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【辞めたい!】精神保健福祉士の転職&退職理由ランキングTOP13

精神保健福祉士を辞めたいなぁ・・・。みんなはどうして辞めたのかな?次の仕事はどうやって探したのかな?

こうした思いのあなたへ。

精神保健福祉士として働いていると、辞めたいと思ったことはありませんか?

私は社会福祉士・精神保健福祉士としておよそ13年働いていますが、周りで辞めたり転職する人は多いです。私も2回転職しています。

実際、精神保健福祉士で一度は辞めた人(転職含む)の割合は約44%です。ほぼ2人に1人ですね。

では、精神保健福祉士が辞める理由は何でしょうか?それを知れば、私たちも対策できます。

この記事では、精神保健福祉士の転職・退職理由ランキングTOP13をご紹介します。

記事の情報源はこちらです。

それでは、ランキングを見ていきましょう!

【辞めたい!】精神保健福祉士の転職&退職理由ランキングTOP13

結果一覧がこちらです。(複数回答式)

順位転職・退職理由(複数回答式)割合
1位職場の雰囲気や人間関係に問題があった35.9%
2位給与や賃金の水準に満足できなかった27.3%
3位より魅力的な職場が見つかった26.4%
4位法人・会社の理念や方針に共感できなかった26.0%
5位将来のキャリアアップが見込めなかった22.8%
6位心身の健康状態の不調22.6%
7位やりたい仕事ができなかった21.1%
8位勤務形態が希望に沿わなかった18.0%
9位転居(家族の転勤等を含む)12.4%
10位育児や介護の支援が得られなかった7.6%
11位人員整理、退職勧奨、法人解散等5.1%
12位起業・開業3.7%
13位副業・兼業ができなかった2.9%

13位 副業・兼業ができなかった 2.9%

少数ですが、副業・兼業ができないことに不満を持って辞めた精神保健福祉士さんがいます。

最近は副業・兼業を認める動きになっていますが、まだまだ認められていない職場も多いようですね。

精神保健福祉士の副業としては成年後見人があります。興味のある方は下記の記事を読んでみてくださいね。

12位 起業・開業 3.7%

自分の事業を立ち上げるという夢を持って独立する精神保健福祉士もいます。

私はそんな勇気はありませんが、挑戦する精神保健福祉士さんには応援したいです!

日本の社会制度は起業・開業への支援が少なく、リスクを個人が負う傾向にあります。

もっと多くの人が挑戦しやすい社会制度ができれば、日本は活気づくと思いますね。

11位 人員整理、退職勧奨、法人解散等 5.1%

これは、職場の事情によって辞めざるを得なくなった場合ですね。「一生この法人に身をささげる!」と思っていても、法人側の都合で果たせなくなることもあるのが現実です。

例えば、経営上の理由で倒産やリストラになることもあります。人の長寿化に伴って、会社・法人の寿命は人間の寿命よりも短いと言われます。

実際、80年とか100年とか続いている会社って、少ないですよね?

もし続いていたら『老舗』と言われるでしょう。

精神保健福祉士の業界でも「辞めさせられる」ことはあり得るということですね。

10位 育児や介護の支援が得られなかった 7.6%

この回答は女性に多かったです。精神保健福祉士の現場でも、出産・育児・介護の負担が女性に偏っている実情が見えますね・・・。良くないことです。

福祉現場は少人数で回していることが多く、家庭に事情があっても業務量を減らしてもらえなかったり、近い勤務地に異動させてもらえないといったことがありますね。

もちろん、7.6%ですから全ての職場がそうというわけではありません。

育児・介護に配慮をもらえる職場もありますが、業界としてまだまだ改善の余地があると言えます。

9位 転居(家族の転勤等を含む) 12.4%

住むところが変わって、仕事をやめることになる場合です。

家族が転勤したり、結婚したりして、引っ越さないといけなかったり、自分で住みたいところに行きたかったりすることもありますよね。

引っ越しでどれくらい遠くに行くかにもよりますが、やめないといけないこともあるでしょう。

精神保健福祉士はどこでも仕事が見つかりやすいですが、場所によっては見つからなかったり、条件が合わなかったりすることもあるでしょう。

今は家で仕事ができることも増えていますが、まだまだ精神保健福祉士の仕事は顔を合わせることが多いです。

ずっと働いていた職場を離れるのはさみしいですよね。

8位 勤務形態が希望に沿わなかった 18.0%

シフト制や夜勤などの勤務形態に不満を持って辞めた場合です。

例えば、小さな子どもを育てている人が夜勤をすることは、できない場合があると思います。パートナーやおじいさん、おばあさんなど、他の大人の協力が必要になります。

そうした実情を伝えて、自分のライフスタイルや体調に合った勤務形態を求めたけど、叶わなかった・・・

となれば、辞めて転職するのは自然なことだと思います。

7位 やりたい仕事ができなかった 21.1%

この職場では自分のやりたい仕事ができない!

