日本社会福祉士会に入会するメリット・デメリット【社会福祉士会会員談】

社会福祉士会・精神保健福祉士協会
この記事は約8分で読めます。

日本社会福祉士会って、入った方がええんか?

日本社会福祉士会の会員として、メリット・デメリットを伝えよう。

判断材料にしてくれ。

こんにちは!日本社会福祉士会の会員、ぱーぱすです。

こんかいは「日本社会福祉士会に入った方が良いのかどうか?」というテーマで話します。社会福祉士の国家試験に合格された方々は、誰もが一度は考えたであろうと思います。

社会福祉士に資格登録した方は、社会福祉士の職能団体「日本社会福祉士会」に入ることができます。

でも、日本社会福祉士会って、入った方が良いのか迷いませんか?私自身も迷いましたし、周りの社会福祉士にも迷っている方々がいます。ハッキリ言ってしまうと、日本社会福祉士会に入るかどうかは、賛否両論あるのです。

例えば「日本社会福祉士会が何だかよくわからない」「お金かかるみたいだしチョット・・・」「周りで入っている人少ないし・・・」という思いのある方は多いはずです。

そうした疑問や悩みのある方にむけて、加入するメリット・デメリットをまとめました。なのでこの記事は

  • 社会福祉士の方
  • 日本社会福祉士会や都道府県の社会福祉士会に入ろうか迷っている方

上記のような方に役立つ内容となっております。それではまいりましょう!

日本社会福祉士会の組織率

そもそも、日本社会福祉士会には皆さん入っているのでしょうか?

調べてみると、社会福祉士の組織率は18.42%でした。(※社会福祉振興・試験センターより 226,561人中、41,731人の加入【2018年】)

日本社会福祉士会に入っているのは、社会福祉士5人に1人ということです。

多いか少ないかでいうと、私は少ないと感じます。

例えば、他の職能団体の組織率と比較してみます。医師の「日本医師会」は6割弱、看護師の「日本看護協会」 は5割弱です。【厚生労働省(平成21年度データ)より】

となると、日本社会福祉士会の組織率18.42%というのは…比較しても低い組織率といえます

日本社会福祉士会にはどうして入らない人が多いのか?メリット・デメリットをみていくと理由が想像しやすくなるはずです。

日本社会福祉士会に入会するメリット

まずはメリットについてですが、日本社会福祉士会のHPで紹介されているので、引用してみます。

都道府県社会福祉士会の会員になると

  • 会員証、会員バッジが発行されます。
  • ニュース(会員情報紙)が年4回送付されます。
  • 研究誌『社会福祉士』への論文投稿の機会が与えられます。
  • 研究誌『社会福祉士』が年1回送付されます。
  • 研修会・大会等、自己研鑽の機会が豊富にあります。
  • 社会福祉士学会に研究成果を発表する機会が得られます。
  • 厚生労働省や各自治体の最新福祉情報が手に入ります。
  • IFSW(国際ソーシャルワーカー連盟)の会員となります。
  • 会員専用のホームページへアクセスできます。
  • 全国の会員間でネットワークが作れます。
  • 出版物が割引購入できます。

引用元:公益社団法人 日本社会福祉士会HP

おい!

都道府県社会福祉士会のメリットやんかコレ!

こんかいは日本社会福祉士会の加入メリットの話やろ?

実はな。

日本社会福祉士会に加入する=都道府県社会福祉士会に加入する

ってことなんだ。2つ同時に入ることになる。

 

実は、日本社会福祉士会は「連合体組織」でして、都道府県社会福祉士会に入れば、日本社会福祉士会にも入ることになるのです。

そのため、日本社会福祉士会HPで、都道府県社会福祉士会への加入メリットが堂々と紹介されているわけです。このあたりについては、下記の過去記事で解説しています。

【連合体組織と会員組織】日本社会福祉士会と日本精神保健福祉士協会の違い

なので、「日本社会福祉士会に入るメリット=都道府県社会福祉士会に入るメリット」です。よって、日本社会福祉士会に入るメリットも、都道府県社会福祉士会の加入メリットも、明確にはわけず、私の実感を話していきます。

会員証・会員バッジについて

会員バッジ

「会員バッジはこれです!」といいたいのですが、会員バッジは失くしてしまいましたので紹介できません。ごめんなさい。社員バッジとか議員バッジみたいに、ピンでスーツにとりつける物でした。使ったことはありませんでした。

しかし悲しいかな、失くしたからといって、特に困ることもないというのが現状です・・・。

会員証

会員証の方は、都道府県によるでしょうけれど、ポイントカードやクレジットカードと同じサイズです。

私の会員証には、会員Noや社会福祉士登録Noがのっています。(都道府県社会福祉士会の発行したもので、所属会がわかってしまうので公開できませんが・・・。)

