- 職場の人間関係がつらい。しんどい。転職しようかなぁ・・・。
- 転職サイトは怪しい。うそっぽい気がする。
- やりがいも収入もアップして向上したい。
こうした思いの方へ。
私は児童指導員の経験あり。現場歴10年超です。転職回数は2回で、パワハラ遭遇率高めです(汗)
転職サイトってたくさんありすぎて、どれ使ったらいいのかわからへん・・・。なんかうさんくさい気がするし、失敗したくない。
児童指導員って、もっている資格が人それぞれ違うんですよね。
保有資格をしらべた調査結果によると↓のようになっています。
参考:垂水謙児, 野島靖子, & 伊藤わらび. (2009). 児童養護施設における児童指導員の専門性に関する研究. 十文字学園女子大学人間生活学部紀要, 7, 13-31.
なので、児童指導員の転職には、教員向け・保育士向け・社会福祉士向けなどを複数つかうことになりがちです。(不便です!)
そうした課題を解決して児童指導員に特化した転職サイト・エージェントは1社だけなんですね。
ではまず、私の結論です。
結論
- まずは児童指導員の公務員を考えてみてほしい
- 民間求人を探すならハローワーク インターネットサービス
- 転職エージェントおすすめはLITALICOキャリアだけ
- 転職サイトおすすめはジョブメドレー
だけ
<ジョブメドレー登録方法>
⇒保育士・幼稚園教諭の方はこちら
⇒看護師・准看護師・社会福祉士・精神保健福祉士・無資格その他の方はこちら
フローチャートではこのようになります。
こうなる理由を解説していきます。
【1つだけ!】児童指導員おすすめ転職サイト・転職エージェント
児童指導員の現場って職員同士の人間関係が厄介ですよね。
こちらの『児童養護施設の仕事が厳しい12の理由【元児童指導員の本音】』で書いていますが、児童指導員の仕事は子ども相手も大変なんですけど、一番厄介なのは職員同士・・・悲しいけどあるあるです。
パワハラまがいの扱いを受ける人もいるはず。
収入や労働条件が合わない人もいると思います。
しかし幸い、児童指導員は転職してもスキルをもちこせる専門職なので、「1か所に長く働かないとダメ」という古い日本的な考えは気にしなくても良いでしょう。
わたし自身も転職して、給料・年収がアップしました。同じような仕事をしているのに、働く先が変わるだけで待遇は給料は段違い、人間関係も違う、というのが福祉現場とわかりました。
転職、大いにありなのです。欧米では転職してステップアップしていくのがスタンダードですからね。
でも転職サイトやエージェントって、なじみの無い人が多いのではないでしょうか?
そもそも転職エージェント・転職サイトって怪しくない・・・?
私は転職サイトや転職エージェントを使うのに抵抗があります。
理由は、なんとなく怪しいと感じるから。
例えば求人票では
など、良いことばかりアピールされていますよね。
だからこそ逆に、「本当に・・・?」とうさん臭く感じてしまうのです。
そうした求人をあつかう転職サイトって、何だか怪しい気がしてしまう・・・。
まあ、ハローワークも同じなんですけどね。
実際、児童指導員はどんな方法で転職しているのか?
