PR
学校・国家試験

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に落ちたあなたへ|資格と人間の価値は別だ

syakaihukusisi-mhsw-otita-2026
スポンサーリンク

社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験に落ちた。
その事実は、想像以上に重たいものです。

悔しさや虚しさ、怒りや自己否定。
いろいろな感情が入り混じっているかもしれません。

まずは、本当にお疲れさまでした。
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。

筆者:ぱーぱす(社会福祉士・精神保健福祉士)
自治体で働くソーシャルワーカー。児童相談所などで十数年の実務経験あり。
このブログでは、福祉を学ぶ人・働く人が明日から使える視点を持ち帰れるよう、現場の知見や考察をもとに発信しています。
スポンサーリンク

社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験に落ちたあなたへ

社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験に落ちてしまった方へ。
本当にお疲れさまでした。

頑張ったのに受からなかった方。
「今回は記念受験だったから」と言い聞かせている方。
いろいろ取り組んだのに、試験問題が想定と違い、役に立たなかったと感じている方。

悔しい、腹立たしい、やるせない。
そのような思いを抱えているかもしれません。

「あのとき、こうしていれば」
「あの問いに、こう答えていれば」

後悔が何度も頭をよぎっている方もおられるでしょう。
この現実を受け止めることは、簡単なことではありません。

今年の国家試験は何が起きたのか

今年の国家試験は、本当に難解な問題が多かったと感じます。

これまでは、国家試験の過去問題を中心に対策をしていれば、ある程度の点数が取れるという傾向がありました。
昨年は合格率も比較的高く、「難易度は下がっているのではないか」という印象さえありました。

ところが今回は、

  • 勉強であまり見かけなかった人物
  • 見慣れない知識
  • 想定外の問い方

が出題され、「何が起きているのか」と混乱した方も多かったのではないでしょうか。

現場で働く私から見ても、
「この知識を覚えさせて、どんな専門職を養成したいのだろうか」
と疑問を抱かざるを得ない部分は正直ありました。

しかし、どれほど理不尽に感じても、資格は試験によって成立する世界です。
落ちてしまったという事実も、また現実として受け止めるしかありません…。

統計的に見ても、再受験は簡単ではない

残念ながら、一度落ちると繰り返し落ちてしまう方が一定数いるというのも事実です。
合格率は決して高いとはいえません。

社会福祉士国家試験
『既卒』の合格率
第31回第32回第33回第34回第35回
福祉系大学等14.4%12.8%12.9%15.3%28.2%
短期養成施設18.5%15.2%15.7%15.3%32.8%
一般養成施設17.6%16.0%17.0%18.1%34.7%

≫詳細:【発表】社会福祉士の一発合格率=36%~67%【何回目で合格?】

だからこそ、問われるのは次のことです。

  • あなたは今、どう感じているのか
  • 今後どうなりたいのか
  • 本当に資格を取りたいのか

「勉強しろ」と言われてするものではありません。
「やれ」と言われて続くものでもありません。

答えは、あなたの中にあります。

国家資格を持たない状態で良いのか。
仕事をどうしていきたいのか。
この分野で生きていくのか。

やる気も意味も感じられないのに続けることはできません。
それだけの労力をかけても結果が伴わない苦しさは、本当に堪えます。
時間がもったいないと感じることもあるでしょう。

しかし最終的に決めるのは、あなた自身です。

国家資格がなくても働けるという現実

社会福祉士・精神保健福祉士は名称独占資格です。
資格がなくても働ける場合は多くあります。

ただし、精神科病院やクリニックのMSWなど、資格必須の現場では内定取消の可能性もあります。
また、資格手当が支給されなくなり、給与が下がるケースもあるでしょう。

それでも、多くの場合は致命的なダメージにはなりません。

そして忘れてはならないことがあります。

この仕事は、資格よりもまず「人柄」が問われます。

  • どんな関係性を築けるか
  • 誠実な対応ができるか
  • 価値ある行動ができるか

国家試験で問われる知識は一部に過ぎません。
あなたが資格を持っていないからといって、あなた自身が欠けた存在になるわけではありません。

それでも資格を取る意味

もし再び合格できたなら、その経験はあなたの奥行きを増します。

一発合格の人にはない、
苦しさ、悔しさ、人生の重み。

それは、将来の支援の場面で必ず活きます。
今回の失敗は、決して無駄ではありません。

ただし、現場で長く働くなら資格はあった方が良いのも事実です。

転職時の選択肢は広がります。
資格手当(月1万円前後)があるかないかは、地味ですが確実に生活に影響します。
福祉職の給与水準を考えると、この差は小さくありません。
≫【発表】社会福祉士の資格手当の平均&相場|手当の無い職場もある?
≫【発表!】精神保健福祉士の資格手当の月平均額&手当ありの職場割合

仕事をしながらの再挑戦は難しい

国家試験の勉強は、正直なところ「もう一度で終わらせたい」と思う内容も多いでしょう。
現場で直接役立つとは言いにくい知識もあります。

仕事で疲れ切っている中、勉強時間を確保するのは簡単ではありません。
働きながらの国家試験合格は、本当に難しい。

だからこそ問われます。

それでも、あなたはどうしたいのか。

勉強方法をどうするか

私のサイトでは、過去問中心の対策を勧めています。
≫【ダブル受験】社会福祉士・精神保健福祉士の独学勉強法【現役解説】

しかし今回の出題傾向・難易度を考えると、通信講座の活用も選択肢になるでしょう。

例えば、

なども検討の余地があります。

他には、YouTubeなどで無料講座を視聴する方法もあります。
個人発信か、組織講座か。
安心感や体系性は異なります。
あなたに合うものを選んでください。

最後に

社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験に落ちた。
それは悔しい出来事です。

しかし、ここで人生が終わるわけではありません。

ソーシャルワーカーの仕事は、人生のあらゆる経験を支援に活かせる仕事です。
今回の経験も、必ずどこかで意味を持ちます。

私は、あなたが奮起されることを願っています。
もし再挑戦を選ぶなら、応援しています。

本当に今回は残念でした。
しかしこれは一つの節目です。

あなたのこれからを、心から祈っています。

この記事を書いた人
ぱーぱす

自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士|現場経験15年、地域・医療・行政の3つの立場を経験。ブログ歴6年、記事約370本。福祉職のキャリアや生活に役立つ実践的な情報を発信しています。

詳細プロフィールはこちら

フォローしていただけると、ブログ更新がわかります!
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント