精神保健福祉士実習が辛い!あるある事例TOP4と対策

資格・受験

実習つらい・・・。

きびしい・・・。

つらいよなあ。

ほんとお疲れさま。

どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。

これから精神保健福祉士の実習をむかえる不安でいっぱいの方、いままさに実習中で辛くなっている方へ向けて。

  • 精神保健福祉士の実習をこなせるか不安・・・
  • 実習日誌にダメ出しされてつらい・・・
  • 実習担当が厳しくて辛い!
  • 患者・利用者さんと何を話せば良いのかわからない・・・

お悩みの方はたくさんおられると思います。

精神保健福祉士になるには

①精神科病院等の医療機関(90時間以上)
②障害福祉サービス事業を行う施設その他

この2か所での実習をクリアせねばなりません。これは厚生労働省が決めていることです。参考:精神保健福祉士養成施設等の設置及び運営に係る指針について

精神保健福祉士を目指す方は、精神保健福祉士として働きたいモチベーションや目的意識の高い方が多いと思います。社会福祉士にくらべて、精神保健福祉士の国家試験は合格率も高いですからね。

なので、多くの方には辛いと思われる実習も「やりたい仕事のためならば」とくぐり抜ける方が多いかもしれません。

しかしですよ・・・辛いことは辛い!

社会福祉士の実習にも辛いものがあります。基本的には、社会福祉士実習の辛さ ≒ 精神保健福祉士実習の辛さです。似てるんです。

社会福祉士実習がつらい!【あるある事例TOP3と対策】
実習きつい。 つらい・・・。 もうやめたい! 実習きついよな・・・。 ほんと、お疲れさまだ。 どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。 ...

つらいポイントを一言でいうと、人間関係なんですね。実習担当や職員との人間関係、利用者・患者さんとの人間関係。それにまつわる実習日誌の書き方などなど。

実習先での人間関係に苦しむのは、ごく自然なことです。ご安心ください。(と言っても辛いものは辛い・・・)

さてさて・・・、精神保健福祉士実習の場合、これらに加えて特有の辛さがトッピングされます。

それは何なのか?解説してまいります。

精神保健福祉士実習が辛い!あるある事例TOP4と対策

関わり方がわからなくて辛い!

こんにちは!カピバラっていいます。

よろしくお願いします!

 

・・・。

(返事がない・・・!?)

誰もが戸惑うと思われる、精神疾患や精神障害のある方との関わり。

  • 声をかけても返事が無い・・・!
  • 笑顔が少なくて関わりづらい・・・
  • ハイテンションで話してくる人がいるけど、どうしていいか戸惑う・・・

 

まずはじめに一言。

戸惑うのは当然です!

あなた様ができないからとか、向いていないからとか、人付き合いが下手とか、そんな理由ではありません。

一言で精神疾患や精神障害といっても、いろんな病気の方がいます。うつ病、躁うつ病、統合失調症、パニック障害、不安障害などなど。

そして、利用者・患者さんの今のありようが、精神疾患によるものなのか?それ以外によるものなのか?これらの判別は、一見しただけではわかりにくいものです。

  • 昔から人との関わりを避ける人だったのかもしれないけど、うつ病や統合失調症になって関わるエネルギーがなくなったのかもしれない。
  • もともと笑顔の少ない方だったのかもしれないけど、病気になって表情が乏しくなったのかもしれない。
  • いつもハイテンションな人なのかもしれないけれど、もしかしたら躁状態なのかもしれない。

ハッキリ言って、あるていど経験を重ねてきた私も、その利用者・患者さんの病気や障害の情報を何も知らずに関わろうとすれば、戸惑います

なので仕事では、これまでの成育歴や病気について、事前になるべくたくさん知ろうと動きます。

でも、実習生の方々は「出たとこ勝負」にならざるを得ないのではないでしょうか?