「会員No」は手続きなどで使うことがありますから、その確認用としては使っています。でも、他の場面でつかったことはありません。

まとめると、会員証・会員バッジの実用性は少しだけというのが実感です。ちょっぴりメリットってくらいの感じです。

「私は社会福祉士だ」というアイデンティティにはなると思いますが、これをどれほどメリットに感じるかは個人差があるポイントでしょう。

ニュース(会員情報紙)について

日本社会福祉士会から届く会員情報紙

日本社会福祉士会からニュース(会員情報紙)がこんな感じで届きます。

封の中には、研修や集会の案内、求人情報、「公益社団法人 日本社会福祉士会NEWS」の冊子が入っていました。

「公益社団法人 日本社会福祉士会NEWS」はすべてを読もうとすると労力がかかるので、わたしはいつも飛ばし読みです。なにか関心のあることが書かれていたら読んでおくくらいです。しっかり読まないともったいない気がしますが、けっこう労力かかるので、ほったらかしになりがちです。

他にもいろいろな研修案内がはいっています。今回の案内に入っていたのは、アルコール依存症の基礎講座や、スクールソーシャルワークの全国実践研究集会や司法福祉全国研究集会の案内、独立型社会福祉士研修などです。最近ではコロナの影響で、オンライン研修の案内が多いです。

こうした情報を役立てたり、研修などに参加できる方にとってはニュース(会員情報誌)はメリットとなるでしょう。私はというと、ちゃんと役立てられてないわけですが・・・。

都道府県社会福祉士会からも会員情報紙が届く

日本社会福祉士会からだけでなく、都道府県社会福祉士会からもニュース(会員情報紙)が届きます

都道府県社会福祉士会からの情報の方が、居住地の研修案内や求人が入る傾向で身近です。身近ということは、メリットになりやすいでしょう。

研修には私も行ってみたことがあります。会場で仕事関係の人とバッタリ出会う、なんてこともありました。後日仕事で再びお会いしたときには「先日の研修でお会いしましたね!」なんて盛り上がって、仕事がしやすくなったりした経験があります。そうやってネットワークが広がっていくメリットがありました。

最近では、都道府県社会福祉士会にの研修も、日本社会福祉士会と同じように、オンライン研修が増えてきています。(ただ、オンラインのデメリットは、ネットワークの広がりにつながりにくいことでしょう。)

私はというと、最近は研修の日時と仕事がよくかぶっていて、参加できません。研修がメリットになるかどうかは、どれだけ参加できるかがポイントでしょう。平日の日勤帯に仕事をしている人なら参加しやすいはずです。

統計資料やe-ラーニング(無料のネット講座)について

さて、会員専用ページでは、統計資料やe-ラーニング(無料のネット講座)といった特典があります。

統計資料は時々見たりします。どんな時にみるかというと、社会福祉士についてのブログを書くときに情報収集したり、正誤を確認したりする時です。ふだんの仕事で確認にせまられることはないです・・・。

e-ラーニングは、ネット上で社会福祉に関係する講義を受けられる特典です。視聴したことがありますけど、ちょっとだけ観てやめてしまいました。通勤中にe-ラーニングなら勉強になるかと思いましたが、そうでもなかったです。

そもそも私は、本で勉強した方がよく頭にはいってくるので、講義形式での学習が向いてないんです。講義の方が集中したり勉強しやすい方にとってはメリットでしょう

ちなみに、2020年9月30日、公式HPでのe-ラーニング月間PVは、2600程でした。30日で割れば、一日100PV弱くらいです。多いとはいえませんけど、観る方は観ているのだと思います。

さて、ここまで日本社会福祉士会の加入メリットをお伝えしてきましたが、私個人は日本社会福祉士会のメリットをあまり実感していないことが、おわかりいただけたのではないかと思います。

日本社会福祉士会に入会するデメリット

何よりのデメリットは年会費です。

年会費は都道府県によってかわりますが、15000円ほどはかかります。下記リンクをみれば、年会費がわかりますのでご参考に。(初年度は入会金もかかります)

都道府県社会福祉士会 会費一覧

15000円は、社会福祉士の年収からすると高いんじゃないでしょうか。加入率を下げる要因になっているはずです。

年会費に見合うメリットがあるのかどうか、私としては微妙といわざるを得ません。年5000円くらいなら満足感はあるのですが・・・。それだと会の活動を維持できないのでしょうねえ。

「どんなサービスなら15000円払うか?」と聞かれれば、「そもそも15000円分の役割までしていただかなくても結構です」というのが率直な意見です。収入的に年15000円払う経済的負担が辛いのです。年会費が高いのが何よりのデメリットというのがわたしの実感です。

【まとめ】それでも私は日本社会福祉士会に加入している理由

さんざん日本社会福祉士会に入るメリットはない話をしておいて、なぜ私が日本社会福祉士会に加入しているのか。

わたしなりの理由ですが公益を考えてのことです。つまり、わずかでも日本社会福祉士会の組織率をあげ、会としての意見力をあげることが、この日本をより暮らしやすい国にすると思っているからです。なので、寄付的な意味合いであったり、選挙的な意味合いで、加入しています。かといって、このような入り方を人に勧めるつもりはありません。

メリットとしてご紹介してきたことは、お人によっては本当にメリットになるはずです。自分から活用したり、研修参加したり、情報誌をよんだりする姿勢があれば、役立てられるはずです。

もし日本社会福祉士会の加入を検討されるのなら、各都道府県の社会福祉士会HPを一度ごらんになってみてはいかがでしょうか。下記リンクが一覧になっています。

全国の社会福祉士会一覧

以上、日本社会福祉士会に入会するメリット・デメリット【社会福祉士会会員談】という話題でした。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました