【簡単まとめ】社会福祉士とは?どんな仕事?12視点で現役が解説!

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社会福祉士ってどんな仕事?なりたいけどわからないことがいっぱい・・・

社会福祉士は、さまざまな人の相談に乗って、支援する仕事です。自分の人生経験を活かせるし、人として成長できるのが魅力です!

でも、社会福祉士になりたくても、難しそうだし、わかりにくいことも多いですよね。 社会人から目指せるのか?年齢制限や経験はどうなのか?

この記事では、社会福祉士について、12の視点からカンタンに解説します。

この記事の内容 【社会福祉士の全体像】 

  • 社会福祉士とは
  • 職場や就職先
  • 合格率・推移・難易度
  • 平均年収・給料の高い職場
  • 求人・就職・転職方法
  • 協会(全国・都道府県)
  • 恋愛・結婚・プライベート
  • 社会福祉士は病む?
  • 需要・将来性
  • 資格メリット・デメリット
  • 適性・向いている人とは
  • 社会福祉士になるには?受験資格を得るには?

私は社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすと申します。現場経験は10年以上です。今も福祉現場で働きながら、このブログを書いています。

社会福祉士って、どんな仕事をしているかわかりにくいですよね。本や先生の話は理想的すぎたり、現場と違ったりすることもあります。

私は、社会福祉士のリアルを知ったのは働いてからです。だからこそ、現場経験をもとに、リアルな情報をお伝えしたいと思います。

各記事を読んでいただければ、社会福祉士の仕事や資格についてイメージできると思います。ぜひ参考にしてくださいね!

【簡単まとめ】社会福祉士とは?どんな仕事?12視点で現役が解説!

社会福祉士とは

「社会福祉士とは何か?」は、本一冊でも説明しきれないほど深い話ですが、まずはざっくりと動画で見てみましょう。

簡単に言うと、こんな感じです。

社会福祉士とは?

  1. 国家資格(名称独占資格)
  2. 「ソーシャルワーカー」と呼ばれる社会福祉専門職
  3. 1987年に誕生
  4. 根拠法 社会福祉士及び介護福祉士法
  5. 学問的基盤は社会福祉学
  6. 支援対象は、身体的・精神的・経済的に日常生活に支障のある人等(精神保健福祉士よりも広い)
  7. 実際の支援は、相談を通じて助言等を行う。加えて、福祉サービスや医療サービスその他の関係者と連携・調整等も行う。

社会福祉士は名称独占資格です。つまり社会福祉士と名乗って良いのは、社会福祉士の資格者だけです。

やることの基本は、相談支援です。相手の話を聴いて、こちらも言葉を返しながら関係をつくっていく。その関係をもとに、相手の問題解決・目標達成を支援していく仕事です。

社会福祉士の職場や就職先

社会福祉士は、いろんなところで働いています。どんなところで働いているか、見てみましょう。

一番多いのは、高齢者を支援する職場です。3人に1人がそこで働いています。

そのほかにも、こんな仕事場があります。

  • 高齢者や障がい者が暮らす施設
  • 社会福祉協議会(地域の福祉を支える団体)
  • 病気やけがを治す病院やクリニック
  • 地域包括支援センター(地域の高齢者を支援するセンター)
  • 福祉事務所(生活に困っている人などを支援する事務所)
  • 児童相談所、児童福祉施設
  • 学校
  • 市町村役場、都道府県庁

このように、社会福祉士はさまざまなところで活躍しています。社会のために必要な仕事なんですね。

もっと詳しく知りたい人は、「社会福祉士の職場・就職先ランキングTOP55【最新公式調査より】」を見てみてくださいね。

社会福祉士の合格率・推移・難易度

社会福祉士の国家試験は、3人に1人しか合格できません。

でも、勉強しないで受ける人や、試しに受ける人もいます。だから、あまり怖がらないでください。

実は、半分の人は1回目で合格しています。平均合格率が3割なのは、毎年落ちている人がいるからです。詳しくは「【社会福祉士一発合格率】約50%ってご存知ですか?平均3割の理由」でわかります。。

社会福祉士の国家試験は、『目標がしっかりあれば合格できる』くらいの難しさです。

ちなみに、大学や養成施設などで受けると、合格率が違います。詳しくは「【社会福祉士国家試験合格率】大学・ルート別ランキング【第34回】」を見てください。志望校を決めるときに参考になりますよ。

社会福祉士国家試験の勉強法

勉強方法は、自分に合う方法が良いです。

私は自分で勉強して、社会福祉士と精神保健福祉士の試験に合格しました。その方法はこちらの記事で紹介しています。

でも自分で勉強すると不安だという方もいます。人によって勉強法は違いますからね。通信講座の比較記事も作りましたので、参考にしてください。

社会福祉士の平均年収・給料の高い職場

社会福祉士の平均年収は403万円です。世の中の平均より低いですが、5年前より26万円増えました!詳しくは「【現役解説】社会福祉士の平均給料・年収はいくら?【最新調査より】」で紹介しています。

