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精神保健福祉士が年収500万以上を稼げる職場&方法【5つ発表!】

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精神保健福祉士が年収500万稼ぐにはどうしたらいいの?年収500万もらえる職場はどこ?

こういった思いの方へ。

まず結論。精神保健福祉士は年収500万稼げます。

統計データから見るに、精神保健福祉士(正職員)の27%が年収500万以上なのです。

では、どうすれば年収500万以上稼げるのでしょうか?

大前提として、正職員として働くことがほぼ必須です。これに加えて、次の条件をクリアすれば年収500万を達成できるでしょう。

年収500万を稼ぐ方法

  1. 福祉職公務員になる
  2. 役職につく
  3. 精神保健福祉士の養成施設で働く(大学・短大・専門学校など)
  4. 副業する(成年後見人など)
  5. 正職員として長く働く

精神保健福祉士の平均年収は403万円です。だからこそ、「年収があと100万円多かったら・・・」と思う人は多いはず。

私も年収300万代の生活が長いので、よくわかります・・・。

しかし、年収500万あれば、次のことを実現できるかもしれません。

  • 車をもてる
  • 貯金できる
  • 良い家に住める
  • 好きな服を買える
  • 結婚しやすい
  • 子どもを育てやすい

などなど、ゆとりと余裕ある暮らしができるのではと思います。人生の選択肢が広がりますね!

この記事では、精神保健福祉士が年収500万以上を稼ぐ方法を発表します!

次の統計データなどを参考としていますので、確かな話ですよ。

参照データ

  1. 調査名  令和2年度精神保健福祉士就労状況調査
  2. 調査機関 (公財)社会福祉振興・試験センター
  3. 回答者数 精神保健福祉士約9.3万人(全体の40%程)

私は某自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士。現場経験はおよそ13年です。

では、まいりましょう!

精神保健福祉士が年収500万以上を稼げる職場&方法【5つ発表!】

年収500万以上の精神保健福祉士の割合(男女別)

年収500万以上を稼いでいる精神保健福祉士はどれだけいるのでしょうか?

男女差がありますのでチェックしましょう。

男性の精神保健福祉士で年収500万以上の人=35%

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男性の精神保健福祉士で年収500万以上かせいでいる人は、35%です。3人に1人くらいですね。

案外、多いなぁと思いますがいかがでしょうか?

女性のほうもチェックしましょう。

女性の精神保健福祉士で年収500万以上の人=17%

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女性で500万超えの精神保健福祉士は17%です。

なぜ女性のほうが少ないのか?

それは、男性だと正職員が多いけれど、女性は非正規の人が多いからだと思います。

では、正規職員だけに絞るとどうなるでしょうか?雇用形態別の平均年収をチェックしましょう!

年収500万以上の精神保健福祉士の割合(雇用形態別)

結果一覧です。

雇用形態年収500万以上の割合
正規職員27.1%
契約職員4.5%
パートタイム職員1.2%
派遣職員4.3%

正規職員であれば、年収500万以上の精神保健福祉士は27%ほどです。4人に1人くらいですね。

つまり、精神保健福祉士が年収500万以上を稼ぐには、正職員であることがほぼ必須といえます。

ただし、正規職員なら誰でも年収500万以上稼げるわけではありません。条件が他にもあります。その方法をみていきましょう。

精神保健福祉士が年収500万以上稼ぐ方法① 福祉職公務員になる

福祉職公務員になれば、年収500万以上稼げるでしょう。

精神保健福祉士の公務員の平均年収は、約547万円です。詳しくはこちらの記事で解説しております。

精神保健福祉士が年収500万をめざすなら、福祉職公務員をめざすのは再現性のとても高い方法です。

もちろん、入職してすぐに500万以上とはいかないでしょう。公務員業界は年齢や経験年数、職階による昇給がありますので、20代の若い方はしばらく辛抱がいります。

しかし、長く働いている精神保健福祉士公務員であれば、年収600万をゆうに超えているでしょう。

でも公務員試験は難しいから受かる自信ないなぁ・・・

確かに公務員試験は難しいです。でも福祉職については近年は人物重視の傾向。

倍率も低かったりします。穴場があるんですよね。倍率1倍代とかもあるんですよ!

こうした近年の公務員福祉職の事情はあまりよく知られていないからこそ、知った人にはチャンスです。詳しくはこちらにまとめました。
≫社会福祉士・精神保健福祉士は公務員試験受けないと損?【社会人向け】

