
社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験落ちた・・・。受験資格はいつまで有効?なくなることってあるん?
こういった思いの方へ。
- 社会福祉士&精神保健福祉士の受験資格に有効期限は無いし、受験資格はなくならないという話(現行法では)

私は社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験は10年超です。
先に結論を言いますね。
受験資格の有効期限について現行法では、受験資格に有効期限はない。(受験資格はなくならない)
「今の法律だと、いつまでも受けられますよ」ということです。「もう一回勉強しなされ!」みたいな罰はありません。ご安心を!
社会福祉士と精神保健福祉士の受験資格については、それぞれ次の法律で定められています。
- 社会福祉士の受験資格:社会福祉士及び介護福祉士法(第7条)
- 精神保健福祉士の受験資格:精神保健福祉士法(第7条)
条文のなかに有効期限を定めた文言はありません。
つまり、受験資格に有効期限という概念はないということです。受験資格がなくなることもありません。
注意点は、いずれ法律が改正されれば、どうなるかわからないということです。
社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格はいつまで有効?なくなるの?
受験資格に有効期限のある国家資格
例えば「司法試験」の受験資格には、有効期限があります。
- 法科大学院修了または予備試験合格から5年間で5回まで
司法試験法に明記されているのです。
第四条 司法試験は、次の各号に掲げる者が、それぞれ当該各号に定める期間において受けることができる。
一 法科大学院の課程を修了した者 その修了の日後の最初の四月一日から五年を経過するまでの期間二 司法試験予備試験に合格した者 その合格の発表の日後の最初の四月一日から五年を経過するまでの期間
引用元:司法試験法
他にも「教員免許」では、更新制度がいちどは導入されましたが、その後に更新制度が解消されています。
≫参考:文部科学省HP 教員免許更新制(アーカイブ)
こうした背景には、教育職員免許法の改正があるんですね。
法改正で条文追加されない限り、社会福祉士・精神保健福祉士の受験資格は永遠
社会福祉士と精神保健福祉士の受験資格をさだめた法律は、社会福祉士及び介護福祉士法と精神保健福祉士法です。
つまり今後の法改正で、「社会福祉士の受験資格は○○年で失効する」「実務経験の有効期間は〇〇年」などの条文が追加されたら、
受験資格に有効期限ができてしまったり、受験資格を失うことがありうるのです。

えぇ!ほな早く受からんとヤバい!
社会福祉士・精神保健福祉士にも更新制を導入される可能性は、未来永劫無いとは言えません。
・・・っとまあ心配な話をしましたが、まだまだそんな議論は起きていません。
こういう改正は、大きな問題や不祥事が起きて議論されてからなされるものです。
要は、当面は受験資格がなくなるなんて心配はしなくて良いということです!

安心した♪
とはいえ、国家試験は早く合格してしまいましょうね!
わたしの勉強法は独学メインだったので、【ダブル受験】社会福祉士・精神保健福祉士の独学勉強法【現役解説】で解説しています。
独学だと不安でしたら、通信講座を検討してみても良いでしょう。下記でおすすめを比較してあります。
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