例えば社会福祉士だと、民間の職業紹介で転職する人は約13%(ランキング4位)です。
(詳しくは「【最新調査】社会福祉士の就職・転職方法ランキングTOP10」で解説してます)
かく言う私の就職・転職もコネなどをつかっての形でした。
なので、私にとって転職サイト・エージェントは未知の領域。
「ブラック職場を紹介されないだろうか・・・?」と不安の目で見てしまいます。
知り合いの紹介による就職・転職だからと言って、ホワイトな職場で働ける保証は無いです。事実、私はパワハラに2~3回は遭遇しています。パワハラを受けやすいタイプなのかもしれませんが・・・(泣)
児童指導員さんから「転職したい」と相談されたら
もし家族や親友から「児童指導員として転職したい」と相談されたら、とりあえず児童指導員の公務員求人を探してみようよとアドバイスします。
だって、転職サイトやエージェントを使っても、ブラック職場がまぎれこんでるかもしれないから。
「公務員の職場なら、大それたことにはなってないんじゃないか?」と思うのです。
例えば、収入は民間よりも良いので生活は安定するでしょう。
民間を含めた児童指導員の平均年収は約403万円とされていますが、
(参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET))
公務員の給料は公務員給与規定に基づいてもらえるし、ちゃんと昇給するシステムです。
平均年収だって450万円~550万円程といわれています。
それに、公務員職場なのにサービス残業だらけだとすれば、メディアで叩かれますね
公務員に対する日本社会の目は厳しいです。
だから、クリーンになってないとメディアにリークされて是正されやすい。
パワハラだって、すぐに問題になってニュースになっていますので。
でも児童指導員の公務員は、採用枠は少ないし、競争率も高いと思います。
チャンスはあるけど、現実的に考えて、誰もが就職できるとは言えません・・・。
だからと言って大切な人に、いきなり民間の転職サイト・エージェントをすすめる気にはなれないです。
信頼できないかもしれないし、求人票はキレイごとを言ってるだけかもしれないから。
なので、「まずは児童指導員の公務員を探してみようよ」と言いたくなる。
↓の記事では、記念受験でも良いので公務員試験を受けてみるのをオススメしています。
(社会福祉士・精神保健福祉士向けですが児童指導員も要は同じ)
あなたが児童指導員の公務員だけを目指すなら、民間の転職サイト・エージェントは使わなくて良いです。
公務員の求人はハローワークに登録されることが多いですから。
全国の児童指導員の公務員求人を探すオススメの方法は
正職員なら公務員情報サイトの「KoumuWIN!」です。
各自治体のHPを1つ1つ見る手間なく探せるのでラクです。
パートや会計年度職員ならハローワーク インターネットサービスから検索できます。
(フリーワードの欄に「児童指導員 公務員」と入れて検索すればOK)
民間職場への転職ならハローワークの利用が王道
と言っても、
- 民間職場で働きたい
- 民間職場しか選択肢がない
- 色んな選択肢からえらびたい!選択肢は多い方が良い。
という方もいると思います。
それに公務員の児童指導員採用は少ないです。こだわるのは現実的じゃないですね。
私が児童指導員の公務員を提案するのは、あくまで私の意見であって、やはり決定するのはご自身。
そこで、民間への転職をお考えなら、まずはハローワークの利用をオススメします。
誰もが知ってるハローワーク。最近ではインターネットから求人検索できるようになりました。
厚生労働省の管轄ですから、ギラギラした営業色も感じなくてすむでしょう。
ただし、ハローワークにはデメリットもあります。
- 給与交渉を代わりにしてもらえず、損するかもしれない
- 担当者のリスク
(児童指導員をよく知らない、事務的にこなされる、昔の価値観で話されるetc) - ブラック職場にあたるリスク
(ハローワークは平等に求人を扱う、ブラック企業もまぎれやすい)
やっぱり、私ならハローワークだけでは不安です。
児童指導員にオススメの転職エージェント・転職サイトは1つだけ
転職サイトと転職エージェントの違い
さて本題ですが、そもそも転職サイトと転職エージェントは何が違うのか?
調べた結果、以下のことがわかりました。
仕事選び | 給与交渉 | 応募書類 | 面接対策 | 面接日の調整 | |
転職サイト | 自分でする | ||||
転職エージェント | アドバイザーがサポート・代行 |
要は転職エージェントの方が手厚い。人に勧めるなら転職エージェントですね。
「全部自分でやりたい」という方は、転職サイト向きなのでしょう。
でも多くの人にとって全て自分でするのは負担ですし、転職エージェントの方がオススメできます。
転職エージェントが手厚いのはわかったけど、お金取られたりせん?
