児童福祉児童指導員

【児童養護施設実習が辛い!】あるある事例TOP5と対策

児童指導員

 

実習きつすぎ・・・。もうやめたい。

ほんとお疲れ様だねぇ。

ちょっと一息していこう。

  • 子どもを注意しても反発される
  • 暴言をはかれる
  • 素直じゃないしかわいくない!
  • 保護者から叱られる

こういった状況の方へ。

こんにちは!私は社会福祉士・精神保健福祉士です。児童指導員の経験があります。

現場では、保育士・教師・社会福祉士の卵の方々を迎え、送り出してきました。中には、途中リタイアする方もいましたが・・・。

施設実習、めちゃきついですよね!例えば、

施設実習あるある

  1. 職員は忙しくて話しにくい
  2. 気軽に相談できる人がいない
  3. 態度やかかわり方や実習日誌のことで叱られる
  4. 実習は泊まり込みで気晴らしできない

こんなこともありますよね。

ハッキリいって職員よりも実習生の方が辛いです。

慣れない職場で、慣れない職員と関わり、慣れない子ども達に関わらないといけないからです。しかも「期限付き」の微妙な関係性です。

過酷な児童養護施設の実習。今まさに辛い環境にいる方、これからの方にむけて、児童養護施設実習のあるある例をご紹介しつつ、対処法をお伝えします!

【児童養護施設実習が辛い!】あるある事例TOP5と対策

児童養護施設の実習は何が辛いか?↓のポイントに分けられます。

施設実習の辛いポイント
  1. 子ども
  2. 保護者
  3. 施設職員

そう、辛いのは人間関係です。

各ポイントについて、あるある事例・対処法をご紹介します。

子どもとの関係が辛い!

暴言を吐かれたり、反発されて辛い!

複雑な事情をかかえて施設に入所に至った子どもたち。

彼らの背景に思いをはせる真剣な方ほど、「何とかしてあげたい」と思うでしょう。

たくさん声をかけたり、親身に関わったり、話をじっくり聴いたり・・・

「ようやく心が通じた!」と思った時は、嬉しさがこみ上げると思います。

その一方で、無理なお願いは断らないといけないし、いけないことをしたら注意するのも大切な役割です。

しかし子どもは聞き入れるどころか、

  • うるさい!
  • だまれ!
  • クソババア!
  • あっち行け!消えろ!

暴言を吐かれる・・・。あるあるでしょう。(上記は全て私が言われた言葉です。”クソジジイ”でしたがw)

実習生の方々は大人ですから、真には受けません。本気の言葉ではないし、気持ちの裏返しとも考えられます。

でもね。どうしても腹が立ったり、がっかりしたり、精神的に疲れてしまいます

(職員も同じです。腹が立つことは、いつまで経っても腹が立ちます。)

対処法はこれ。

「嫌だった気持ち」を人に伝えて、吐き出す。

あなたが感じる素直な気持ちはとても大切です。「腹が立ってはいけない」などと気持ちを抑圧してはいけません。限界に達したらポキッと折れてしまいます。(いわゆる「病む」状態)

もし施設職員の方が「理解のある方」なら、話してみましょう。家族・友達でも良いでしょう。話せる相手がいなければ、紙に書きだすのもOKです。スマホのメモに書くのも良いですね。

