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経験者まとめ解説|児童指導員の職場・年収・やりがい・大変さ・資格

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児童指導員ってどんな仕事?どこで働いているの?平均年収は?やりがいやしんどさは?

こういった思いの方へ。

「児童指導員になろうかなぁ」と迷っている人向けに、児童指導員の仕事内容や年収、資格などを紹介します。

私は社会福祉士・精神保健福祉士で、入所施設での児童指導員の経験があります。現場経験はおよそ13年です。

この記事では、私の体験をもとに、児童指導員のリアルな現場をお伝えします。また、詳しく書いている記事も紹介します。

経験者まとめ解説|児童指導員の職場・年収・やりがい・大変さ・資格

児童指導員とは?働く場所は?

児童指導員とは、さまざまな事情で家庭から離れたり、障がいや発達障害などのある子どもたちに対して、日常生活や学習などの支援や指導を行う人です。

児童指導員が働く場所は主に以下のような施設です。

児童指導員が働く場所

  1. 児童発達支援
  2. 放課後等デイサービス
  3. 障害児入所施設
  4. 乳児院
  5. 児童養護施設 など

求人数として多いのは放課後等デイサービスですね。

仕事内容は働く場所で違いますが、だいたい共通するのは以下です。

  • こどもの食事、洗面、入浴、洗濯、掃除等日常生活についての指導や支援
  • こどもの学習指導等
  • あそび、スポーツ等を一緒にする
  • こどもの状況、対応等の記録、申し送り事項の作成等の事務
  • 保護者面談
  • 児童相談所や学校等との連絡調整
  • 進路相談、就職相談など
  • 研修、勉強会等
  • 学生実習の受入れ調整、実習指導など
  • 地域啓発、地域住民と交流
  • 苦情等の処理・対応など

児童養護施設で働く児童指導員

児童養護施設は、さまざまな事情で家庭から離れる等して暮らす子どもたちを支援する入所施設です。

以下の動画は、児童養護施設で働く児童指導員のリアルな現場です。80秒で観れます。

こちらの記事では私の体験談をまじえて、仕事の大変さを語っています。

放課後等デイサービスで働く児童指導員

放課後等デイサービスは、6歳~18歳までの障がいや発達障害などのある子どもたちが放課後や夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスです。

一般的に「障がいのある子の学童」と言われることもあります。

働くイメージとしては、児童養護施設などと違って通所施設ということです。夜勤や宿直はありません。

実際の様子は以下の動画がとてもリアルです。現場で許可をとって撮影されたようですね。

児童指導員に必要な資格・学歴

資格

児童指導員という名前の資格はありません

その代わり、「児童指導員任用資格」というものが必要です。これは仕事に就くために必要な資格・学歴・職歴などをいうものです。

具体的には、以下のような資格が児童指導員任用資格になります。

実際に働く児童指導員は多様な資格を持っています。しかも複数持っている人が多いですね。教員免許を持っている人も多いですね。

学歴

児童指導員に必要な学歴は特に決まっていませんが、一般的に高卒以上となります。実際に働く児童指導員の学歴は以下のグラフの通りです。

大卒者が5割を占めていますね。

児童指導員の雇用形態

児童指導員は正職員だけではありません。パートや嘱託として働く人も3人に1人くらいいます。

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職場によって違いますが、仕事内容も雇用形態によって違いがあるでしょう。

子どもへの直接的なかかわりは雇用形態にかかわらずありますが、難度や責任の重い部分は正職員がすることが多いでしょう。

例えば以下のような仕事ですね。

  • 子どもの担当
  • 外部・保護者対応
  • 進路などの調整

児童指導員の年収

児童指導員の平均年収は403.7万円です。
≫参考:厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)

児童指導員の平均年収は、社会福祉士や精神保健福祉士の平均年収と近いです。しかし、世間の平均年収は同時期で430万円ほどなので、児童指導員の平均年収はやや低めです。

平均年収
児童指導員
403,7万円
社会福祉士403万円
精神保健福祉士404万円
介護福祉士292万円

(出典:令和2年度 介護福祉士 就労状況調査精神保健福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)社会福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)

収入を上げる方法としては、以下のようなものがあります。

 児童指導員の収入を上げる方法

  • 資格やスキルを取得する
  • 転職する
  • 副業や投資をする

転職については、下記の記事で詳しく解説しています。

児童指導員のやりがい・魅力

児童指導員のやりがい・魅力は、次の5つです。(私の体験がメイン)

児童指導員のやりがい・魅力

  1. 保護者代わりの使命感
  2. 子どもの変化・成長がうれしい
  3. 元気をもらえる
  4. 子どもに助けられる
  5. 親になるイメージをもてる

「いろんな人がいて面白い」「子どもがかわいい」という人もいますね。

私の体験談はこちらで詳しく紹介しています。

児童指導員の大変さ・厳しさ

児童指導員はラクな仕事ではありません。 やりがい・魅力と背中合わせに、大変さも厳しさもあります。

ポイントは次の3つです

しんどさ・厳しさのポイント

  1. メンタル
  2. 生活

体的には、子どもたちと一緒に遊んだり動いたりすることで疲れたり怪我したりすることがあります。夜勤や宿直などがある職場では、慣れないと睡眠不足になったりすることもあります。

メンタル的には、子どもたちの問題行動に対応したり、保護者や外部機関との連携や対立したりすることでストレスを感じたり悩んだりすることがあります。また、子どもたちと別れることで寂しさや喪失感を感じたりすることもあるでしょう。

生活的には、給与が低くて貯金や投資ができなかったり、休日や時間外勤務が多くてプライベートな時間が取れなかったりすることがあります。また、職場環境や人間関係によってはハラスメントやパワハラに遭ったりするかもしれません。

私の体験談はこちらで詳しく紹介しています。

まとめ

この記事では、児童指導員について以下の点を紹介しました。

  • 仕事内容
  • 資格・学歴
  • 雇用形態
  • 年収
  • やりがい・魅力
  • 大変さ・厳しさ

児童指導員は子どもたちの成長を感じられる、やりがいある仕事ですが、それゆえに大変な面も多くあります。

私は児童指導員経験者としてブログを書いています。他にも役立つ情報を発信していますので、ぜひご覧くださいね!

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