- 人間関係がしんどい。転職しようかなぁ・・・。
- 転職サイトは怪しい、うさんくさい気がする。
- やりがいも収入もUPする転職をしたい。
こうした思いの方へ。
- 個人的には福祉職公務員への転職をおすすめ
- 民間への転職なら社協の「福祉人材センター・バンク」
- 【ここがダメ!】おすすめしない転職サイト・転職エージェント6選
- 転職サイト・エージェントのおすすめは3つだけ
私は精神保健福祉士・社会福祉士として経験10年超。転職回数は2回で、パワハラ遭遇率高めです(汗)
福祉業界でもパワハラがあるんか・・・!ホワイトな職場が良いなぁ。転職で失敗したくない。
私の結論はこれです。
結論
- まずは社会福祉士の公務員を検討しよう
- 民間求人を探すなら、社協の福祉人材センター・バンク
- 転職エージェントも併用するならマイナビ介護職
- マイナビ介護職
の対応エリア外の人は介護ワーカー
- MSWに興味があるなら
ジョブメドレーも追加がオススメ
フローチャートではこのようになります。
理由を解説していきます!
そもそも転職サイト・転職エージェントって怪しくない・・・?
私は転職サイトや転職エージェントを使うのに抵抗があります。
理由は感覚です。何となく怪しいと感じてしまう・・・。
例えば求人票では
などなど。良いことばっかり書かれてます。
でも私は慎重な性格なので「本当に・・・?」と疑ってしまいます。
実際、民間の職業紹介から転職する社会福祉士の割合は、13.4%(ランキング4位)です。
詳しくは【最新調査】社会福祉士の就職・転職方法ランキングTOP10でご紹介しています。
就職・転職方法で1番多いのは「知人・友人などの紹介」で21%くらいです。
私自身も転職したことはありますが、大学教授の紹介などでした。
そんな私にとって転職サイト・エージェントは未知の領域。
「ブラック企業を紹介してこないだろうな・・・?」と警戒心ばりばりで調べました。
紹介による就職・転職だからと言って、ホワイトな職場で働ける保証は無いです。事実、私はパワハラに2~3回は遭遇しています・・・。
社会福祉士さんから「良い転職サイト知らない?」と相談されたら
もし親友から「社会福祉士として転職したい」と相談されたら、とりあえず社会福祉士公務員の求人を探してみようよとアドバイスすると思います。
転職サイトやエージェントを使っても、ブラック職場がまぎれこんでるかもしれないので・・・。
「公務員の職場なら、まだ安心なんじゃない?」と考えてしまいます。
福祉職公務員なら、収入は民間よりも良い傾向なので生活は安定します。
実際、社会福祉士で年収の高い職場は公務員系が占領しています。(こちらの社会福祉士の給料・年収高い職場ランキングTOP42【最新公式調査より】で書いてます)
仕事とプライベートの両立という視点でも、公務員職場がサービス残業だらけならメディアに叩かれると思います。
今で言うと、コロナの影響で保健所のひっ迫具合がよく報道されていますから、そうした職場は改善されていきますね。
公務員に対する日本社会の目は厳しいです。
清廉潔白でなければメディアに垂れ込まれて是正されることが多そうです。
パワハラだって、すぐに問題になるでしょう。
安心感のある社会福祉士公務員ですが、採用枠は少ないし競争率も高いと思います。
チャンスはあるけど、誰もが就職できる保障はないですね・・・。
だからと言って大切な人に、いきなり民間の転職サイト・エージェントをすすめる気にはなれないです。
信頼できないかもしれないし、求人票はキレイごとを言ってるだけかもしれない・・・。
なので、まずは社会福祉士の公務員を探してみようよと言いたくなる。
こちらの社会福祉士・精神保健福祉士は公務員試験受けないと損?【社会人向け】では記念受験でも良いから受けてみるのをオススメしています。
あなたが社会福祉士の公務員だけを目指すなら、民間の転職サイト・エージェントは使わなくて良いと思います。
公務員の求人はハローワークに登録されることが多いです。
全国の社会福祉士の公務員求人を探すなら、カンタンに公務員情報サイトの「KoumuWIN!」から検索できます。各自治体のHPを1つ1つ見る手間も省けてラクです。
でも公務員試験って難しいやん。ボクは受かる自信無いし・・・。民間も探したいなぁ。
次は民間の職場の探し方を紹介していくよ!