グチでも良いのです。

とにかく、気持ちを言葉にするプロセスが大切です。頭の中でモジャモジャしている気持ちを外に出すことは、メンタルに良いです。

子ども好きだと思ってたけど、「実はそうじゃない」と気づいて辛い

「私は子どもが好きだから、保育士になろう」と思ってこの道に進んだのに、子どもと関わるうちに「子ども好きじゃないかも?」と気づく方がいます。

直に接して腹が立ったり、かわいくない反応を受けるうちに「好きなのは、素直でかわいい子どもだけだった」と気づく・・・。

そうした方の中には、「保育士は子ども好きな人がする仕事だから、私は保育士に向いていない」と悩み出す方もいます。

結論を言うと、全く問題ではないです。むしろ、自分の感情を理解する力があるので、保育士への適性があるでしょう。

どんなベテランでも、子ども(人)の好き嫌いはあります。熟練しても個人的な好き嫌いはあります。実習生の方なら尚更です。

「素直な子どもは好きだけど、歯向かう子どもは嫌い!」

それ、めっちゃ普通です。「子どもを嫌ってはいけない!」なんて思うことはありません。そのままで良いんです。

こちらの【利用者が嫌い・苦手!】でも全く問題ない理由【社会福祉士解説】で解説しています。

保護者との関わりが辛い!

保護者から怒られて辛い

実習生の立場で保護者と関わる人は少ないと思いますが、中には保護者から怒られて辛い思いをする方がいます。

保護者から見ると、実習生だろうが職員だろうが関係なく「施設職員」です。「職員なのにそんなこともできないのか!?」と考えて怒ってしまいます。

これは実習生の方々が悪いのではなく、保護者対応を実習生だけに任せる現場が悪いです。

実習生が保護者と関わるなら、施設職員は同席するなどのフォローをすべきです。

実習生は児童・保護者の情報をよく知りませんから、適切に対応できません。実習生だけで保護者と関わっても上手くいかないのは、カンタンに想定できることです。

それを実習生に任せたのですから、施設職員側の準備・段取り・管理体制に課題があります。

あなたは落ち込まなくて良いです。いずれ仕事をするときに向けた勉強としましょう!

「こういう対応をしたら怒られてしまうんだな」と覚えておいて、「でもこれは実習生だから仕方がないこととひっそり思っておくと良いです。

施設職員との関係が辛い!

ぶっちゃけ、「一番辛いのは施設職員との関係」という実習生さんは多いでしょう。

実は施設職員も、一番辛いのは施設職員との関係だったりします・・・。

どうして施設職員って、あんなに厳しいんでしょうね・・・。

私自身、一緒に働いていて実習生の方々への厳しい目線や物言い、要求水準の高さにビックリしてしまいます。

「私が実習生の時はもっと厳しかった」と言う方ほど、実習生に厳しい印象です。

実習日誌にダメ出しされる

あるあるは、実習日誌へのダメ出しです。「やる気がない」「実習日誌になってない」「ただの感想文になってますよ」と言われたり。

カンタンな対処法はこれ。

丁寧な字を、たくさん書いて余白を埋める

「文字数 = やる気のバロメーター」として受け取られます。字についても、あなたなりで構いませんので丁寧に書きましょう。筆跡で伝わります。

もう少ししっかり理解したい人は「もう悩まない!保育実習日誌の書き方と早く書くコツ」をご参考に。

子どもへの関わり方にダメ出しされる

  • 子どもへの関わりが良くない
  • もっとたくさん関わりなさい
  • 距離が近すぎる!

などとダメ出しされるのも、実習のあるある。

腹が立って、納得できない方もいるでしょう。

辛いかもしれませんが、「真っ当な指摘」は聞いておきたいですね。レベルアップの糧にできます。

しかし内容は真っ当でも、施設職員は言い方のキツイ人が多いと思います。「そんな風に言わなくても伝わるのでは・・・?」と感じますね。

例えば感情的な言い方だったり、やたらとデカい声だったり、子どもの前で言ってきたり・・・。(子どもの前で職員を注意するのは、子どもに良くありません)

指摘の理由を、納得できるまで聞いてみましょう。

ちゃんと説明してくれる人の指摘は、聞く価値があります。そうでない人の指摘は・・・、聞き流して良いと思いますね。

施設職員との関わりについては社会福祉士の実習に役立つ心構えをホンネで語る【現役社福士より】も役立つでしょう。社会福祉士実習生向けですが、児童養護施設実習でもポイントは同じです。

