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社会福祉士の研修はどこで受けられる?日本社会福祉士会に入る3つのメリット

https://syahukusan.com/syahuku-training/

社会福祉士として、もっと良い支援がしたい。忙しいけど、自分のスキルをもっと磨きたいなあ…。

私は児童相談所や障害福祉の分野などで十数年ほど働いてきましたが、正直なところ、研修に行く余裕なんてないと感じる時期のほうがずっと多かったです。

昼は電話・面談・訪問、夜は記録。
気づけば休みの日も、頭の片隅でケースのことを考えている。
そんな状態で「学び続けることが大切」と言われても、きれいごとに聞こえるのが実感でした。
「そんな余裕なんてない」と。

それでも――。
少しだけ視点を外に向けると、「あ、こういう考え方もあるのか」と思考の空気が入れ替わる瞬間があります。
それが研修だったり、他の社会福祉士との対話だったりする。

この記事では、そんな“学び直しのきっかけ”を作る場としての社会福祉士会についてお話しします。
社会福祉士の研修を探している方、あるいは「気にはなるけど年会費が高そうで迷ってる」という方へ、私の経験も交えながら、社会福祉士会を活用する3つのメリットをお伝えします。

筆者:ぱーぱす(社会福祉士・精神保健福祉士)
自治体で働くソーシャルワーカー。児童相談所などでの実務経験をもとに発信。日本社会福祉士会員。
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社会福祉士会は「都道府県+全国」がセットになっている

まず仕組みを押さえておきましょう。
社会福祉士会は、「日本社会福祉士会」と「都道府県社会福祉士会」の二層構造になっています。

たとえば東京都であれば、「東京社会福祉士会」に入ると自動的に「日本社会福祉士会」にも入会することになります。
入会先は、勤務先居住地の都道府県いずれかを選ぶ形です。

ちなみに精神保健福祉士は別組織(日本精神保健福祉士協会と都道府県協会)なので、それぞれ個別に入会する必要があります。

▼詳しくはこちらの記事で解説しています。

日本社会福祉士会に入るメリット3つ【研修特化】

社会福祉士会に入ることで得られる研修に特化したメリットは次の3つです。

社会福祉士会入会の3つのメリット

  1. 研修チラシが届く&会員割引で受けられる
  2. 認定社会福祉士・上級認定社会福祉士の研修が受けられる
  3. e-ラーニング講座が利用できる

それぞれ解説しますね。

メリット1:地域の研修チラシが届く&会員割引がある

都道府県社会福祉士会に入ると、その地域で開催される研修チラシが定期的に届くようになります。

研修は無料・有料どちらもあり、有料でも会員割引が適用されることが多いです。
(例:「会員500円・非会員1000円」など)

最近では「Zoomによるオンライン懇談会」や「分野別スキルアップ研修」など、形式も多様化しています。
届いたチラシを眺めているだけでも、「こんな分野もあるのか」と新しい視点が得られることもあります。

現場で孤立しやすいソーシャルワーカーにとって、情報が“勝手に届く”という環境は安心感になるはずです。
(でも、読まなければ宝の持ち腐れになります)

メリット2:「認定社会福祉士」「上級認定社会福祉士」への道が開ける

社会福祉士資格はスタートラインです。
実践力をどう磨き、どう証明していくか。そのひとつの方法が、「認定社会福祉士」「上級認定社会福祉士」です。

この制度は「認定社会福祉士認証・認定機構」による民間認定ですが、全国的に整備が進んでいます。
資格そのものよりも、体系的に実践を振り返る機会として価値があります。

取得を目指すには、社会福祉士会が主催する研修を段階的に受ける必要があります。
そのため、社会福祉士会に入会しておくと、自然と「認定研修」への導線が整います。

ただし認定社会福祉士制度は、現時点では認知度が高いとは言えません。
「すごいね!」よりも「それってどんな資格?」と聞かれることの方が多いでしょう。
それでも、自分の実践を整理し、言語化できる貴重な学びの機会になります。

▼認定社会福祉士制度について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

メリット3:日本社会福祉士会のe-ラーニングで学べる

日本社会福祉士会の会員になると、公式サイトでe-ラーニング講座が利用できます。
動画形式で学べるオンライン講座で、内容は幅広いです。

講座例:

  • 対人援助と事例研究
  • LGBTQソーシャルワーク序説
  • 学校における社会福祉士の役割
  • 独立型社会福祉士とは

講師は大学教授や社会福祉士会の委員など。
制度動向や最新のトピックも扱われており、現場で「今、知っておくべきこと」を整理するのに使えます。

まとめ:学び続ける社会福祉士であるために

正直、現場で働いていると――
「研修なんて行ってる暇ないよ」と思う瞬間の方が多いです。
日々の業務に追われ、気づけば自分の時間も気力も食いつぶされてしまう。

でも、そうした条件は多くの社会福祉士が同じです。
だからこそ、“学びの機会をどう確保するか”が運命の分かれ道。

年に1回でも、オンラインでもいい。
自分のペースで外の刺激に触れることが、思考の息抜きや、視点を取り戻すきっかけになると思います。

社会福祉士会に入ることで得られる主なメリットは次の3つです。

社会福祉士会入会の3つのメリット

  1. 研修チラシが届く&会員割引で受けられる
  2. 認定社会福祉士・上級認定社会福祉士の研修が受けられる
  3. e-ラーニング講座が利用できる

ただし、年会費を払うだけでは意味がありません。
研修に実際に参加し、学びを自分の実践にどう活かすか──そこまでやってはじめて、費用に見合う価値を感じられると思います。

つまり、社会福祉士会は「入れば自動的に成長できる場」ではなく、学びを取りにいく人にとってリターンがある選択肢です。

誰にでも無条件にすすめられるわけではありませんが、
「これからも現場で学び続けたい」と思う方には、きっと良いきっかけになるはずです。

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この記事は”研修に特化したメリット”を3つ解説しました。下記の記事では、全体的なメリットに加え、「正直ここは微妙」と感じた点も、現役の視点からまとめています。

▼ 社会福祉士実習指導者になるには(講習会・研修の流れ)
社会福祉士実習指導者になるには、講習会を受ける必要があります。
これもひとつの「研修」と捉えられ、ステップアップの機会になります。
後進を育てる視点や、支援を伝える姿勢を学べる貴重な時間です。

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