アカン、落ちてもた・・・
どうも。社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。
もしかしてあなたは、国家試験を終えて自己採点し、「落ちた・・・」と落胆してここに辿り着かれましたか。
あるいは、国家試験の合格発表日を迎え、不安や期待の日々を越えた結果、落ちたことがわかったのでしょうか。
- やっぱり落ちてたか・・・
- がんばったのに落ちてしまった・・・
- 0点科目さえなければ受かったのに!
- 私なんてダメな人間だ・・・
- せっかく大学まで行ったのに・・・
- なんのために勉強してきたんだろう?
いろんな思いの方がおられると思います。
学生の方は、勉強に専念してきた方、あまり勉強していなかった方、色んな方がおられるでしょうが、周りで受験した人は受かっていたりすると「おめでとう!」と言いつつ心中穏やかではいられないのではないでしょうか?
社会人で受験した方は、仕事で疲れて帰った後に勉強をするという、並大抵ではない努力をしてきたのではないでしょうか・・・?(ほんとうにお疲れ様でした・・・)
しかし、この国家試験に落ちてしまうのは、ぜんぜん不思議なことではありません。
合格率からみると、社会福祉士なら毎年7割、精神保健福祉士なら3割ほどの方が、不合格になっています。
要は、たくさんの方が落ちてしまう試験なのです。ご自身を責めなくても良いのです。
しかし、考えざるを得ないのが・・・
来年の国家試験はどうするか?
「もう受けない」という方、「受けるつもり」という方は、いまの判断でゆらぐことは決して無いでしょうか?
国家試験を受けるかどうかは、人生をかえる大きな選択です。後悔のない人生にするには、さまざまな意見を判断材料にすることが大切でしょう。
いちばん良くないのは、中途ハンパに学習して、繰り返し落ち続けることです。
社会福祉士も精神保健福祉士も、繰り返し落ち続けるループに入ってしまう方がいます。
こうした中で得られるものもあるでしょうけど、どうしても時間と労力とお金がもったいないです。
「自分はそうはならない」と思う方が多いかもしれませんが、既卒の方の合格率はとても低いことを、まず心しておいたほうが良いです。
なので今回の記事では、「受けるつもりの方」「受けないつもりの方」それぞれに、私の現場経験をふまえながらお話しさせてもらいます。
うっとうしいかもしれませんが、聞くだけならソンしませんっ!ではまいりましょう!
【社会福祉士・精神保健福祉士国家試験】落ちたあなたへ
来年は受けないつもりの方へ
正直なところ、「受けない」という選択肢はアリだと思います。取得するメリットを感じない方は、あえてとる必要は無いと思います。
なぜなら、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格は無くても働ける現場はあるし、資格手当のない現場が約7割、資格を取っても給料は変わらないという現場もあるからです。
それなのに、働きながら再び資格の勉強に時間をかけるのは、もったいないかもしれません。
その時間があれば、友人と遊んだり、恋人とデートしたり、家族と大切な時間が過ごせるかもしれません。
しかし、福祉の仕事をするなら、学習しつづけた方がしんどく無いというのも現場のリアルです。
いいかえると、現場に出てからも学習しないと、仕事が年々辛くなっていくと思います。
なぜなら、「何もできない・・・」「どうしたらうまくいくのかわからない・・・」と、失敗ばかりを繰り返し、解決策も見いだせないので、ずーっと暗中模索がつづくからです。
ゲームに例えるなら、レベル1のままラストダンジョンに行くようなものです。ラストダンジョンに行くなら、まずはしっかり経験値をつみあげて、レベルアップしないとどうしようもありませんよね。
要は、資格があっても無くても、学習しつづけた方が良い仕事ということです。
現場で成果を出すにも、楽しく仕事をするにも、近道はないです。
残念ですが、学習して専門力をレベルアップするしかないんですね。
なので、再受験するにしろ、しないにしろ、どうせ学習するなら資格は取っておかないと損と言えます。
せっかく学習してきたのに、国家資格を取らないのはもったいないかもしれません。
けれど、繰り返しますが「もう受けない」と決めるのはアリです。中途ハンパに勉強して繰り返し落ちてしまうくらいなら、むしろ受けないのは、いさぎよい選択かもしれません。
※下記記事で既卒の方の合格率がわかります。
・・・でもね。
個人的な思いなんですが、せっかく勉強してこられたのだから、合格して乗り越えてほしいのですよ!
来年も受けるつもりの方へ
なんと勇ましい・・・。厳しい道を行かれるのですね!
学生の方は、4月から働きながらの勉強となるでしょう。仕事を覚えることで大変な日々になるかと思います。
社会人として働きながら受験した方は、変化は無いかもしれませんが、内心辛いものですね・・・。
これからの再受験の日々は、疲れ切って勉強どころではない日もあると思います。
そうした中で、一度落ちた方が合格するポイントは「損失を意識する」ということです。
例えば、不合格になれば「〇円と〇時間を失う」「楽しい年末年始が過ごせなくなる」「資格手当てがもらえなくなる」「社内でバカにされる」と具体的に考えるのです。
「国家試験に合格したらこんな良いことがある」とメリットを考えるよりも、落ちるデメリットを意識した方が強力なモチベーションになります。
残念ながら不合格だった今年は、ちょっと辛い1年になるかもしれません。でも、その辛さがプラスに効きます。
むしろ、辛ければ辛いほどリベンジ合格のチャンスです。
なぜなら、この1年が辛ければ辛いほど不合格の損失を感じることになり、合格したいモチベーションにつながるからです。
辛かった受験勉強をもう一度するあなたは、きっとバイタリティのある方です。
人の心に響くのは、成功談より失敗談です。
他人がうまくいった話はあまり関心をもたれませんが、うまくいかなかった話やつまづいた話は、異様に人をひきつけます。
あなたが今経験していることは、まさに将来、人をひきつける経験です。
「国家試験に落ちてしまった・・・」
この経験を活かすも殺すも、あなたのこれからの選択にかかっています。
厳しい道なのは間違いありません。
「資格なくてもいいかな・・・」と諦めそうな日もあるかもしれません。
けれど、国家試験に合格した時、ストレートで合格するよりもずっと色味のある合格証書が届くと思います。
応援しています!頑張ってくださいね!
社会福祉士を再受験するあなたへ
ちなみに、社会福祉士を再受験する人で多いのは通信講座の利用です。
一度は落ちたり他の業界に移った人でも、受験対策講座を受けて合格している人がいますね。まだまだ諦めるのは早いですよ!
やったー‼️‼️㊗️🎉社会福祉士合格‼️
同級生とは10年離れたけど、わたしも社会福祉士になれました!
ユーキャン頑張って信じきってよかった!何回か浮気しそうになったけど(笑)いや…過去問は浮気したけど…応援してくださった皆様本当にありがとうございました!— RUU (@12_20201231) March 15, 2022
大学卒業して社会福祉士の受験資格はもっていたものの、違う業界に就職して数年。
年齢的に本格的に身を置く業界を決めようと福祉を選んで6月から勉強して無事合格🈴✨
支えてくれた人たちと良い職場に恵まれたおかげだ🙌✨
あとユーキャン。ここのテキスト最高すぎた🤤— 恥の多い生涯を送っている豆丸 (@mamemaru09) March 17, 2022
ご検討の方へ比較記事をつくっておきました。
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