施設職員は忙しく動いていて、話ができなくて辛い

悲しいかな。施設現場は人手不足が多いです。

施設職員は普段の業務で一杯一杯なので、追加業務である実習生への対応に手が回りにくい。

結果として、実習生はほったらかしになりがちです。理不尽ですよね。せっかく実習にきてるのに、ほったらかしです・・・。

実習生さんの目からは、施設職員はあちこちに動き回って、いつの間にか姿を消していることがあるでしょう。

相談したいことがあっても、子どもたちがいる前では相談しにくいですよね。かと言って、施設職員と個別にゆっくり話す時間も取れない・・・。

そうした状況ですから、例えば子どもとの関わりに悩んでも、タイムリーには相談できません。モヤモヤした気持ちを吐き出しにくい環境です。

気軽に相談できない中で、数週間の施設実習に取り組む・・・。過酷ですよね。

対処法はこれです。

  1. 振り返り時間にまとめて話す
  2. 実習日誌に書いておく
  3. 実習巡回の先生に話す
  4. 勇気をだして施設職員に聞く

忙しい施設職員でも、実習日誌には目を通すのは義務です。何らかの反応を返してくれるはずです。

また、実習巡回の先生に相談するのも良いでしょう。ただし巡回の先生が来るのは、終盤だったりします。「あの時話したかったのに、今更来られても・・・」ということがあるでしょう。

相談はタイムリーにできるのがベストですから、相談したいことがあれば、例え施設職員が忙しくても、勇気をもって声をかけるのをオススメします

施設職員は子どもに注意を向けているので、実習生に気を配る余裕は無い人が多いです。「ちゃんと教えたい」と思っている施設職員でも、実習生を気にかけるのは大変です。

実習生の方から声をかけてもらえると、施設職員は助かるでしょう。頑張ってくださいね。

最後に

実習生の方々、ほんとうにお疲れ様です!あなたはよく頑張っています。辛い状況にありながら解決しようと取り組まれているのですから。

私のメッセージは実習を最後までやり切れたら何を言われても勝ち!です。

実習に勝ち負けはありませんが、とにかくやり切れたら良いのです。何を言われようと実習はやりきることが、あなたの可能性を広げます

子どもに暴言を吐かれようと、施設職員に怒られようと、ダメ出しされようと、実習はやり切れたらノープロブレムです。

「向いてないかも・・・」「やっぱり違う仕事にしようかな・・・」と悩んでいる方は、実習をクリアしてからゆっくり考えましょう。

最後までやり切った実習生なら、評価を低くすることはあっても合格にはします。少なくとも、私の現場はそうでした。

途中で辞めれば不合格です。今後の選択肢は減ってしまうでしょう。

せっかくここまで来たのですから、これまであなたがかけてきた努力に応えてあげませんか?

とても辛いと思いますが、実習は必ず終わります。頑張ってくださいね!

以上、【児童養護施設実習が辛い!】あるある事例TOP5と対策という話題でした!


いずれ就職されると思いますが、個人的には公務員をおすすめしたくなります。

親のお節介心のようなものですが、とんでもないブラック職場にはあたらないと思うし、待遇も安定していると思うのです。

仕事のしんどさは公立も私立も似たようなものです。しかし給料・待遇は違います。

保育士志望の方には、保育士業界特有の事情もあるので、下記は知っておいて損は無いと思います。

≫公務員保育士とは?気になる給料や待遇から私立保育士との違い、試験内容まで解説!

社会福祉士を目指す方には「【3つだけ!】社会福祉士おすすめ転職サイト・転職エージェント」を読んでもらえると、私の言わんとすることをわかってもらえると思います。

この記事を書いた人

社会福祉士 兼 精神保健福祉士です。
大学受験失敗 → 浪人・転向 → 国家資格ダブル合格 → 就職 → パワハラ遭遇 → 転職 → 福祉現場で10年超
現職で働きながらブログ書いてます。月3万PV。妻と猫が大切。

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しゃふくさん

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