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社会福祉士の仕事の探し方ランキングTOP10【公式調査から発表】

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社会福祉士のみんなは、どうやって仕事を探してるのかな?コネで採用?

こういった悩みのある方へ。

この記事の内容

  • 公式調査をもとに、社会福祉士が仕事を探した方法TOP10を発表

私は某自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験はおよそ13年です。

社会福祉士の仕事を探すのって、大変ですよね。次のようなことを考えている人は多いと思います。

  • 社会福祉士の仕事ってどこで見つけるの?
  • 良い職場に行きたいな。
  • 就職・転職活動で失敗しないようにしたいな・・・。

職場によって、毎日の大変さや給料や人間関係が違います。メンタルやキャリアアップにも影響します。

就職・転職活動は、あなたのこれからの人生を決める大事なことです。

それなのに、適当な探し方をすると「こんなはずじゃなかった・・・」「思っていた仕事と違った・・・」と後悔しかねません

社会福祉士の就職・転職方法は一つじゃないです。

この記事では、社会福祉士の先輩達がどんな方法で仕事を見つけたか、ランキングで紹介します。

調査したのは、公益財団法人社会福祉振興・試験センター。これは、社会福祉士の国家試験を行っているところです。
≫参考:令和2年度 社会福祉士就労状況調査結果報告書

社会福祉士の先輩達がどうやって仕事を探したかを知れば、あなたに合った方法が見つかるはず。自分にピッタリの探し方を選んでくださいね!

では、チェックしていきましょう!

社会福祉士の仕事の探し方ランキングTOP10【公式調査から発表】

それでは、ランキングの発表です!

順位方法割合
1位友人・知人からの紹介21.6%
2位ハローワークの無料職業紹介18.7%
3位その他16.7%
4位民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等
≫経験者が選ぶ!社会福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント3つ
13.4%
5位学校・養成施設等での進路指導10.9%
6位法人・会社の求人(就職説明会等)9.3%
7位行政広報誌(区報・市報等)7.6%
8位実習・施設見学・ボランティア5.5%
9位福祉人材センターの無料職業紹介4.9%
10位前の職場からの紹介3.2%

では、それぞれ解説していきます!

10位 前の職場からの紹介 3.2%

前の職場から紹介してもらって転職したということですね。

どうして前の職場が紹介してくれたのか?いろんな理由があると思います。

たとえば、職場がなくなったり、期間が終わったり、定年になったりしたときに、別のところに行けるようにしてくれたとか。

前の職場とつながりのあるところだったとかも考えられますね。

9位 福祉人材センターの無料職業紹介 4.9%

福祉人材センターは、福祉の仕事を探す人のためのハローワークみたいなところです。

社会福祉協議会がやっています。「営利目的じゃないから安心」という人もいるでしょう。

福祉人材センターでは、仕事や事業所を探したり、相談したりできます。一度見てみると、いいところが見つかるかもしれません。

ちなみに、社会福祉協議会は社会福祉士に人気の職場です。公務員ではないですが、待遇や給料は公務員レベルです。詳しくはこちらの記事で説明しています

8位 実習・施設見学・ボランティア 5.5%

現場で「うちで働いてみない?」って声をかけられる(かける)ことは、よくあります。

特に、実習やボランティアからの就職はおすすめです。自分も気に入って、相手も気に入ってくれることが多いからです。

一回の面接だけでは、相手のことを全部わかることはできません。お互いに良い顔をしていますし、頑張って見せようとします。

でも、実習やボランティアでしばらく一緒にいると、普段どんな感じかわかります。

例えば人間関係や仕事内容の本当のところがわかりますし、職場の「隠したい部分」まで知ることができます。「ここなら働いても大丈夫だな」「ここでは働きたくない!」って決めやすいですね。

職場側も「この人と一緒に働きたいな」「この人ならうちで頑張れそう」と思ってくれます。逆に「この人は合わないだろうな・・・」って判断することもあるでしょう。

福祉の現場では、賢さより人柄が大事です。ポイントは以下の2つです。

  • 職場の人間関係
  • クライエント(利用者)との支援関係

社会福祉士は人と関わる仕事ですから、関係がうまくいかないと仕事になりません。

言い方は悪いですが「バカでもいいから、いい人に来てほしい」という現場は多いでしょう。

・・・と言われて「私は人が苦手だから無理だ・・・」と思った人へ向けて、「人が苦手」「話すのが苦手」でも社会福祉士・精神保健福祉士は大丈夫?をキャリアガーデンさんへ寄稿しています。

7位 行政広報誌(区報・市報等) 7.6%

区や市が出している広報誌には、地域の福祉施設や団体の求人情報が載っています。

地元で働きたい人や、小規模な職場を探している人にはおすすめです。

ただし、広報誌に載っている求人は、あまり多くないかもしれません。

また、応募するときには、電話や郵送などの方法が必要になることもあります。インターネットで応募できる求人サイトと比べると、少し手間がかかるかもしれません。

ぼくの家には届いてないかも

大丈夫。インターネットで探せるよ!