無料だよ。お金は求人を出している法人・会社側が負担しているから安心してね。
「タダより怖いものは無い」と思って業界の仕組みをしらべてみたら、求人を出す側がお金を負担して成り立っていることがわかりました。
なので、こうした転職サイトや転職エージェントに求人をだしている職場の思いは、大金を出してでも良い人材が欲しい!ということなんですね。
【ここがダメ!】おすすめしない転職サイト・転職エージェント10選
他サイトでおすすめされている転職サイト・エージェントですが、以下の理由でダメでした。
転職サイト 転職エージェント名 |
ここがダメ! |
児童指導員の求人は90件程しかない。福祉特化ではない。 | |
マイナビ保育士 | 保育士資格があるなら使いやすいが、児童指導員任用資格への対応が弱い。 |
保育士ワーカー | 保育士資格があるなら使いやすいが、児童指導員任用資格への対応が弱い。 |
リクナビNEXT | 児童指導員の求人は80件程しかない。福祉特化ではない。 |
保育Fine! | 児童指導員の求人検索はできるが、70件程しかない。 |
保育のお仕事 | 児童指導員の求人は150件程しかない。児童指導員特化ではない。 |
ほいてんサーチ | 保育士特化サイトであり、保育園求人がメイン。 |
ミラクス保育 | 児童指導員の求人は10件程しかない。 |
保育士BOOK | 働きたい法人・保育園が決まっている人向けのサイト。 児童指導員で探す人には向いていない。 |
カイゴジョブ | 転職サイト強みは求人数だが、カイゴジョブの児童指導員求人は約1,500件。 ジョブメドレーは約1万件なので負ける。 |
残念ですけど、児童指導員向けの転職サイト・転職エージェントほぼ無いです。
悲しいかな・・・児童指導員の僕たちってマイナーな職種なんですよねぇ。
いったいどれ使ったら良いんや・・・
しかし児童指導員の転職業界に救世主が現れました!
それは、転職エージェントのLITALICOキャリアさんです。
おすすめできる転職エージェントは『LITALICOキャリア』だけ
出典:LITALICOキャリアHP
比較した結果、おすすめできる転職エージェントはLITALICOキャリアだけです。
ただでさえ「怪しい」「うさんくさい」と感じる転職業界ですので、大手の転職エージェントじゃないと不安です。
でも児童指導員さんなら、LITALICOと聞けば知っているのではないでしょうか?
LITALICOは児童福祉に関する記事をたくさん公開しているので、ネットで検索していたら何かとHITします。
そのリタリコによるLITALICOキャリア。安心と思った理由は以下です。
LITALICOキャリアなら安心と思った理由
- 児童福祉・障害福祉に特化した転職エージェント
- 全国展開している
- 東京証券取引所プライム市場に上場の大企業(グループ従業員3000人以上)
- ホームページがわかりやすく整っている(広告費をしっかり稼げてる)
- 他の転職エージェントと違い、発達障害のポータルサイトや学習教室・放デイなどの福祉事業を自ら運営している企業
- 児童指導員の求人数が充実している(約5,000件)
そして、LITALICOキャリアのメリットは以下です。
LITALICOキャリアのメリット
- 児童指導員の多様な保有資格をカバーできている
- 無料(求人側がお金を払ってる)
- 児童指導員の求人が他社より圧倒的に多い(約5,000件 ※非公開除く)
- 好条件が多いとされる非公開求人を知れる
- 応募するかは別にして、情報収集できる
- あなたに合った求人のお知らせが届く
- 給与交渉を代行してくれる
- キャリアアドバイザーがサポートしてくれる
- 職場の離職率等を教えてくれる
ちなみに給与交渉してもらって給与が上がる場合があるということは、
ハローワークから給与交渉せずに就職すると損するかもしれません・・・。
そして、LITALICOキャリアは、児童指導員さんの多様な資格に対応した転職エージェントです。
登録画面はこのようになっています。
引用元:LITALICOキャリア 登録画面
引用元:LITALICOキャリア 登録画面
社会福祉士や精神保健福祉士も選べるようになっています。
しかしデメリットもあります。
- サポートの連絡がわずらわしいかも
- 全国の求人を扱っているが、キャリアアドバイザーの相談対応できる地域・資格には限りがある
もし連絡がしつこいと感じたり、退会したくなった時は、メールやSMSメッセージを送りましょう。
直接断るのって、気が引けますもんね・・・。
友人が登録するのを見てみた
友人が登録するというので、隣で見てみました。
ほんとにカンタンに登録できていました。1分足らず。
(希望時期、働き方、電話番号、転職希望時期などの入力)
抜粋元:LITALICOキャリア 登録画面
「登録したらすぐに転職しないといけないんじゃないか?」と不安な人もいるかもですけど、時期を選べるので安心です。
登録後の流れは↓のようになります。わかりやすいですね。
- キャリアアドバイザーからの連絡
- 電話での面談(LINEチャットでも可)
- 求人の案内(非公開含む)
- 面接のサポート(セッティングや面接対策)
- 入職までのサポート(内定後、給与交渉や入社時期相談など)
※キャリアアドバイザー対応の場合
「キャリアアドバイザー」は何かというと、
LITALICOキャリアでは、これまで専任のキャリアアドバイザーが3000人以上の方々の就職活動のサポートをさせていただいて参りました。放課後デイサービスや児童発達支援の就職を専門にサポートさせていただいているキャリアアドバイザーが、ご希望の条件等を伺い、ご希望に合った求人のご紹介をさせていただきます。
引用元:LITALICOキャリアHP
とのこと。この業界に精通してくれているのは安心ではあります。
利用価値という意味で考えると、
給与UPの交渉をしてくれるのは民間の転職エージェントならではでしょう。
LITALICOキャリアの口コミ
昨日の良かったこと
・求人応募した。
・プリン食べた
・LITALICOキャリアの人の対応見てますますLITALICOが好きになった。
・戸籍謄本取ってこれた
・ベートーヴェン弾いた— さやか (@sayaka_1406) November 10, 2020
うちのサビ管さんは2人LITALICOキャリアから採用してますね!
