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社会福祉士は結婚できない?出会いは?【現役がマジメに答えます!】

社会福祉士って結婚できないの?

  1. 社会福祉士は結婚相手として選ぶほど、魅力ないんじゃない?
  2. 社会福祉士は給料や年収が少ないから、結婚できない。
  3. 社会福祉士って忙しいし、家事・育児ができないでしょ。
  4. 男の社会福祉士って底辺では?

このようなギモン・イメージのある方へ。

この記事の内容
  1. ストレートな回答【どちらとも言えない】
  2. 人は自分のコンプレックスを、うまくいかない理由にしてしまいやすい
  3. 社会福祉士は出会いが少ないのか?【チャンスは多いです】
  4. 社会福祉士の年収は結婚してもやっていけるのか?【食いっぱぐれません】
  5. 社会福祉士は休めないし、出産・育児はできない?【そうでもないです】
  6. 現に社会福祉士は結婚している【私の体感】

私は某自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験はおよそ14年です。

社会福祉士は結婚できないのでは?と、心配する方がおられます。

結論を先に言ってしまうと、このようになります。

 私の結論

  • 社会福祉士資格には、結婚できる・できないを決定づけるほどの大きな影響力はない

要は、社会福祉士という資格には「医師=モテる、結婚できる」みたいなイメージほどの影響力はないということです。

結婚というライフイベントは、するにしろ、しないにしろ、多くの方が無関係ではいられませんね。

私の主観が強く入ってしまいますが、「社会福祉士は結婚できないのでは?」というギモンにマジメに答えてみます。

社会福祉士は結婚できない?出会いは?【現役がマジメに答えます!】

ストレートな回答【どちらとも言えない】

「社会福祉士は結婚できない?」という質問。

ストレートに答えると、社会福祉士なら結婚できるとも、できないとも言えないです。

理由は、一般的に、結婚できるかどうかは相手の全体的な評価によるからです。

確かに、「社会福祉士」という資格(仕事)は、経済力社会的立場の評価に関係します。

恋愛、特に結婚では、「経済力がないと結婚できない」と心配されやすいですね。

しかし、実際には次のような要素も、結婚相手を選ぶ基準となっているでしょう。

  • 顔、スタイル
  • 性格
  • 価値観
  • 関係性
  • 資産
  • 親との関係 など

離婚理由で一番おおいのは、「価値観の不一致」です。

こうした条件は、「あなたが社会福祉士であること」とはまた別の条件ですよね。

例えば、

私は結婚したいのに、なかなかできません。もしかして、社会福祉士だから相手に選ばれないんでしょうか?

と、悩んでいる社会福祉士がいたとしたら、あなたはどう思いますか?

キミは社会福祉士だから結婚できないのだよ!

そんなことを言う人は、ほとんどいないでしょう。

(言いにくいけれど)結婚したいのに結婚できないならば、社会福祉士である以前に、男として、あるいは女として、磨きがまだ足りない、ということかもしれません。

「社会福祉士である」ということは、結婚において、有利になったり不利になったりすることは多少あるのかもしれません。

おそらく”社会福祉士は経済力がないから結婚できないのは?”とご心配の方が多いと思いますが、

さすがに、「社会福祉士=結婚できない」はウソですね。

現に結婚している社会福祉士がたくさんいるからです。

逆に、「社会福祉士=結婚できる」も極論でありウソです。

残念ながら、結婚したいけど結婚できていない社会福祉士もいるからです。

例えば、めちゃくちゃ性格悪くて、犯罪しまくってて、恋人のお金も物も盗むし、ストーカーするし暴力もふるう社会福祉士がいたら、

結婚したい・・・はずないですね。これは、相手がどんな職業であっても同じではないでしょうか。

人は自分のコンプレックスを、うまくいかない理由にしてしまいやすい

人は、思うようにならないことが起きると、その原因と自分のコンプレックスを結びつけやすいです。

これは、社会福祉士として人を支援をするときにも使える知識なので、ぜひ覚えておいてください。

例えば、身長が低いというコンプレックスのある男性が、女性に告白したけど撃沈。

こういう時、男性は

オレは身長が低いから、それでフラれたんだ・・・

という考えが脳裏をよぎりやすくなります。

(そうすることで、自分の内面を磨くように、自分と向き合うことから避けている場合もあります)

頭がハゲてるとか、剛毛とか、太っているとか、

そういった類もコンプレックスになりやすいので、

異性関係でうまくいかないと、ついつい結びつけてしまいますね。(これをターゲットにした商品は多いですが)

つまり今回で言うと、社会福祉士がコンプレックスということかも。

でも、実際はもっといろんな要素が絡み合うものですよね。

例えば、「精神障がい者のすることは、全てが精神障がいのせいに見えてしまう」という話があります。これが行き過ぎなのは明らかですよね。

同様に、「社会福祉士は結婚できない」というのは、社会福祉士を色メガネで見てしまっています。

そう極端にならずに、ちょっと落ち着いて全体をみて考えてみましょうよ、ということですね。

人は「AだからBだ」というように、物事を単純化して考えがちです。でも、実際にはもっと複雑な要因が関係していて、割り切れません。だから「0か100か」「全か無か」「all or nothing」という認知は誤った判断を招きやすいので、支援でも要注意です。

社会福祉士は出会いが少ないのか?