平均年収としては300万~400万円が多いです。

でもこの収入で満足できるかどうかは、人それぞれです。

実際に「もっとお金が欲しい」という方が転職する方もいます。社会福祉士が転職する理由ランキングでは、「給料が低い」という理由は6位です。

「もっと高い給料・年収が欲しい!」という方は、平均年収の高い職場に就職・転職するのも一つの方法です。

職場によっては、平均年収に300万円以上の差があります。平均年収の高い職場は「社会福祉士の給料・年収高い職場ランキングTOP42【最新公式調査より】」で見ることができます。

社会福祉士の求人・就職・転職方法

社会福祉士は、社会で困っている人を支援する仕事です。社会人になってからでも、試験に合格すればなれます。

でも、こんな不安がある人もいるでしょう。

  • 年齢制限はあるの?
  • 40代や50代でも仕事が見つかるの?
  • 経験がなくても大丈夫?

実は、社会福祉士の求人はたくさんあります。年齢制限もなくて、経験がなくてもOKなところがほとんどです。

では、どうやって仕事を探すといいでしょうか?

社会福祉士の仕事探しには、いろいろな方法があります。一つずつ説明しますね。

まず、一番多いのは「友だちや知り合いから紹介してもらう」方法です。しかしこの方法ができない人は多いし、良い仕事が見つかるわけではありません。

社会福祉士がどのやって仕事を探しているのか、詳しくは「【求人の探し方】社会福祉士が就職&転職した方法TOP10を発表!」を見てくださいね。

社会福祉士の協会(全国・都道府県)

社会福祉士には、2種類の団体があります。

  1. 自分が住んでいる県の社会福祉士会
  2. 『日本社会福祉士会』日本全国の社会福祉士会

この2つの団体に入ると、いろいろなメリットがあります。例えば、勉強会や交流会に参加できます。

でも、デメリットもあります。例えば、入会費や年会費を払ったりしなければなりません。

だから、社会福祉士の全員が入っているわけではありません。詳しくは「日本社会福祉士会・都道府県社会福祉士会の入会メリット・デメリット」という記事を読んでみてくださいね。

でも、成年後見人という仕事をしたい人は注意してください。成年後見人というのは、お金や契約などのことが自分でできなくなった人を支援する仕事です。

これは社会的に大切な仕事ですから、日本社会福祉士会に入っていないとできません。

成年後見人についてもっと知りたい人は「成年後見人は社会福祉士・精神保健福祉士の副業になるか?【調べた】」という記事を読んでみてください。

社会福祉士の恋愛・結婚・プライベート

社会福祉士は、人を支援する仕事です。でも、仕事だけじゃなくて、恋愛や結婚もしたいですよね。

しかし、そんな話はあまり聞かないです。学校や研修で教えてくれることもないです。

このブログでは、社会福祉士の恋愛や結婚、プライベートについて、私の考えや経験を書いています。

ただし、人それぞれ違うので、「社会福祉士はモテる」「社会福祉士は結婚しやすい」といまでは言えません。

例えば、恋愛や結婚には、見た目や性格や考え方も大事です。でも、それは社会福祉士と関係ないですよね。

それでも、こんな疑問や悩みを持っている人は多いと思います。

社会福祉士は結婚できないの?恋愛が難しい? 社会福祉士はプライベートがないの?

気になるのは社会福祉士のお金や、仕事とプライベートのバランスです。以下の記事では、私が思うことや体験したことを書いています。

社会福祉士は病む?

社会福祉士は病む? 自分も病気になりそう・・・

こんな風に心配する人もいます。実際に、心が病んで休んだり辞めたりする人もいます。社会福祉士の仕事は心が疲れるからです。

体力を使う仕事だと、疲れたら休めばいいですね。無理をすると筋肉痛になったり怪我をしたりするので、休むタイミングがわかります。

でも心が使う仕事だと、休むタイミングも休み方も難しいですね。福祉の仕事は、人のために頑張りたいと思う人が多いです。でも、頑張りすぎると自分がしんどくなってしまいます。

