを受けられます。一度見てみると、良い求人が見つかるかもしれません。

ちなみに、社会福祉協議会は社会福祉士や精神保健福祉士に人気の就職先です。職員は公務員ではありませんが、待遇や給料は公務員並みです。詳しくは下記の記事で説明しています。

8位 実習・施設見学・ボランティア 6.1%

現場で「うちで働いてみない?」と誘われる(誘ってもらえる)のは、よくあることです。

特に、実習やボランティアからの就職はおすすめです。就職する側も採用する側も、相手をよく知ることができるからです。

一回の面接だけでは、相手を100%理解することはできません。お互いに良い顔をしていますし、良いところを見せようとします。

でも、実習やボランティアでしばらく一緒に働けば、お互いの普段の様子を見ることができます。

その間に私たちは、職場の本当の姿を感じられます。

例えば人間関係や仕事内容の実態がわかりますし、職場側が「隠しておきたい部分」まで知ることができます。

「ここなら働いても大丈夫だな」「ここでは働きたくない!」と判断しやすいですね。

採用する側も「この人と一緒に働きたいな」「この人ならうちに合ってると思う」という安心感を持てます。逆に「この人は難しそうだな・・・」と思うこともあるでしょう。

福祉現場では、賢さよりも人柄が大切にされる傾向です。理由は以下の2つです。

福祉現場は賢さより人柄

  • 職場の人間関係
  • クライエントとの支援関係

悪く言えば「バカでもいいから、いい人に来てほしい」という現場も多いでしょう。

・・・と言われて「私は人が苦手だから無理だ・・・」と思った人。大丈夫です!下記はキャリアガーデンさんへ寄稿した記事で、あなたに役立つはずです。

7位 法人・会社の求人(就職説明会等) 6.7%

法人や会社が直接求人を出している場合ですね。就職説明会や面接会などに参加して、採用される方法です。

この方法のメリットは、職場の雰囲気や方針を直接聞くことができることです。デメリットは、応募者が多くて競争率が高いことです。

法人や会社の求人は、ハローワークやインターネットなどで見つけることができます。気になる求人があれば、早めに応募しましょう。

ちなみに、福祉現場で有名な就職説明会は、「福祉の就職総合フェア」です。これは、社会福祉協議会が主催していて、全国で開催されています。

「福祉の就職総合フェア」とは、
・福祉や介護にかかわる仕事に就職を希望する方を対象とした合同面接会
・福祉や介護の職場
・仕事内容の説明等を行うセミナー、相談会等のイベント です。
各都道府県の福祉人材センター・バンクが主催、あるいはハローワーク等と共催で開催しています。
引用元:福祉のお仕事HP

開催地域の法人・職場がたくさん参加しますから、仕事を効率的に見つけやすいでしょう。全国の「福祉の就職総合フェア」のイベント情報は下記から探せます。

6位 行政広報誌(区報・市報等) 7.2%

行政広報誌とは、区や市などの自治体が発行する情報誌のことです。自治体の施策やイベントなどの情報が掲載されています。

行政広報誌には、求人募集がよく掲載されています。役場の募集もあることが多いですね。近くの仕事なので応募しやすいと思います。

「読んだことないんだけど・・・」という人もいるかもしれませんね。行政広報誌は、住んでいる場所によっては届いていないかもしれません。

でも大丈夫です。ネットで検索できますよ!

あなたの地域の行政広報誌は全国自治体マイ広報紙リストから検索できます。

リンク先から地域名を入力して検索すれば、広報誌が出てきます。

意外な求人募集があるかもしれません。一度チェックしてみてくださいね。

5位 民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等 11.1%

民間の職業紹介とは、転職サイトやエージェントのことです。

就職情報誌や求人チラシは、新聞や雑誌に掲載されています。求人情報サイトは、インターネットで検索できますね。

例えばindeed求人ボックスのようなサイトから仕事を見つける方法ですね。こうした方法は、求人を見つけるのに便利です。求人票から応募・採用条件のチェックができます。

ただし、「実際はどうなの?」というリアルがわからないのが不安です。

求人票は良いところばかり書いてあります。ブラック職場も紛れているかもしれません。では、どうやって探したら良いのか?

まとめた記事がこちらです。

4位 学校・養成施設等での進路指導 12.8%

学校や養成施設で受ける進路指導のことです。教員や担当者から、就職先の紹介やアドバイスをもらう方法ですね。

学生が就職する王道ルートでしょう。私が学生の頃は、面接や論文の指導を受けました。(10年以上前のことです・・・。)

この方法のメリットは、信頼できる情報やサポートを受けやすいことです。デメリットは、紹介される求人が限られていることです。

学校や養成施設では、卒業生や関係者のネットワークを活用して求人を紹介しています。そのため、自分の希望に合わない場合もあります。

進路指導は、就職活動の一つの手段として利用しましょう。自分で情報収集や応募も行いましょうね。

3位 その他 18.4%

その他の方法とは、具体的にはどんな方法があるのでしょうか?