実習担当者や職員からは、患者さんの情報を特に教えられず「とりあえず関わって」「ふつうに話したら良いんだよ」と言われ、サロンや病棟に放り出されることがあるでしょう。私も経験しました。

学生当時のわたしは「ふつうって何!?」とたいへん戸惑いました。

きっと、「いま実習中です」という方の中には、利用者・患者さんに「どう関わったら良いか?」と悩んでいる方がいるかと思います。私もそうでした。

今の私の結論としては「どうなってもらうと良いか」から逆算して「どう関わると良いか」を考えるようにしています。

「どう関わると良いか」に絶対解は無いのですが、おおむね妥当な道というものはあるのが実感です。

「どうなってもらうと良いか」のヒントは、その機関や病院などが、その方を何のために「利用者」「患者」として迎え入れたかにさかのぼることです。

何らかの課題やモンダイがあって、そこに来られたのです。(途中であらたな課題が出てくることもある)

なので、実習担当の方に「昔の記録や経過を見せてもらえませんか?」とお願いしてみるといろいろわかることがあると思います。(積極的とも評価されるはず)

一緒に活動する、一緒に過ごすも有効

基本的に、精神疾患や精神障害のある方との関わりでは、「すぐに友達になる」「その日に仲良くなる」みたいな関わり方はうまくいかないことが多いでしょう。

会ったその日からスムーズに会話でキャッチボール・・・とはいかないことが多いんですよね。

相手の波長やペースに合わせる感覚がどうしても必要だと思います。

なので、実習担当者や職員からは「たくさん関わるように」と言われるでしょうけれど、まずは一緒に活動したり、一緒に過ごすなかで、徐々に関係性を近づけていくと良いかと思います。

例えば、一緒のテーブルにすわる。一緒にテレビを観る。一緒にレクリエーションを楽しむ。一緒に食事をたべる等など。

言葉のやりとりで関係性をムリにつくろうとしなくても大丈夫なんです。「口下手で・・・」「コミュニケーションが苦手で・・・」という方も、全くモンダイないわけです。

じっさい、重度の精神障害のある方へ訪問支援するACTなどでは、こうした「何かを一緒にする」という関わり方がとても大切にされています。

実習担当(職員)との人間関係が辛い!

社会福祉士の実習でも、保育士の実習でも、実習生をいつも悩ませるのが実習担当(職員)との人間関係です。辛いのはとうぜんなんです!

もっと話さないといけませんよ!

同じ人とばかり話してませんか?

 

は、はい!
(そう言われても~!)

職員との人間関係、こればかりは運ですね・・・。いじわるな人が多い職場もあれば、フレンドリーで協調的な雰囲気の職場もあります。

対策としては、実習先が決まったら学校の担当教員にどんな実習先か聞いてみることです。人間関係も含めて。

実習先というのは、その大学や専門学校から毎年実習生を受け入れていることが多いので、先輩たちの体験話を担当教員が知っていることがあるのです。

こちらの記事では「職員との人間関係」に特化して話していますので、ご参考に。

社会福祉士の実習に役立つ心構えをホンネで語る【現役社福士より】
実習うけるんやけど、心構えおしえて~ リアルじゃ言えないホンネの心構えを話そう どうも!社会福祉・精神保健福祉士のぱーぱすです。私の現場では社会福祉士の実習をうけい...

あらかじめわかってさえいれば、人間関係から受けるダメージを減らすことができるというものです。

実習日誌にダメ出しされて辛い!

これじゃ感想文ですね・・・。

もっとよく考えて書いてください。

うるせえ!

すみません・・・。

実習日誌のコツについては、こちらの記事でも解説しています。

社会福祉士実習がつらい!【あるある事例TOP3と対策】
実習きつい。 つらい・・・。 もうやめたい! 実習きついよな・・・。 ほんと、お疲れさまだ。 どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。 ...