自分の得意なことや興味のある仕事ができなかった場合です。精神保健福祉士らしい理由ですよね。

精神保健福祉士は色々な分野で活躍できますが、その反面、自分の希望と違う仕事をしなきゃいけないこともあります。

例えば、話を聞くことや相談に乗ることがしたいのに、書類作りや介護の仕事が多かったり、「薬のんでますか?飲まないといけませんよ。」と医療的な関わりを期待されたり。

自分のスキルや知識を活かせる仕事をしたいと思うのは当然ですよね。

ちなみに、「仕事の内容・やりがい」において、一番満足している人は誰だったかというと、経営者の人たちでした。

「自分のやりたいことをやってるんだから当然でしょ!」と言えばそうなのですが、経営者の人たちは「満足」が74%にもなっており、他の人より高いです。

やりたい仕事をするには、最終的には自分で経営者になるのが一番なのかもしれません。

6位 心身の健康状態の不調 22.6%

仕事のストレスや負担が原因で、体も心も疲れてしまってやめた場合です。約2割もの人が心身に不調を感じて辞めています

精神保健福祉士は相談者の心や生活に関わる仕事ですが、板挟みになったり支援の方向性で悩んだりしますね。

また、人が足りなかったり、職場の雰囲気が悪かったりすることもストレスになることがあります。

仕事にやりがいを感じていても、体も心も疲れてしまっては元気に働けません。自分の体と心を大切にして、適度に休むことが必要ですね。

わたしが今まで元気にやってこられたコツを、次の記事に凝縮させました。児童虐待に介入する第一線も越えてきた方法です。

5位 将来のキャリアアップが見込めなかった 22.8%

自分のスキルや経験を活かせるキャリアがなかった場合です。

精神保健福祉士は専門職ですが、ポストの数が少なくて管理職や施設長などになるのは難しいことがあります。

また、給料や年収もあまり上がらないことも多いですね。

そうした場合、自分の成長や評価を求めて、他の職場や職種に転職することもあるでしょう。

ちなみに、今の職場にいながら個人的にキャリアアップをする方法としては、他の資格を取るという道があります。

いつか転職するにしても選択肢が増えるので、チャレンジしてみる価値はあると思います。精神保健福祉士が他に持っている資格はこちらの記事にまとめています。

4位 法人・会社の理念や方針に共感できなかった 26.0%

職場の運営や方針に納得できなかった場合です。

精神保健福祉士は利用者のために働く仕事ですが、その利用者のニーズや権利を軽視したり、適切でないサービスを提供したりする職場も残念ながらあります。

また、自分の考えや提案を受け入れてくれない職場もありますね。

そういう職場では働きにくく、やる気も出にくいと思います。

また、精神保健福祉士の仕事は正解がないことが多いです。それだから派閥・・・とまでは言えませんが、職場の中で意見が分かれ、グループも分かれることがあります。

私の経験では、お金をどれだけ儲けるか、精神保健福祉士の目指す価値をどれだけ大切にするか、またその内容を何だと考えるか、といったポイントで「共感できない」「私の考えとは違う」ということが起きやすかったですね。

最近では株式会社も福祉事業に参入できるようになりましたから、より一層、利益追求が強くなっていると思います。

そうした理念や方針に自分が合うかどうかは、あなたの仕事の楽しさに直結すると思うので重要ですね。

困るのは、実際に働いてみて初めてわかることがあるということでしょう。

「職場の理念や方針に共感できなかった」が4位ということは、就職してみるまでは共感できると思っていたのに、実際は違っていたということだと思います。

でも、こればっかりは、実際に働いてみないとわからないんですよねぇ・・・。

3位 より魅力的な職場が見つかった 26.4%

自分にとって条件の良い職場に転職した場合です。

「今の職場が嫌だったわけじゃないけど、もっと良い職場が見つかった」という、ポジティブな理由でしょう。

給料や待遇、働き方、職場の雰囲気、仕事内容など、自分の希望に合う職場で働けたら嬉しいですね。

精神保健福祉士は需要が高く、求人も多いですから、転職のチャンスはたくさんあります。

私たちも職場を辞める、転職することがあるなら、できればポジティブな理由で選んでいきたいですね!

