社会福祉士は食いっぱぐれない?ちゃんと就職できるの?食えないイメージがあって心配・・・
こういった思いの方へ。まず結論です。
社会福祉士が食いっぱぐれない理由5つ
- 平均年収は403万円 金持ちじゃないけど世間並に暮らせる
- 求人は安定的で、不景気でも影響を受けにくい
- 『年齢制限無し』の求人が多い
- 『未経験可』の求人が多い
- 需要・将来性がある
わたしは社会福祉士・精神保健福祉士で、現場経験は約12年です。
では解説していきますね!
社会福祉士は食いっぱぐれない?就職できる?|不景気でもどこ吹く風
社会福祉士の平均年収は403万円|金持ちじゃないけど世間並に暮らせる
社会福祉士の平均年収は、403万円です。
≫【現役解説】社会福祉士の平均給料・年収はいくら?【最新調査より】
世間とくらべると平均的な年収だけど、福祉系資格では上位です。
平均年収の比較 | |
介護福祉士 | 292万円 |
介護支援専門員(ケアマネ) | 393万円 |
社会福祉士 | 403万円 |
参考:令和2年度 介護福祉士 就労状況調査、精神保健福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)、令和元年賃金構造基本統計調査(職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額))
注意点は、職場による年収差がけっこう大きいこと。幅が268万~638万円まであります。
もし、あなたに「年収が高い職場を選びたい」「年収の低い職場を避けたい」という思いがあるなら、こちらの記事で年収上位の職場をチェックしてみてくださいね!
≫社会福祉士の給料・年収高い職場ランキングTOP42【最新公式調査より】
社会福祉士の求人は安定的で、不景気でも影響を受けにくい
2010年代は『失われた20年』と呼ばれていましたが、わたし達の業界ではどこ吹く風でした。
この仕事を10年以上していますが、世間が「不景気だ!」と言ったり求人倍率がどうだこうだという話で騒いでいても、
こんなこと世間の前じゃ言えないけど、あんまり関係ないんですよね・・・。
リーマンショック、コロナ不景気、そのたび世の経済はダメージを受けますけど、
わたし達の給料とか年収が下がることはありませんでした。
さすがにコロナウイルスの蔓延では、感染しないように気を遣うことが増えたりはしましたけど。それで仕事を失うわけじゃないですね。
『一攫千金!』みたいな儲け話はないけれど、『不景気でやっていけない』みたいに困窮することはないのが社会福祉士です。
社会福祉士には『年齢制限無し』『未経験可』の求人が多い
社会福祉士は、資格さえ取れれば、年齢制限や未経験でも仕事につきやすいのがメリットです。
まず、社会福祉士の求人を定期チェックしているのですが、次のようになっています。
検索サイト |
求人数 |
||
2022年2月5日 | 2023年3月4日 | 2024年1月21日 | |
indeed | 127,713 | 364,893 | 247,061 |
求人ボックス | 410,094 | 449,288 | 616,572 |
ハローワーク | 21,291 | 9,552 | 10,388 |
マイナビ介護職 | / | 7,813 +非公開求人 |
8,794 +非公開求人 |
介護ワーカー | / | 7,657 +非公開求人 |
1,729 +非公開求人 |
現に社会福祉士の求人はたくさんあります。求人数に社会福祉士の数が追いついていないくらい、引っ張りだこです。
しかも、社会福祉士求人の90%以上が年齢制限なし・未経験可でした。
※ハローワークでの検索結果
年齢や経験を心配する方は特に多いので、記事を3つ書いています。
読者さんがイメージしているよりも、社会福祉士には希望のある話が多いんじゃないかと思います。
年齢や経験だけで足切りにあうことは、少ない。国家資格である社会福祉士の強みです。
社会福祉士の需要・将来性は?
では、社会福祉士に需要や将来性はあるのでしょうか?
私の結論は、社会福祉士には需要・将来性があるということです。
理由としては次の7つ。
社会福祉士には需要・将来性がある理由7つ
- 需要(求人数)に供給(社会福祉士の数)が追いついていないから
- 今後の日本は高齢者数&割合が増えていくから
- 児童相談所の採用が増えているから
- スクールソーシャルワーカーの需要が高まっているから
- 生活保護ケースワーカーとしての活躍が広がっているから
- 社会福祉士の平均年収・資格手当が改善されているから
- AIでは代替できないと考えられているから
くわしくはこちらの記事で。客観データをもとに解説してあります。
≫社会福祉士は需要・将来性がない?【答え:あります】理由7つ解説!
最後に
社会福祉士は食いっぱぐれない国家資格です。
日本では社会福祉の課題が盛りだくさん。例えば認知症、児童虐待、障害など。
これらの支援・課題解決は社会福祉士のミッションです。
それなのに、福祉業界はいつも人材不足です。社会福祉士の求人はたくさんあるのに、社会福祉士の数が足りていません。困っている人たちがたくさんいるのです。
残念ながら、社会福祉士は『年収1,000万』みたいな水準ではなく、『年収400万』くらいが多いです。高年収を求める人にはマッチしません・・・。
でも、就職できないとか、食いっぱぐれたりはしない資格です。
社会福祉士に人気の就職先は、こちらの記事でランキングにしてあります。今のうちに知っておくと、将来設計をしやすいかと思います。
あなたが社会福祉士になるには、12通りのルートから自分のルートを調べる必要があります。こちらの記事でチェックできるので、ご参考くださいね!
社会福祉士はくいっぱぐれない!
そう!お金持ちになるのは難しいけど、就職できないとか、仕事がなくて困ったりはそうそうしない資格だよ!
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