どれだけ魅力的な人でも、出会いがなければ結婚できませんよね。

結婚したい女性芸能人ランキングのTOP3は、吉岡里帆、浜辺美波、今田美桜だそうですが、

彼女たちとて、世間の目に触れて、出会いがあるから、「あわよくば結婚したいなぁ~」と願望をもられるんですね。

出会いがなければ、結婚できないのは自明のこと。それは、社会福祉士という資格(仕事)があっても同じですね。

それであなたには、社会福祉士は出会いが少ないのでは?というイメージがあるかもしれません。

実は、社会福祉士は(仕事上でも)出会いのチャンスがたくさんあります。例えば、

  • 仕事で関わる他職種の人
  • 研修や勉強会で知り合った同業者
  • 職場の先輩・後輩 など

社会福祉士は組織で働くことが多いし、必然的に出会いがあるのです。

ちなみに、わたしは奥さんと職場で知り合いました。

(でも、職場恋愛はほどほどに。ウワサになりやすいし、仕事の本分を忘れないことが大切です。)

社会福祉士の年収は結婚してもやっていけるのか?

結婚するならお金ひつようじゃない?社会福祉士って収入少ないんじゃ?

社会福祉士は人々の生活や心を支える大切な仕事をしていますが、その反面、年収は高くありません。

社会福祉士の平均年収は403万円です。
≫参考:社会福祉士就労状況調査結果(令和2年度)

対して、全業種の平均年収は436万円。
≫参考:国税庁HP国税庁民間給与実態統計調査(2019年)

社会福祉士の平均年収は、まさに平均的。多いとはいえませんね。

でも、安定した収入を得られるし、仕事が見つけやすいというメリットがあります。

社会福祉士の平均年収が400万円ほどだからと言って、収入的に「社会福祉士=結婚できない」とするなら、世の中の大半が結婚できないことになります。

また、「社会福祉士平均年収=あなたの年収」ではないですね。実際は職場による年収差が激しいです。

このことは、私が別の記事でまとめたものがあります。社会福祉士の給料や年収が高い職場はどこなのか、ランキング形式で紹介しています。

社会福祉士の年収は高くはありませんが、社会福祉士資格さえあれば就職・転職において次のメリットを受けられます。

  1. 年齢に関係なく仕事がしやすい
  2. 経験がなくてもチャレンジできる
  3. 食いっぱぐれない

つまり、社会福祉士はお金持ちではありませんが、安心して暮らしやすい資格です。将来のことも考えられるし、結婚相手としても悪くないと思いませんか?

社会福祉士は休めないし、出産・育児はできない?

社会福祉士は仕事が忙しいから結婚に向いていないと思っていませんか?

実は、そんなことはありません。

統計調査から「社会福祉士が前の職場を辞めた理由(複数回答)」を抜きだしました。
≫参考:平成27年 社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果の実施概要

辞めた理由割合(複数回答式)
法人・事業所の理念や運営の在り方に不満があった33.4%
職場の人間関係に問題があった24.3%
労働時間・休日・勤務体制が合わなかった18.3%
出産・育児と両立できない8.3%

このデータからわかることは、社会福祉士が職場を辞める理由は、ライフスタイルよりも、仕事内容や人間関係が多いということです。

確かに「労働時間・休日・勤務体制が合わなかった」「出産・育児と両立できない」も理由となっていますが、

それは社会福祉士だけではなく、他の職種でも同じように感じることだと思います。

「社会福祉士は忙しすぎて家庭と両立できない」とまでは言えないでしょうね。

これくらいの割合なら、社会福祉士特有の課題というより、日本社会全体の課題と思います。

社会福祉士が職場をやめた理由のランキングをすべて見たい方は、こちらからチェックできます。

現に社会福祉士は結婚しているが、民間と公務員では違いがある【私の体感】

私の知り合いの社会福祉士は、たくさん結婚しています。それに、わたし自身も結婚しています。

気になる方は、実習先やアルバイト先で、社会福祉士の結婚事情をこっそり調べてみましょう。薬指をチェックするとかね。

なお、私は転職歴があって、民間も行政も経験しています。

その経験をもとに1つ言うと、民間の職場と公務員の職場では、男性の結婚割合は、公務員の職場の方が高いですね。

公務員の職場では、結婚にいたる年齢も早い。20代男性もけっこう結婚しています。

ただしこれは、「社会福祉士かどうか」というより、「公務員である」ということによって、経済力や将来的な安定を感じられて、双方ともに結婚に踏み切っている結果だと思います。

ちなみに、女性の結婚割合は、民間の職場も公務員の職場も、特に差がないかなぁ。結婚している人もいれば、結婚していない人もいる、という感じです。

最後に

社会福祉士は結婚できないのか?

私の結論はこちらです。

 私の結論

  • 社会福祉士資格には、結婚できる・できないを決定づけるほどの大きな影響力はない
  • 「社会福祉士」以外の魅力も磨き、出会いをつくろう!

支援では、私たちは相手の得意なことに目を向けますね。しかし、

  1. 人の良いところには目が行くけど、自分の良いところには目が行かない・・・
  2. 私に得意なことなんてないですよ

このように思う方はけっこう多いのではないでしょうか?

自分の強みって、気づきにくいですね。私もそうです。でも、きっとあるはず。

試しに、利用者さんや患者さんへ向けるような目線で、自分をみてみてください。新しい発見があるかもしれません。

なお、「どこで出会えばいいのかわからない・・・」という方は少なくないと思います。

理由は、私が知っている社会福祉士にもそういう人がたくさんいるからです。(笑)けっこう、相談されることもあります。

社会福祉士にはどんな出会い方があるか?私なりに頭をひねってみたのがこちらの記事です。

社会福祉士の恋愛・結婚については、こちらのカテゴリから他の記事も読むことができます。参考にしてみてください。

ボクも結婚できる!

自分を磨きつつ、たくさん出会っていきましょう!応援しています!

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