実習日誌は「事実」と「考察(考えたことや感じたこと、推測など)」を意識して書くことがポイントなのですが、「急にそんなこと言われてもわからない!」という方も多いと思います。

そこで、誰もができる対策が2つあります。

実習日誌の対策①字をたくさん書く(実習日誌の9割以上を埋める

②字をできるかぎりキレイに書く

この2つをクリアできれば、ダメ出しもゆるむハズです。

文字量や字の丁寧さは「誰が見てもわかるもの」と言えます。なので、「この人なりに頑張ってるんだろうけど、これが限界なんだな・・・」ということが伝わりやすいです。

実習日誌の内容(質)の評価は職員によって分かれるでしょうけれど、実習日誌にたくさんの文字が丁寧に書かれているという事実は、曲げようもありません。

それでも何らかのダメ出しはあるでしょう。けれど、そもそも実習生は指導されてナンボですし、実習担当者の側としても「何かダメ出ししておかないと指導した気分になれない」という心理があったりするものです。

まっとうな指摘は受け入れつつ、キツすぎる言い方とか、よくわからない指摘は聞き流しておいて良いと思います。

人権・倫理的な問題を感じて辛い

精神科病院等での実習では、人権や倫理的な問題を感じて辛くなる方がいるでしょう。「おかしくない?」ということがよくあるんです。

例えば、日本では精神科入院が30年、40年となっても退院させてもらえない方がまだまだいます。

【実は怖い!】精神科入院40年は誰にでも起こるリアル
40年入院!? そんなんありえるん!? 日本ではまだまだある。 よく知られていないだけなんだ。 どうも!社会福祉士・精神保健福祉士のぱーぱすです。 ...

これは精神科特有の課題です。精神保健福祉士になるなら必ず知っておきたいことです。

病気への治療はもう終わっているのに、さまざまな理由で退院させてもらえない。精神科病院への入院が「刑期無き収容」と揶揄やゆされるのも納得の事実です。

精神保健福祉士の実習をうけいれるような(おそらく真っ当な)病院等では、長期入院や社会的入院はあまりないかもしれません。けれど、事実としてそうした課題は日本にまだまだあるのです。

そもそも、精神科病院での実習が必須となった背景には、医療体験がないまま現場に出る精神保健福祉士が多くなっていたことにあります。

精神科病院等での実習を強制するほどまでに、「精神保健福祉士になるなら精神科病院をはじめとした医療の内実を知っておいて欲しい」という思いが、精神保健福祉士の養成カリキュラムには込められているんですね。

感性が鈍っていない方ならば、社会的入院や長期入院の課題に憤りを感じたり、辛く感じたりするでしょう。でもそれは、必要な辛さです。大切な痛みです。きっと、あなた様のこれからの原動力となるはずです。

さいごに

実習、ほんとうにお疲れ様です。

あなた様は「これくらいできてあたり前なのに・・・」と思うかもしれませんが、もし周りで同じような実習を頑張っている人がいたら「すごく頑張ってるね!」って声をかけるのではないでしょうか?

はじめての人、はじめての場所、はじめての情報に囲まれて、日々やりきっておられるのです。すごいことなんです。

ダメ出しされようが、ヘマをしようが、実習はやりきれたらそれで良いんです。ハッキリいって成績なんてどうでも良いのです。

とにかくやりきって、精神保健福祉士の受験資格を得られたらそれで良いのです。

よし!寝る間も惜しんで頑張るで!

やめときやめとき。

あと、実習は大変なので「睡眠を削って頑張った方が良い」という方もいるでしょうけれど、睡眠時間はしっかり確保しましょうね!

「寝る間も惜しんで頑張った」は美談に聞こえますが、効率的では全く無く、心身を削る行為です。しっかり眠って休んでいただきたい

精神保健福祉士になろうとする方だからこそ、よりいっそうご自身のメンタルや健康には気を配ってくださいね。

ではでは。どうか最後までやりぬいてくださいねっ!応援してますよ~!

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