民間職場への転職希望なら第一候補は「福祉人材センター」
と言っても、
- 民間で働きたい
- 民間職場しか選択肢が無い・・・
- 公務員に絞らず選びたい。選択肢は多い方が良い。
- 公務員試験に受かる自信が無い・・・
という方もいると思います。
私が社会福祉士公務員をご提案するのは、あくまで私の意見であって、やはり決定するのはご自身。
そこで、民間への転職をお考えなら、まずは社会福祉協議会が運営する福祉人材センター・バンクへの登録をおすすめしたいです。
いわば福祉職専用のハローワーク。求人数は3万件弱あります。
半官半民の社会福祉協議会が行っているので、ギラギラした営業色を感じなくて済みそうだし、これなら安心しておすすめできます。
実際の調査でも、社会福祉士の4.9%が福祉人材センター・バンクから転職しています。(転職方法ランキング9位)
認知度は低めかもしれませんが、着実に使われている転職方法です。
ただし福祉人材センター・バンクにはデメリットもあります。
- 求人数は少なめ(社会福祉士求人は2600件程)
- 実際の窓口に行かないと教えてもらえない求人もある
ここまでの前置きをご理解いただいた上で、
転職サイト・転職エージェントを検討してみるのをおすすめします。
社会福祉士のおすすめ転職サイト・エージェントは3つだけ
転職サイトと転職エージェントの違い
本題です。そもそも転職サイトと転職エージェントは何が違うのか?
調べた結果、以下のことがわかりました。
仕事選び | 応募書類 | 面接対策 | 面接日程の調整 | |
転職サイト | 自分でする | |||
転職エージェント | アドバイザーがサポート・代行 |
要は転職エージェントの方が手厚い。人に勧めるなら転職エージェントですね。
「全部自分でやりたい」という方は転職サイト向きでしょう。
でも多くの人にとって全て自分でするのは負担ですし、転職エージェントの方がオススメできます。
転職エージェントが手厚いのはわかったけど、お金取られないの?
無料だよ。お金は求人を出している法人・会社側が負担しているから安心してね。
「タダより怖いものは無い」と思って業界の仕組みをしらべてみたら、求人を出す側がお金を負担して成り立っていることがわかりました。
なので、こうした転職サイトや転職エージェントに求人をだしている職場の思いは、大金を出してでも良い人材が欲しい!ということなんですね。
【ここがダメ!】おすすめしない転職サイト・転職エージェント6選
他サイトでよくおすすめされている転職サイト・エージェント。
しかし私が調べた結果、以下6つは社会福祉士には不向きでした。
転職サイト 転職エージェント名 |
ここがダメ! |
リクルートエージェント | 社会福祉士求人は200件程しかない。 福祉特化ではない。 |
リクナビNEXT | 社会福祉士求人は200件程しかない。 福祉特化ではない。 |
ミラクス介護 | 社会福祉士求人は300件しかない。 |
社会福祉士求人を絞り検索できない。 (社会福祉主事は選択可) |
|
カイゴジョブ |
介護求人特化サイト。 社会福祉士求人の絞り検索はしにくい。 |
かいご畑 |
介護求人特化サイト。 社会福祉士に絞った検索ができない。 |
介護業界向けの転職サイト・転職エージェントが多いです・・・。
悲しいかな。社会福祉士の僕たちはまだまだマイナーな職種なんですねぇ。
社会福祉士はどうやって求人を探したら良いんや・・・
今から紹介するよ!
結果的に「ここならおすすめできる」と思えた転職エージェントはマイナビ介護職と介護ワーカーでしたので、ご紹介していきますね!
