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自閉症スペクトラムのパニック対応【社会福祉士解説】

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自閉症の子がパニックになったらどうしたらええん?

辛いけど落ち着くまで待つしかない・・・。

話をするのは落ち着いてからだ。

どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。

自閉症スペクトラムの子どもさんの中には、パニックになると自分や周りの人を傷つけてしまったり、物を壊してしまう子がいます。(パニックなのでわざとではありません)

静かに過ごしていた子どもが、いきなり大きな声をだしたり、まるで話が通じなくなったりするので、学校の先生や支援者でも、どう対応して良いのか困ることがあるでしょう。

ご家庭で自閉症スペクトラムのあるお子さんをみている親御さんは、こうしたパニックに何度も向き合っておられるはずです。(本当にスゴイと思います) もちろん、学校の先生や施設職員さんのご苦労も、同じ支援する者としてわかります。

パニックに適切な対応がされないと、子どもはどんどんツライ気持ちになっていくでしょう。

例えば、パニックになっているときに「何してるの!」と叱っても、ご本人はどうしようもないです。これはご本人にとっても、周りの方にとっても良い結果につながりません。

私自身が自閉症スペクトラムなどの発達障がい、愛着障がいのある子どもたちを支援してきたノウハウをもとに、パニックへの対処法がサッとわかるように方法論にしぼってお伝えしていきます。

ではまいりましょう!

自閉症スペクトラムのパニック対応【社会福祉士解説】

パニックは予防第一

自閉症スペクトラムのパニックは、予防が第一です。想定できるパニックは起きないように支援するのがベストです。

パニックにはパターンや傾向があります。どのような状況でパニックになってしまったのか、記録することがとても大切です。そうすることで、予防しやすくなります。

自閉症スペクトラムの子どもの多くが、パニックになった理由をうまく説明できません。それは、自らを客観視しづらかったり、気持ちに鈍感だったりするからです。

なので、周りの大人が見立てをつくっていくことが大切になります。

いやいや・・・

予防できたらこんなに困ってへんわ。

対処法を教えてよ。

もちろんだ。

パニックは予防しきれないものだからな。

予防を徹底しても、パニックは起きてしまうものです。やむを得ず起きてしまったパニックにどう対応すれば良いのか?続いて解説していきます。

起きてしまったパニックへの対応

落ち着くまで待つしかありません。パニックとは、目からも、耳からも情報を受け取れなくなっている状態です。ご本人は何も情報をうけとれません。

なので、例えば以下のような対応は悪い例です。

パニックへの悪い対応・パニックになっている理由をたずねる

・人や物を傷つけたので叱る

パニックの最中にどんな声かけをしても、効果はありません。叱っても意味がありません。むしろ、刺激になって逆効果です。パニックがより激しくなって、火に油を注ぐ結果になってしまうでしょう。

良い対応は、落ち着くまで静観することです。ただし、安全には配慮がいります

例えば、頭を壁にぶつけてしまうなら、壁との間にクッションなどをさしいれてあげましょう。

周りの物を投げたり蹴ったりしてしまう、人を叩いてしまうようなら、物をどけたり、安全な場所にうつってもらいましょう。もちろん、周りの人にも危険がおよぶことがあるので、離れてもらうようにしましょう。

自閉症スペクトラムと愛着障害を併発しているパニックの対応は?

上記の対応でもうまく落ち着かない子どもがいるでしょう。よくあるのが、愛着障がい愛着に傷もある子どもの場合です。

大声をだしたり、物を投げたり、人を攻撃してしまうのですが、感情の爆発度が自閉症スペクトラムだけの子どもより激しいのです。経験上、窓が割れるのは日常茶飯事です。施設によっては、窓ガラスではなくアクリル板になっていますね。

暴言・暴力・物損などが激しく、危険なので、周りは静観していられないのです。落ち着かせるためにあれこれと手を焼いていると、子どもは「やった!暴れたら優しくしてもらえる!」「構ってもらえる!」と誤った学習をつみ重ねてしまいます。

そうした対応をつづけるうち、1日のうちに何回も暴れてしまい、学校の先生や施設職員は対応に困り果ててしまう・・・なんて例があるほどです。

3つのポイントを変える支援

自閉症スペクトラムと愛着障がい(愛着の傷)の両方がある子どもへの対応で有効なのは、3つのポイントを変える支援です。

併発している子どものパニック対応① を変える

② 場所を変える

③ 話題を変える

例えば、対応する人が交代すると、サッと気持ちがきりかわり、行動がおさまる場合があります。

また、パニックになっていた場所から移ったり、外にでたりすると、一気に落ち着きをとりもどすこともあります。

また、まったく関係のない話題を出してみるのも有効です。興味のあるゲームやおもちゃの話などが良いでしょう。いわゆる「ごまかす」みたいな方法ですが、有効性があります。

まとめ

パニックで苦しむのは、子ども自身です。少しでも苦しみを減らしたり、やわらげてあげたいものです。

でも、対応する大人だって辛いです。何度も起きるパニックに、支援する大人まで自信を失ってしまいがちです。そして、疲れ果ててしまいます。

適切な対応方法がわかれば、そうした状況の打開につながるかもしれません。何かしらお役に立てたならうれしいです。

以上、自閉症スペクトラムのパニック対応【社会福祉士解説】という話題でした。

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この記事を書いた人

社会福祉士 / 精神保健福祉士
 
現場歴およそ10年
 
作業所、相談支援事業所、入所施設、児童相談所、精神科デイケアなどを経験。現在も某福祉現場で奮闘!
 
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しゃふくさん

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