
みんなどうやって職場探しとるんや?

1位はけっこう意外だったよ
どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
社会福祉士の方々は、どうやって今の職場を探したのでしょうか?
「仕事を探す」といえば求人サイトをイメージする方もいると思いますが、求人サイトから今の職場を探した社会福祉士はたったの約5%です。とても少ないですね!
多くの社会福祉士が仕事探しに選んでいる方法は、社会福祉士の仕事を見つけやすい方法なのでしょう。メジャーな探し方を知らないことは、就職・転職場面でデメリットと思います。
そこで今回は、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「平成27年度 社会福祉士及び介護福祉士就労状況調査結果」をもとに、社会福祉士が今の職場を探した方法ランキングTOP3をご紹介していきます。
ではまいりましょう!
社会福祉士が今の職場を探した方法ランキングTOP3【平成27年度調査より】
第3位 学校・養成施設等での進路指導 11.9%
これは大学や専門学校等での進路指導(大学のキャリアセンターなど)の紹介で、仕事を探す方法です。
私が学生の頃も、キャリアセンターの方から職場を紹介されたことがありました。

卒業生がたくさん就職してるし、続いてる職場ですよ。
「続いてるってことは、働きやすい職場」とも言われました。
学校や養成施設は、毎年卒業生が就職している現場や、毎年実習先となっている現場のあることが多いでしょう。
そうした場合、お互い信頼感があるので紹介が成立しやすいのでしょう。
第2位 ハローワークの無料職業紹介 17.9%
なんと、ハローワークから仕事を探した社会福祉士が2番目に多かったのです。
ただ、ハローワークの担当者が自分と合わないことや、ブラックな現場を見抜きにくいといったデメリットがあるでしょう。
しかし、ハローワークは、一般的に地元での就職に強いと言われ、自己分析や職業訓練の相談ができるのもメリットと考えられます。
昔は対面式のイメージが強かったですが、今ではインターネット上で求人検索できるようになり、利便性がアップしています。
職種での検索もこんな感じでできます。ハローワークで仕事を探す社会福祉士さんが多いのも納得です。
第1位 友人・知人からの紹介 23.7%
実は、一番多いのは「友人・知人からの紹介」でした。これは私の体感とも合っています。
結局、その職場がどんなところなのか、働きやすいかどうかといったことは、実際に働いてみないとわからないものです。
しかし、友人・知人の紹介なら、求人票やホームページのような「建前」ではなく、「ホンネ」の部分でその職場を知りやすいと思われます。その職場のリアルが事前にわかりやすいということです。
事前にその職場のリアルがわかるのは超メリットです。なぜなら、社会福祉士が前の職場を辞めた理由のTOP3が、次の3つだからです。(複数回答可)
① 法人・事業所の理念や運営の在り方に不満があった 33.4%
② 収入が少なかった 24.5%
③ 職場の人間関係に問題があった 24.3%
こういったポイントは、求人票や面接では正確にわからないことが多いでしょう。働いてみるしかないのですが、その職場の内実を知っている友人・知人がいれば心強いです。
「こんなはずじゃなかった」と後悔してやむなく退職といった事態を防ぎやすくなるでしょう。(もちろん、友人・知人自身もよく知っていない職場を紹介されるケースもあるのでしょうが・・・)

結局コネか・・・
オレ友達少ないし・・・

大丈夫。
ハローワークや学校・養成施設の進路指導も有効につかってみよう!
さいごに
私自身が仕事を探してきた方法は、大学教授の紹介だったり、元実習先だったりといった感じでした。
でも、私のプロフィールをご覧になった方はわかると思いますが、今までけっこうなブラック職場やハラスメントに高確率で遭遇してきています。(紹介なのに・・・!)
そんな私が言えるのは「誰かの紹介なら安心とは限らない」ということです。
人生、どこまでいっても「賭け」の要素は残ると思います。できる限り調べて、あとは飛びこむしかない。
とんでもないブラックな職場に入ってしまうこともあるかもしれません。そうした場合、日本では1つの職場で長く働くことが良いとする風潮があるように思いますが、個人的には転職だって選択肢だと思います。
組織は最後は冷たいもの。シビアですが、自分自身を守れるのは、まずは自分自身だと思います。(私自身、2回転職しています)
幸い、社会福祉士の求人には年齢制限のかなりゆるい現場が多いので、転職しやすいのは社会福祉士の強みです。
資格は有効活用していきましょうね!
以上、社会福祉士が今の職場を探した方法ランキングTOP3【平成27年度調査より】という話題でした。
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