あなたの地域の行政広報誌は『全国自治体マイ広報紙リスト』から検索できます。

リンク先から地域名を入力して検索すれば、広報誌が出てくると思います。

掘り出し物の求人募集があるかもしれません。一度チェックしてみてくださいね。

6位 法人・会社の求人(就職説明会等) 9.3%

法人や会社が募集しているところに応募する方法です。

例えば説明会や面接などを通して、採用されることですね。福祉業界で就職説明会といえば、福祉の就職総合フェアが有名です。

「福祉の就職総合フェア」とは、
・福祉や介護にかかわる仕事に就職を希望する方を対象とした合同面接会
・福祉や介護の職場
・仕事内容の説明等を行うセミナー、相談会等のイベント です。
各都道府県の福祉人材センター・バンクが主催、あるいはハローワーク等と共催で開催しています。
引用元:福祉のお仕事HP

この方法のメリットは、自分で職場を選べることです。

自分の希望や条件に合った職場を探すことができます。また、大きな法人や会社であれば、待遇や給料も良い場合があります。

デメリットは、競争率が高いことです。

多くの人が応募する職場もあるでしょう。また、応募するためには、履歴書や職務経歴書などの書類作成や面接対策などの準備が必要です。時間や労力がかかることもあります。

なお、福祉の就職総合フェアのイベント情報は福祉のお仕事で検索できます。

5位 学校・養成施設等での進路指導 10.9%

学校や養成所などで進路の先生に教えてもらう方法です。先生たちが知っている求人情報や紹介先を教えてもらうイメージですね。

この方法のメリットは、信頼できる情報を得られることです。

先生は福祉の現場に詳しいですし、あなたのこともよく知っています。あなたに合った職場を紹介してくれるかもしれません。

デメリットは、選択肢が限られることです。

先生が知っている求人情報や紹介先だけしか選べません。自分で探したり比較したりすることができません。

それと、先生の紹介だと、断りにくいこともあります。自分の意思と違う職場に行くことになるかもしれません。

時には『NO』といえるハートが必要です。

4位 民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等 13.4%

民間の紹介会社や求人雑誌やチラシやサイトなどを利用する方法です。インターネットで検索したり、電話したり、メールしたりして応募します。

この方法のメリットは、選択肢が多いことです。

たくさんの求人情報がありますし、自分の希望や条件に合わせて絞り込むことができます。また、応募するための手続きも簡単です。インターネットでできることも多いです。

また、誰にでもチャンスがある探し方なので、他にいい方法がなくても使えます。

デメリットは、信頼できるかわからないことです。

求人票などは、職場の良いところばかりを言って、悪いところを隠したりすることもあります。

また、応募したらしつこく電話やメールが来たりすることもあります。

そんなときはどうしたらいいのでしょうか。どの転職サイトが信頼できるのかを私が調べてまとめた記事があります。

3位 その他 16.7%

その他の方法です。具体的には、以下のような方法が考えられます。

  • 新聞や雑誌の求人広告
  • ラジオやテレビの求人情報
  • SNSやブログなどの口コミ
  • セミナーやイベントなどで知った
  • 自分から直接問い合わせた

これらの方法は、一般的ではないかもしれませんが、自分に合った職場を見つけるチャンスがあるかもしれません。積極的に情報収集をしてみましょう。

2位 ハローワークの無料職業紹介 18.7%

ハローワークは、国が運営する公共の職業紹介所です。インターネットや電話で予約をして、相談員に希望や条件を伝えます。相談員があなたに合った求人情報を探してくれます。

最近はスマホから、ハローワークインターネットサービスで仕事を探せるようになりました。便利ですね。

この方法のメリットは、強引に転職を勧められることが少なく、自分の意思を尊重してくれやすいことでしょう。

また、求人情報がたくさんあります。

デメリットは、職場の質にばらつきがあり、ブラック企業に当たる可能性があることです。

また、応募するためには、履歴書や職務経歴書などの書類作成や面接対策などの準備が必要です。時間や労力がかかることもあります。

1位 友人・知人からの紹介  21.6%

友人や知り合いから紹介してもらう方法ですね。これが1位です。

友人や知り合いが働いている職場や、知っている職場を教えてもらえたのでしょう。

この方法のメリットは、安心感があることです。友だちや知り合いが紹介してくれる職場は、信頼できるところだと思います。

また、職場の雰囲気や仕事内容などを事前に聞くことができます。入ってからの不安が少ないでしょう。

デメリットは、誰でもできる探し方じゃないこと。友だちや知り合いに紹介してもらうには、まずそういう人がいなければなりません。

また、紹介してもらったからといって、必ず採用されるわけではありません。面接などの選考は自分で受けなければなりません。

さらに、必ず安心な職場とは言い切れません。わたしは紹介から働くようになった職場でパワハラ(上司から叩かれるとか)を受けました。

ただし福祉の仕事は人柄重視で採用しますから、コネや縁故は強力です。

採用側にしてみると「この人がおすすめするんだから、きっと良い人だろう」と考えやすいんですね。

最後に

ランキングをもう一度みてみましょう。

順位方法割合
1位友人・知人からの紹介21.6%
2位ハローワークの無料職業紹介18.7%
3位その他16.7%
4位民間の職業紹介、就職情報誌、求人チラシ、求人情報サイト等
≫経験者が選ぶ!社会福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント3つ
13.4%
5位学校・養成施設等での進路指導10.9%
6位法人・会社の求人(就職説明会等)9.3%
7位行政広報誌(区報・市報等)7.6%
8位実習・施設見学・ボランティア5.5%
9位福祉人材センターの無料職業紹介4.9%
10位前の職場からの紹介3.2%

仕事を探すときや、仕事を変えるときは、運もあります。入ってみないとわからないこともありますからね。

どんなに気をつけても、ブラック職場に行ってしまうこともあるかもしれません。

でも、社会福祉士の仕事は年をとってもできます。仕事を変えたいと思ったら、たくさんの選択肢があります。引く手あまたなんですよね。

そして、今までの仕事で得たノウハウは、あなたの財産です。仕事を変えても、その知識や技術は役立ちます。社会福祉士は転職を成功させやすい強みがありますね。

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