
社会福祉士とか精神保健福祉士に向いている人ってどんな人?
社会福祉士・精神保健福祉士に向いているかどうかは、やる前には分かりません。
「自分は向いているのか?」
この問いは、多くの人が一度は考えます。
できれば失敗したくないし、遠回りもしたくない。 だからこそ、向いているかどうかを事前に知りたくなるのは当然です。
「社会福祉士や精神保健福祉士に向いているのはどんな人?」と聞かれると、
- 優しい人
- いつもニコニコできる人
- コミュニケーションが得意な人
- 人と関わるのが好きな人
といった答えがよく挙がります。
ですが結論から言うと、向き・不向きはやってみないと分かりません。
むしろ「向いていると思って始めたのに、つらくなる」ということも普通にあります。
そして逆に、最初は向いていないと思っていた人が、続けるうちにこの仕事を好きになり、結果的に天職のように感じることもあります。
私自身も、何度も「向いていないのでは」と悩みながら、それでも続けてきました。
その経験からはっきり言えるのは、
社会福祉士・精神保健福祉士に向いている人は、「続けた人」です。
この記事では、「向いている人の特徴」というよくある話ではなく、 現場経験を踏まえて「向き・不向きの正体」を解説します。
迷っている方の判断材料になればうれしいです。
コミュニケーションが得意な人は向いている?
よくあるのが「コミュニケーションが得意な人が向いている」という意見です。
ですが私は、得意・不得意はそこまで重要ではないと考えています。
むしろ、苦手な人の方が伸びる可能性があります。
確かに、得意な人はスタートがスムーズです。
ただ、それが長期的な適性を決めるわけではありません。
このことは「キャリアガーデン」さんへ寄稿した
▶ 「人が苦手」「話すのが苦手」でも社会福祉士・精神保健福祉士は大丈夫?
でも解説しています。
コミュニケーション能力は必要だが、最初から不要
もちろん、コミュニケーション能力は必要です。
ただし、最初から得意である必要はありません。
例えば、利用者さんがこんな風に話してくれることはありません。

私の主訴は〇〇で、解決したいことは〇〇なので、あなたに〇〇を助けてほしいです。
現実はもっと曖昧です。
言語化できない人の方が、圧倒的に多い。
だからこそ、質問を重ねて、相手にも考えてもらう。言葉にしてもらう。
一緒に整理して、少しずつ理解を深めていきます。
このプロセスに、コミュニケーション力は必要です。
ただしそれは、経験の中で身についていくものです。
苦手な人は試行錯誤する分、
「どうすればうまくいくか」を言語化できる強み
を持てるようになります。
つまり、最初から上手くなくていい。
継続すれば問題ありません。
「向いているから選ぶ」はリスク
「自分は向いている」と思って仕事を選ぶのは、実は危険です。
なぜなら、壁にぶつかったときに
「やっぱり向いていないのでは?」
と、一気に自信を失うからです。
例えば、
- 感謝されると思っていたのにクレーム対応ばかり
- 利用者さんのための仕事のはずが組織都合に振り回される
こうした現実は普通にあります。
ここで「向いている前提」で来ていると、ダメージが大きいです。
だからこそ、最初から適性に頼るのはおすすめしません。
続けるうちに天職になる
私自身、何度も「向いていない」と思いました。
同僚と比べて落ち込んだこともあります。
それでも続けた結果、今はこの仕事をライフワークだと思っています。
仕事についてブログで発信することが楽しい状態です。
これは最初からではなく、続けた結果です。
実はこれ、珍しい話ではありません。
真の天職は「なんとなく続けていたら楽しくなった」から見つかる
『科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方』出版: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 著者:鈴木祐
好きや情熱は、後からついてきます。
やってみたいなら、やってみる
「やってみたい」と思えたなら、それが十分な理由です。
向いているかどうかは考えても分かりません。
熱意も最初からは必要ありません。
熱意は、努力や時間をかけた結果、後でついてくるからです。
迷っているなら、
- ボランティア → 全国のボランティアセンターで検索可能
- アルバイト → タウンワークで検索可能
で体験してみるのが一番です。
やってみないと、分かりません。
まとめ
- 向いているかどうかは事前には分からない
- コミュニケーション能力は後から伸びる
- 「向いている前提」はむしろリスク
- 続けることで天職になることがある
- 迷ったらまずやってみる
あえて言い切るならば、
社会福祉士・精神保健福祉士に向いている人は、「続けた人」です。
他人が「向いている」「向いていないからやめたほうがいい」と言うことはあります。そして、その言葉を受けて別の業界へ進む人もいます。
しかし私は、正直「いったい何様なんだ」と思うところがあります。
実際に、続けた人が後から花開く姿も見てきました。
だからこそ、他人が人の可能性を簡単にジャッジするのは、慎重であるべきだと思います。
結局のところ、わからないのです。
向いているか、向いていないかは、最初からは判断できません。
ある部分は向いている、ある部分は苦手。そういう状態も普通にあります。
だからこそ、最初から正解を探すより、まず一歩踏み出すほうが現実的です。
向いているかどうか、もっと知りたい方へ
私は「向いている悩み」について、これまで多くの記事を書いてきました。私自身が悩んできたからです。
向いていないと感じたときは、まずこちらの記事を読んでみてください。
社会人2年目のとき、私は一度挫折しました。
「この仕事を続けていていいのだろうか」と、本気で悩みました。
そのきっかけとなった出来事が、こちらの記事です。
社会福祉士も精神保健福祉士も、「向いていない」と悩むのは本当に苦しいものです。
そんな方に届けたい記事です。





コメント