おすすめできる転職エージェント『マイナビ介護職』
比較した結果、おすすめできる転職エージェントの1番はマイナビ介護職でした。
ただでさえ「怪しい」「うさんくさい」と感じる転職業界です。
大手の転職エージェントじゃないと不安です。
しかしマイナビ介護職なら安心感があります。以下が理由です。
マイナビ介護職なら安心と思った理由
- 就職・転職業界大手の福祉特化の転職エージェント
- 40年以上の実績
- 全国展開している大手
- ホームページがわかりやすく整っている(広告費をしっかり稼げてる)
- 社会福祉士の求人数が充実している
そして、マイナビ介護職のメリットは以下です。
マイナビ介護職のメリット
- 無料(求人側がお金を払ってる)
- 社会福祉士求人が圧倒的に多い(約8,300件 ※非公開求人除く)
- 求人は全国展開で計7万件
- 応募するかは別にして、情報収集できる
- あなたに合った求人のお知らせが届く
- 給与交渉を代行してくれる
- 専任アドバイザーがつく
- 職場の離職率を教えてくれる
- 非公開求人を見れる
- 最新求人がメールで届く
ちなみに給与交渉してもらって給与が上がる場合があるということは、
転職サイトや福祉のお仕事から経由して、給与交渉せずに就職すると損するかもしれません・・・。
しかし、マイナビ介護職にはデメリットもあります。
- すすめられる求人が絶対安心とは言えない
- キャリアアドバイザーと直接会える面接会場は全国21か所だが、遠いことも
- エージェントと相性が良いかわからない
- 求人メールが多すぎると感じるかも
もし連絡がしつこいと感じたり、退会したくなった時は、メールやSMSメッセージを送ればOKです。
直接断るのって、気が引けますもんね・・・。
転職活動は面接会場に行かなくても、電話やメールで進められるようですが
マイナビ介護職の得意エリアは↓の範囲です。
マイナビ介護職の得意エリア北海道・宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・岡山・福岡
上記以外にお住いの方はこちらへジャンプしてくださいね。
マイナビ介護職は「介護職」だけど社会福祉士や精神保健福祉士の求人も扱っています。福祉業界で一番メジャーな市場は介護分野だから、こういう名前なのでしょうね。
友人が登録するのを見てみた
友人が登録するというので、隣で見てみました。
ほんとにカンタンに登録できていました。1分足らず。(住所、電話番号、転職希望時期などの入力)
登録後、↓のように今後の流れが案内されます。わかりやすいですね。
抜粋:マイナビ介護職HP
「キャリアアドバイザー」は何かというと、
キャリアアドバイザーは、各地の医療機関や施設に精通した福祉・介護職の専門家です。あなたの希望・強み・適性を把握した上で、ご希望にマッチした転職先のご紹介はもちろん、面接対策や書類の添削などご入社までの総合的なサポートをいたします。
引用元:マイナビ介護職HP
とのこと。この業界に精通してくれているのは安心ではあります。
利用価値という意味で考えると、
給与UPの交渉をしてくれるのは民間の転職エージェントならではでしょう。
マイナビ介護職の口コミ
なんとなく苦手だった介護紹介サイトを初めて使ったのですが、親切で情報豊富で良かったです。良い所が見つかりそうです☺️
が、頭と気を遣って疲れた!💦マイナビ介護職ってどう?料金は?電話はしつこくない?実際に使った感想 https://t.co/oRSZpWdSQD
— YOU (@YouYou60314955) September 28, 2021
なんやかんや「マイナビ介護職」は強いですよ。やはり大手の信頼感はいまだ揺るぎない。https://t.co/8O7rUpofyh
— shima|介護士さんの働き方改革 (@otake_kaigo) January 26, 2022
マイナビ介護職さん、凄くサポートしてくれて心強い。 受かればいいなー🙆♀️#マイナビ介護職
— おさとー@3m (@and_disco) October 9, 2020
否定的なツイートを見つけるのが難しいくらい、マイナビ介護職は肯定的な口コミばかりでした。
口コミが多いってことは、使ってる人が多いってことやな。
マイナビ介護職の対応エリア外なら『介護ワーカー』