はっきりとはわかりませんが、例えば、以下のような方法が考えられます。

  • 専門誌や学会誌での求人
  • SNSやブログでの情報交換
  • 自分から直接電話やメールで問い合わせ

2位 ハローワークの無料職業紹介 19.2%

ハローワークは、国がやっている仕事の相談所です。仕事を探したり、相談したりできます。お金はかかりませんね。

ハローワークで仕事を見つける精神保健福祉士は、約2割もいます。

ハローワークのメリットは、「地元での就職に強い」と言われていること。また、自己分析や職業訓練の相談もできますね。

ハローワークでは、インターネットや端末で仕事を探せます。担当の人に話すこともできます。全国にありますので、近くのハローワークに行ってみましょう。

今ではスマホから、ハローワークインターネットサービスで求人を調べたり、申し込みができるようになりました。便利になりましたね!

1位 友人・知人からの紹介  22.1%

友人や知人から仕事を紹介してもらう方法です。口コミやコネで仕事を見つける方法です。

例えば、「私の職場で募集してるから、受けてみない?」という感じですね。

この方法のメリットは、信頼できる情報や紹介を受けやすいことです。

デメリットは、友人や知人が少ない場合は難しいことです。

それと、再び転職・退職するときに気をつかいます。わたしが大学教授に紹介してもらった職場を辞めるときは、けっこう気になりました・・・。「紹介してもらったのにごめんなさい」という感じですね。

しかし採用される時には、コネは強力です。福祉現場の採用は人柄重視ですから、「この人が推薦するんだから、きっと良い人だろう」と有利になるんですね。

友人や知人から仕事を紹介してもらうには、積極的にコミュニケーションを取りましょう。

自分の希望や状況をしっかり伝えておかないと、思わぬ結果になって友人関係にヒビが入ることもあります。

私の知っているケース

私の友人のAさんとBさんは、大学で精神保健福祉士の資格を取りました。

卒業後は、それぞれ精神保健福祉士の仕事に就きました。仕事が忙しくても、定期的に連絡を取り合っていたようです。

Bさんは結婚して子どもが生まれました。子育てが一段落したころ、Bさんは仕事復帰を考えるようになりました。Aさんに相談すると、Aさんは自分の職場を紹介してくれました。

Bさんは「Aさんが長く働いているから、良い職場なんだろうな」と思いました。Aさんは職場で信頼されていました。Aさんの推薦で、Bさんは採用試験に合格しました。

このように、友人や知人から紹介されると、職場の雰囲気や人間関係がわかりやすいですね。

特に、精神保健福祉士の仕事では、人間関係が大切です。実際、精神保健福祉士の退職理由の3位は「人間関係」です。求人票だけではわからない人間関係を知れるのはメリットですね。

ぼくに紹介してくれる友だちはいない・・・グスン。

大丈夫!ハローワーク、転職サイトやエージェント、福祉のお仕事とか、つかえるものはたくさんあるよ!

最後に

精神保健福祉士が仕事を探した方法ランキングTOP10をまとめてみました。

順位精神保健福祉士が就職&転職した方法割合
1位友人・知人からの紹介22.1%
2位ハローワークの無料職業紹介19.2%
3位その他18.4%
4位学校・養成施設等での進路指導12.8%
5位民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等
≫経験者が選ぶ!精神保健福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント
11.1%
6位行政広報誌(区報・市報等)7.2%
7位法人・会社の求人(就職説明会等)6.7%
8位実習・施設見学・ボランティア6.1%
9位福祉人材センターの無料職業紹介4.4%
10位前の職場からの紹介3.6%

私は大学教授から職場を紹介してもらったことがあります。でも先生から教えてもらった仕事は、ブラック職場でした。暴言や暴力が横行している職場でしたね。

あなたに伝えたいことは、知人・友人から教えてもらったからと言って安心できないということです。

仕事を探す時は(人生でも)運があります。できるだけ調べて、あとは勇気を出して飛び込んでみることが大切ですね。

でも、仕事が合わなかったり、ブラック職場だったりしたら、転職しましょう。転職は悪いことではありません。海外ではよくあることです。私の転職経験はこちらの記事に書いています。

精神保健福祉士の仕事は年齢に関係なく探せます。転職市場では人気がありますね。

そして、今までに学んだことや経験したことはあなただけの財産です。転職後も役に立ちます。これは精神保健福祉士の強みですね。

精神保健福祉士の転職方法については、こちらの記事でも考えてまとめました。きっとお役に立つはずです。

今回はここまでです!それではまた!

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