— たま (@marumama202011) November 11, 2022
放課後デイサービスはめちゃくちゃ人欲しがってますよ。時間の融通が効くならどうですか?LITALICOキャリアに登録すると、福祉系たくさん紹介してもらえます。
— ひつじ@教育・特支・福祉について考える (@sheep647) August 7, 2022
LITALICOキャリアに児発管の求人を無事公開!
人材紹介にも手伝っていただけることになる。
紹介手数料に腰を抜かす。私たちは必ず良い人に出会える。
今日も少し前進できた。— りとりーふ児童発達支援相模原 (@litto_leaf) October 18, 2021
利用者だけじゃなくて、事業所さんのツイートもありますね。
口コミがあるのは安心やな
事業所側は手数料を払ってでも、LITALICOキャリアに登録して良い人材に出会いたいと思っているわけですね。(なので私たちは利用無料)
転職サイトのおすすめは『ジョブメドレー』だけ
出典:ジョブメドレーHP
ジョブメドレーは福祉・医療業界の大手転職サイトです。
転職サイトなので、自分で仕事をさがして申し込んだり面接日程を調整することになります。
活用メリットは、圧倒的な求人数。
全国で約10,000件です。
それに、登録しても電話連絡がくるわけではないので、転職エージェントと併用しやすいです。
ただし、もしかしたらブラックな求人がまぎれこんでいる可能性はありますし、自分の目でかぎ分ける力は必要ですね。
しかし選択肢が増えることは悪くはないでしょう。私も安心して人におすすめできます。
ジョブメドレーの登録メリット
- 児童指導員の求人を探せる
- 自分のペースで仕事を探せる
- 転職エージェントとセットで使っても負担になりにくい
- 求人数が圧倒的に多い(全国約10,000件)
- 日本最大級の福祉・医療の求人サイトで安心感がある
しかしデメリットもあります。
ジョブメドレーのデメリット
- 給与交渉、面接対策、日程調整などを自分でしないといけない
- 求人の良し悪しを自分でジャッジしないといけない
手間はかかるし、求人を見定める目は必要です。
ちなみにジョブメドレーの登録画面は資格によって違いますので、それぞれリンクを貼っておきます。
自分の資格で登録したら良いんやな!
最後に
というわけで私の結論は
結論
- まずは児童指導員の公務員を考えてみてほしい
- 民間求人を探すならハローワーク インターネットサービス
- 転職エージェントおすすめはLITALICOキャリアだけ
- 転職サイトおすすめはジョブメドレー
だけ
<ジョブメドレー登録方法>
⇒保育士・幼稚園教諭の方はこちら
⇒看護師・准看護師・社会福祉士・精神保健福祉士・無資格その他の方はこちら
フローチャートでもういちど。
以上となります。
私自身も転職を2回しています。「石の上に3年」というコトワザがありますが、昔の話。
世界スタンダードでは転職してステップアップしていきます。
児童指導員の仕事は、ノウハウを次の現場へ持ち越しやすいのが強みですね。
登録はしてみたけど「やっぱり転職しない」という使い方を堂々としてOKです。
児童指導員は誠実な人が多いから「登録したら転職しないと悪い気がする」と感じてしまうかもしれません。
でも、「良い条件の求人があった時だけ転職する」という使い方で良いんですね。
それが転職市場のスタンダードです。
後悔の無いように、頑張ってくださいね!
なお、社会福祉士の転職については「【3つだけ!】社会福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント」で解説しています。お役立てくださいね。
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