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社会福祉士

口下手でも大丈夫。社会福祉士は“弱さ”を自覚する人が伸びる専門職

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僕は口下手だけど、社会福祉士になれるのかな?

――そんな不安を抱いている人に、私ははっきり伝えたい。

自覚しているあなただからこそ、社会福祉士をやっていける可能性は高い。

なぜなら、「自覚している」ということが、すべての一歩目だからです。

筆者:ぱーぱす(社会福祉士・精神保健福祉士)
自治体で働くソーシャルワーカー。児童相談所などで十数年の実務経験あり。
このブログでは、福祉を学ぶ人・働く人が明日から使える視点を持ち帰れるよう、現場の知見や考察をもとに発信しています。
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口下手な人こそ、社会福祉士に向いている理由

あなたはおそらく、自分が話すのが得意じゃないと感じているでしょう。
言葉が出てこない。うまく説明できない。伝えたつもりが誤解される。
――その経験、私にもよくわかります。

でも、考えてみてください。
自分の弱点を自覚できている人って、案外少ないんです。
自分では話せているつもりでも、周りからは「伝わっていない」と思われている人もいる。

「自分は口下手だ」とわかっているあなたは、すでに客観的に自分を見られている。
それは、支援者としての大きな資質です。

「口下手」にもタイプがある

口下手といっても、いくつかのタイプがあります。

  • 経験不足型:話す場面そのものが少なく、慣れていない
  • 語彙不足型:言葉のストックが少なく、表現に詰まる
  • 自己理解不足型:自分の感情や考えを言葉にできない

このどれもが、「努力と経験で伸びる」タイプの課題です。
言葉は筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えられていきます。

私も大学時代は“伝え下手”だった

実を言うと、私も大学生のころはひどいものでした。
ゼミでうまく説明できず、先生に「どうしたら上手く話せるようになりますか」と聞いたことがあります。
そのとき先生が言った言葉を、今でも覚えています。

何よりも“伝えたい”と思うことです。

当時の私は、「わかってくれよ」という気持ちばかりで話していました。
相手に頼るような話し方ですね。

あのころの私は本当に口下手でした。
でも、それでも社会福祉士・精神保健福祉士の資格を取り、
今は人と日々言葉を交わしながら仕事をしています。

経験が、口下手を克服させる

学生のうちは、同じ価値観・同じ世代の人と話す機会が中心です。
だからこそ、「言わなくても伝わる」環境に慣れてしまう。

家族や親しい人との間では、「言わなくても伝わる」ことが多いですよね。
たとえば、夕飯時に「お茶」と言えば、すぐに汲んでくれるような関係。

でも、そうした“空気で通じる”世界に慣れていると、
初対面の相手に一から説明する力は育ちにくいです。

一方で社会に出ると、年齢も立場も違う人と対話することが求められます。
そこではじめて、「説明しないと伝わらない」現実に気づく。

私も、何度も失敗を繰り返しました。
誤解を生む言い方をしてトラブルになったこともあります。
でも、そうした経験を通じて、少しずつ自分の言葉を磨いてきました。

成長は、経験の積み重ねが必要です。

語彙と自己理解を鍛えること

口下手の背景には、語彙の少なさや自己理解の浅さも関係します。
「自分の気持ちをどう表現していいかわからない」という人は多い。

子どもが「怒ってない!」と怒っているように、
自分の感情をうまく認識できていないこともあります。

大人になっても、それは簡単ではありません。
だからこそ、自分の感情をモニタリングする力をつけること。
それが、社会福祉士としての第一歩になります。
自己覚知もその1つです。

さいごに 弱さを知る人は、強くなれる

社会福祉士は「言葉をなりわいにする」仕事です。
だからこそ、自分の“口下手さ”を意識できる人ほど成長できる。

苦手さを自覚している人は、対策が取れる。
感覚的にできてしまう人には、それができません。

そして何より、同じように言葉で悩むクライエントの気持ちがわかる。
その実感こそ、社会福祉士としての武器になります。

どうか今の苦手さだけで、判断しないでください。
きっと、苦しいこともあるでしょう。躓いたり、トラブルになるかもしれません。
しかし折れずに続けていけば、必ず成長します。
あなたにその意思さえあれば。

応援しています。

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いわゆる“コミュ障”と自認する方もいるかもしれません。
これも、ある意味では「口下手」と似た悩みです。
過去にキャリアガーデンへ寄稿した記事の中で、コミュ障でも大丈夫だということを書きました。
今回の記事と通じる部分も多いと思いますので、よければあわせてご覧ください。
▶「人が苦手」「話すのが苦手」でも社会福祉士・精神保健福祉士は大丈夫?

口下手でも大丈夫。
けれど、しんどさが全くないわけではありません。
うまく話せない時期は、「いったいいつになったら…」と落ち込むこともあるでしょう。
メンタルが疲れてしまうことも、きっとあります。

そんなときのために、私が実践しているメンタル対策をまとめた記事があります。
自分のパフォーマンスを守り、高めるための知恵を詰め込んだ内容です。

そして、上記の記事の土台となっているのは、私を支えてくれた多くの先人の知恵です。
つまり「本」です。
あまたの本の中から、本当に役に立った・救われた・支援が変わったと思える本だけを厳選して紹介しています。

この記事を書いた人
ぱーぱす

自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士|現場経験15年、地域・医療・行政の3つの立場を経験。ブログ歴6年、記事約370本。福祉職のキャリアや生活に役立つ実践的な情報を発信しています。

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