
社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験落ちた・・・。受験資格はいつまで有効?なくなることってあるの?
こういった不安のある方へ。
この記事の結論・社会福祉士&精神保健福祉士の受験資格に有効期限はない!
・法改正でもないかぎり、受験資格は永久に不滅です!

私は某自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験はおよそ13年です。
結論としては、今の法律のままなら、いつまでも受けられます。
なぜなら、社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格は、それぞれ法律で決められているから。
根拠法
- 社会福祉士の受験資格:社会福祉士及び介護福祉士法(第7条)
- 精神保健福祉士の受験資格:精神保健福祉士法(第7条)
どちらの法律にも、受験資格に有効期限を定めた条文はありません。
つまり、受験資格に有効期限という概念はないのです。
受験資格がなくなることもありません。「あと1年で消えます!」みたいな有効期限もありません。
ご安心ください!
ただし、法律が改正されれば、どうなるかはわかりません。
もうちょっと詳しくお話しますね!
解説動画:社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格はいつまで有効?なくなるの?
このブログの内容は以下のショート動画でも解説しています!
受験資格に有効期限のある国家資格
例えば、「司法試験」の受験資格には有効期限があります。
- 法科大学院修了または予備試験合格から5年間で5回まで
司法試験法に明記されているのです。
第四条 司法試験は、次の各号に掲げる者が、それぞれ当該各号に定める期間において受けることができる。
一 法科大学院の課程を修了した者 その修了の日後の最初の四月一日から五年を経過するまでの期間二 司法試験予備試験に合格した者 その合格の発表の日後の最初の四月一日から五年を経過するまでの期間
引用元:司法試験法
他にも、例えば「教員免許」は、更新制度がいちどは導入されました。
≫参考:文部科学省HP 教員免許更新制(アーカイブ)
しかし、その後に更新制度は解消されました。
こうした背景には、教育職員免許法の改正があったんですね。
法改正がない限り、社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格は永続
社会福祉士と精神保健福祉士の受験資格をさだめた法律は、社会福祉士及び介護福祉士法と精神保健福祉士法です。
もし、法改正があって、例えば
「社会福祉士の受験資格は○○年で失効する」
「実務経験の有効期間は〇〇年」
といった条文が追加されたり、修正されたりしたら・・・
受験資格に有効期限ができたり、受験資格を失うことがありうるのです。

えぇ!それなら早く受からないとヤバい!
社会福祉士・精神保健福祉士にも更新制を導入される可能性が、永遠に無いとまでは言い切れません
・・・っとまあ心配な話をしましたが、まだまだそんな議論は起きていません。
こういう改正は、大きな問題や不祥事が起きて議論されてからなされます。
つまり、当面は受験資格がなくなるなんて心配はしなくて良いのです!

安心した♪
とはいえ、国家試験は早く合格しましょうね!
最後に 国家試験には早く合格しよう!おすすめ勉強法は?
「矢が2本あると思えば、2本とも外れる」
これは弓道で言い伝えられている話ですが、人の心理をついた真理です。
落ちたらまた受ければ良いと思っていると、何回でも落ちてしまいかねません・・・。「チャンスはこの1回!」と思うことが大切ですね。
参考になるかわかりませんが、私がやった独学勉強法はこちらでご紹介してあります。
独学だと不安な人は、通信講座が選択肢です。ひとりでマイペースにやっていては、何が正解かわからなくなります。
それに、「お金を投資したんだから、頑張らないと損だ!」とモチベーションを上げられるでしょう。お金をかけるって、大切なんです。資格を取れたら元も取れますからね。
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