一度、病気になってしまうと、元に戻るのは大変です。仕事を辞めたり転職したりすることもあります。恋愛や結婚にも影響が出ることもあります。

私も、心が弱い方です。でも、今まで健康に仕事を続けてきました。その理由は、心のケアの方法を実践しているからです。

大切なのは、寝ること・動くこと・食べることです。でも、それだけじゃなくて、もっと細かいコツがあります。詳しい話は次の記事で紹介しています。

社会福祉士の需要・将来性

社会福祉士の仕事に興味があるけど、「やめたほうがいい」と聞いたことがありませんか?社会福祉士にはネガティブなイメージがあるからかもしれません。

たとえば、こんなイメージです。

よくあるイメージ

  1. お金がもらえなそう
  2. 役に立てなそう
  3. 大変そう
  4. 将来が不安そう
  5. 自分も病気になりそう

でも、本当はそんなことはありません。ちょっとした工夫で解決できることもあります。

私は社会福祉士の仕事はやりがいがあって、将来も安心だと思います。その理由はこちらです。

  1. 需要(求人数)に供給(社会福祉士の数)が追いついていないから
  2. 今後の日本は高齢者数&割合が増えていくから
  3. 児童相談所の採用が増えているから
  4. スクールソーシャルワーカーの需要が高まっているから
  5. 生活保護ケースワーカーとしての活躍が広がっているから
  6. 社会福祉士の平均年収・資格手当が改善されているから
  7. AIでは代替できないと考えられているから

詳しく知りたい人は、次の記事を見てくださいね。

社会福祉士のメリット・デメリット

「社会福祉士の資格を取っても意味がないのでは?」と疑問に思う人もいるでしょう。でも、メリットはたくさんありますよ。

ただし、デメリットもあります。実際に困ったことや悩んだことをまとめました。

社会福祉士の適性・向いている人とは

ぼくは人が苦手だから、向いてなさそう。 話すのが下手だから、自信がない・・・。 人好きで話し上手な人が向いてるんじゃない?

こんな風に思ってしまうかもしれませんが、必ずしもそうではありません。実は、内向的な人でも仕事をやっていけます。(わたしもそう)

でも、多くの社会福祉士さんは「向いてないのでは・・・」と悩んでしまいます。

なので、社会福祉士になろうか迷っている人が「向いてないかも・・・」と悩むのは普通のことです。私も悩みました。

私は10年以上この仕事をしていますが、人と話すのが大好きとは言えませんし、性格も内向的です。でも、それでも仕事ができるし、面白いと思っています。

だから、自信を持って言えます。社会福祉士は人が苦手でも、話すのが苦手でも、内向的でも大丈夫です。この記事を読んでみてください。

ちなみに、「男性は社会福祉士に向かないのでは?」と思う人もいますが、男性も必要な職種です。

社会福祉士の男女比率はこんな感じです。

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男性は少なめですが、大丈夫です。私も男ですから。

詳しい理由は次の記事で紹介しています。

社会福祉士になるには?どうやって受験資格をとるの?

社会福祉士になりたい人は、3つのことをしなければなりません。

  1. 社会福祉士国家試験の受験資格をとる(12通りの方法があります)
  2. 社会福祉士国家試験に合格する
  3. 社会福祉士資格に登録する

まずはじめに、受験資格をとらなければなりません。受験資格をとる方法は、全部で12通りあります。

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「どの方法で受験資格をとったらいいのかな?」と迷う人も多いと思います。学校や仕事の経験によって、一番早く受験資格をとれる方法が違います。詳しくは、この記事で説明しています。

社会福祉士と精神保健福祉士、どちらを先にとったらいいの?

社会福祉士と精神保健福祉士、どっちを先にとったらいいか悩む人もいます。

「精神保健福祉士のほうが試験が簡単だから、先に精神保健福祉士をとろう」と思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

精神保健福祉士の試験が簡単だと思われるのは、受験者のレベルが違うからでしょう。詳しくは、こちらの記事で説明しています。

最後に 社会福祉士の仕事は面白い!

社会福祉士の仕事は、おもしろいです!

社会福祉士が支援する人は、体や心やお金の問題で生活が大変な人やその家族です。

ただやさしくするだけではだめです。専門的な知識や技術を学ばなければなりません。

でも、それだけでもだめです。

人と人が関わる仕事なので、あなた自身の経験や性格も大切です。ここが社会福祉士の仕事のおもしろいところです。

たとえば、人生で苦労した人や色々な経験をした人や他の仕事をしたことがある人は、「この人なら信じられる」「やっとわかってくれる人に出会えた」と感謝されることがあります。

あなたが今まで頑張ってきたことや、後悔していること、今と関係ないと思っていることも、社会福祉士の仕事には意味があります。

私も人との関わりに悩んだり、生き方に悩んだり、失敗したりしたことがあります。でも、それらはすべて私の仕事の力になっています。

あなたが社会福祉士になりたいと思っているなら、ぜひ挑戦してみてください。迷っている時間がもったいないです。

「あのときやっておけばよかった」と後悔するより、「やってみた」という経験がある方がいいですね。

社会福祉士資格があれば、安定した収入と生活ができますし、仕事をやめてもまた働けます。人生の計画も立てやすいですよ。

社会福祉士の仕事をしている人は、「この仕事をしてきてよかった」と言う人が多いです。

私もこの仕事に出会って、人生が変わりました。自分自身が変わったということです。

今回はこれで終わります。他にも社会福祉士についての記事がありますので、こちらから見てくださいね!

もしわからないことがあれば、コメントに書いてくださいね!

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