2位 給与や賃金の水準に満足できなかった 27.3%

働いても働いてもお給料が上がらない!これじゃ生活できないよぉ!

やりがいだけでは食べていけないもんねぇ・・・

仕事の報酬が低いと感じてやめた場合です。

精神保健福祉士は専門職ですが、そのわりには給料や年収が低いというのが現状です。

特に民間の施設は、公務員よりも待遇が悪いことが多いですね。また、残業代や手当なども十分ではなかったりすることもあります。

そうした状況で働くのはモチベーションも下がりますし、自分の価値も下がるように感じます。

仕事に対する評価や見返りを求めて、給料や待遇の水準が高い職場に転職することもあるでしょう。

私も以前に勤めていた職場では、給料が安くてやめました。仕事は好きだったのですが、生活費やライフプランにもかかわることなので、我慢できませんでした・・・。

給料が高い職場に転職するという方法もあります。精神保健福祉士の年収が高い職場は、こちらの記事からランキングでわかります。

1位 職場の雰囲気や人間関係に問題があった  35.9%

ぼくの職場、すごく雰囲気が悪い!

福祉の仕事でも人間関係は複雑なんだよね・・・。

職場の雰囲気や人間関係が悪くてやめた場合です。これがダントツの第一位です。

精神保健福祉士はチームワークが重要な仕事ですが、それゆえに上司や同僚とのコミュニケーションや人間関係がうまくいかないと仕事に支障をきたします。

また、パワハラなどの不適切な行為を受けたり、イジメや嫌がらせをされたりすることもあると思います。

理不尽ですよね・・・。私も上司から叩かれたり蹴られたりという経験があります。

そういう職場では働く気力もなくなりますし、心身の健康も害されます。自分の尊厳や安全を守るために、辞めるしかないということもあるでしょう。

職場の雰囲気や人間関係が悪いときは、我慢するだけではなく、有給休暇をとったり異動希望をだしたり、それでもムリなら転職するのが良いと思います。

会社はあなたの人生までは保障してくれないし、あなたを守れる一番の味方はあなた自身です。

転職は逃げることではありませんまた新しい人生が始まっていくのです。

もし、あなたが「もう辞めたい!」と思ったなら、今の仕事をしながら、転職先を見つけるようにしましょう。

理由は、辞めてから仕事を探すと「早く見つけないと生活できなくなる・・・」と焦って選択をミスしてしまいがちだからです。

転職に活用できる考え方やサイトはこちらにまとめました。ぜひ役立ててくださいね。

最後に

では最後に、精神保健福祉士が職場を辞めた理由ランキングTOP13をもう一度。

順位転職・退職理由(複数回答式)割合
1位職場の雰囲気や人間関係に問題があった35.9%
2位給与や賃金の水準に満足できなかった27.3%
3位より魅力的な職場が見つかった26.4%
4位法人・会社の理念や方針に共感できなかった26.0%
5位将来のキャリアアップが見込めなかった22.8%
6位心身の健康状態の不調22.6%
7位やりたい仕事ができなかった21.1%
8位勤務形態が希望に沿わなかった18.0%
9位転居(家族の転勤等を含む)12.4%
10位育児や介護の支援が得られなかった7.6%
11位人員整理、退職勧奨、法人解散等5.1%
12位起業・開業3.7%
13位副業・兼業ができなかった2.9%

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精神保健福祉士として働いていると、退職や転職を考えることもあるかもしれません。しかし、どうやって転職先を探せばいいのでしょうか?どんな職場が自分に合っているのでしょうか?

下記の記事では、実際に精神保健福祉士が就職・転職した方法について、統計データをもとにランキング形式で解説しています。

ランキングの中には、知人や友人の紹介、民間の職業紹介、インターネット求人サイトなど、さまざまな方法があります。自分の希望や状況に合わせて、最適な方法を選んでくださいね!

今回はここまでです!それではまたね!

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