介護ワーカーも転職エージェントです。
全国対応なのでマイナビ介護職のエリア外だった方にオススメです。
紹介YouTubeがこちらです。短いですけど利用イメージがもてると思います。
実際の利用は次のようなステップになってます。
引用元:介護ワーカーHP
介護ワーカーのメリット・デメリットは以下です。
介護ワーカーのメリット
- 無料(求人側がお金を払ってる)
- 社会福祉士求人がとても多い(約7,400件 ※非公開除く)
- 求人は全国展開で計9万件
- 応募するかは別にして、情報収集できる
- あなたに合った求人のお知らせが届く
- 給与・待遇・休日の条件交渉をしてくれる
- 専任アドバイザーがついて、提出書類・面接のアドバイスをくれる
- 職場の離職率を教えてくれる
- 非公開求人を見れる
- 最新求人がメールで届く
マイナビ介護職とメリットは似てますね。求人数もたくさんです。
- すすめられる求人が絶対安心とは言えない
- エージェントの質にバラつきがある
- 連絡・求人メールが多すぎると感じるかも
デメリットもマイナビ介護職と似ています。
要は、介護ワーカーの良し悪しは、転職エージェントならではのメリット・デメリットということですね。
MSWに興味があるなら『ジョブメドレー』
転職サイトって複数登録がキホンなんやろ?
絶対じゃない。得意・不得意地域があるから、登録するメリットはあるけど疲れないようにね。
MSWに興味のある方は、転職・求人サイトのジョブメドレーがオススメです。
メリット・デメリットは以下です。
ジョブメドレーのメリット
- 医療ソーシャルワーカー(MSW)の求人を探しやすい(全国約800件)
- 日本最大級の医療介護の転職サイトなので安心感がある
- 自分のペースで仕事を探しやすい
ジョブメドレーは転職エージェントではなく、転職サイトです。
なので「求人を探すだけ」という使い方がメインです。
ジョブメドレーのデメリット
- 転職サイトなので、転職エージェントのようなサポートは無い
- 求人の良し悪しを自分でジャッジしないといけない
デメリットはありますが、医療機関(MSW)への就職・転職を考えている人には特に登録しておくメリットがあるでしょう。
その他の方については、ジョブメドレーは余力のある人が登録するのが良いと思います。
ジョブメドレーの資格登録画面に「社会福祉士」は出てきません。他に該当資格の無い方は「その他/無資格」を選んで登録することになります。
まとめ
というわけで、私の結論としては
結論
- まずは社会福祉士の公務員を検討しよう
- 民間求人を探すなら、社協の福祉人材センター・バンク
- 転職エージェントならマイナビ介護職
- マイナビ介護職
の対応エリア外の人は介護ワーカー
- MSWに興味があるなら
ジョブメドレーも追加がオススメ
以上となります。
フローチャートでもういちど。
私自身も転職を2回しています。「石の上に3年」というコトワザがありますが、昔の話。
世界スタンダードでは転職してステップアップしていきます。
社会福祉士の仕事は、ノウハウを次の現場へ持ち越しやすいのが強みですね。
「転職サイトは複数使った方が良い」という意見があります。
私は「3つも4つも同時に使いこなせない」というタイプなので、
1つの登録でもまずは十分ではないかと思います。
登録はしてみたけど「やっぱり転職しない」もありだと思います。
とりあえず求人だけチェックしておきたいという方は、
新着求人メールの利用だけという手もあります。
転職エージェントって、あんがい手軽につかって良いんやな。
探すだけなら無料だからね。使えるものは使って、良い職場があった時だけ転職するようにしよう!
10年後、「あの時、行動してたら・・・」「あと10年若かったら・・・」と後悔のないように。迷った時は実行するのが後悔しない道です。
「明日やろう」と思ったら、いつまでも先延ばしになるので、やるなら今です。
あなたが良い職場に巡り合えますように!
精神保健福祉士転職なら「【3つだけ!】精神保健福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント」をご覧下さいね。
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