児童相談所の児童福祉司(地方公務員)は狙い目

ちなみに、(不人気ですが)精神保健福祉士が福祉職公務員になるには、児童相談所の児童福祉司が狙い目です。

精神保健福祉士資格のある児童福祉司の平均年収は557万円です。福祉職でほぼトップクラスなんです。

近ごろ、国の政策として児童福祉司は採用がとても増えています。しかも人手不足が顕著です。

精神保健福祉士は児童福祉司の任用資格ですから、精神保健福祉士のあなたは地方公務員(児童福祉司)の採用試験にうかれば児童福祉司になれます

詳しくはこちらの記事でわかります。

保護観察所・地方更生保護委員会(国家公務員)として働く道もある

精神保健福祉士の平均年収1位の職場は『保護観察所・地方更生保護委員会』です。

職場年収
保護観察所・地方更生保護委員会647万円
精神保健福祉士の年収が高い職場のランキングは、こちらの記事でわかります。

保護観察所・地方更生保護委員会で働くには、保護観察官になると良いです。

ただし保護観察官になるには、国家公務員試験に合格しないといけないので難関です。下記は法務省のHPです。

こちらは地方公務員試験の話ですが、私の合格体験をもとに勉強法をまとめてあります。
≫【合格者解説】福祉職の公務員試験|勉強法は?オススメ本&通信講座

精神保健福祉士が年収500万以上稼ぐ方法② 役職につく

役職のある精神保健福祉士の平均年収は500万以上です。下記のデータをご覧ください。

職位平均年収(単位:万)
経営者543
施設長等524
主任、相談部門の長502

「わたしの職場の施設長はそんなにもらえない!」という人もいるかもしれません。お気持ちはわかりますよ!

でも、役職がつけば年収が上がるのは確かです。

精神保健福祉士の職場は少人数が多いので、若くして主任や施設長になる人が多いですよね。

あなたにもチャンスがあるはずです。出世をめざしてコツコツ頑張ると、年収500万はいずれ達成できそうなラインです。

精神保健福祉士が年収500万以上稼ぐ方法③ 養成施設で働く

精神保健福祉士の養成施設は、平均年収552万です。

養成施設とは、大学・短大・専門学校などです。

経験を積んで、いずれは精神保健福祉士を養成する講師・教授を目指すというキャリアプランもありではないでしょうか?

ちなみに、大学教授を目指すなら修士課程などを修了しないといけませんね。

通信で社会福祉学の修士号をとれる大学はこちらにまとめてあります。今の仕事をしながらチャレンジしたい方は参考にしてみてくださいね。

精神保健福祉士が年収500万以上稼ぐ方法④ 副業する

精神保健福祉士の平均年収は404万円。実際は、300万代の方が多いと思います。

500万に届かない分は、副業で稼ごうという方法です。

精神保健福祉士らしい副業は、成年後見人ですね。高齢者、認知症の方が増える世の中ですから、成年後見人の需要は増しています

成年後見人は、1ケースあたり年平均25万円ほどの報酬をもらうことができます。(社会福祉士の場合)

報酬額は家庭裁判所が決めるのですが、この決め方が今までは不透明で問題がありました。そこで、最高裁判所がメスを入れるべく実態調査にのりだしました。

成年後見人は、今、注目されていて整備がどんどん進んでいる業界なのです。

精神保健福祉士は一定要件をクリアすれば成年後見人になることができます。詳しくはこちらの記事で解説しています。

成年後見人以外にも副業はあります。リベラルアーツ大学の動画が役立ちますね。

そもそも副業ってやって良いのかな?ぼくの会社は禁止してるんだけど・・・

こうしたギモンや不安のある方は多いと思います。これもリベラルアーツ大学の動画が参考になるので、チェックしてみてくださいね。

精神保健福祉士が年収500万以上稼ぐ方法⑤ 正職員として長く働く

最後は努力と忍耐・・・みたいな方法ですが、精神保健福祉士の正職員として長く働くことです。いずれ年収500万以上となりやすいです。

その事実は、施設・事業別、経験年数別での精神保健福祉士の平均年収を見ればわかります。あなたの働く分野はどうでしょうか?

平均年収500万を超える経験年数超えた時の平均年収(単位:万)
高齢者福祉20~30年506
障害者福祉20~30年514
児童・母子福祉15~20年546
生活保護20~30年553
地域福祉15~20年510
生活困窮者自立支援15~20年558
医療20~30年505
学校教育15~20年630
 就業支援20~30年508
 司法10~15年590
 行政15~20年560

20~30年がんばり続けたら、だいたいの分野で平均年収は500万以上となります。

上記の平均年収はパート等も含んでいますから、正職員として働いていたら、より早くなるでしょう。

正職員として長く働く・・・さすれば精神保健福祉士は年収500万円を達成できるでありましょう!(それが難しいんだけどね)

最後に

もういちど、精神保健福祉士が年収500万以上かせぐ方法をチェックしましょう。

年収500万を稼ぐ方法

  1. 福祉職公務員になる
  2. 役職につく
  3. 精神保健福祉士の養成施設で働く(大学・短大・専門学校など)
  4. 副業する(成年後見人など)
  5. 正職員として長く働く

年収500万は、精神保健福祉士にとって『頑張れば届きそう』なラインです。実際に、4人に1人の精神保健福祉士さんは達成しています。

上記の職場や方法を参考に、チャレンジしてみてくださいね!

なお、転職エージェントに年収を条件として相談してみるのも1つの方法です。例えば、「年収〇〇万以上の職場があれば紹介してください」と言う感じですね。給与交渉して転職することもできます。そうした方法に興味のある方は、こちらの記事が役立つでしょう。

また、精神保健福祉士として年収1000万をめざしたいという野心的(?)な方は、こちらの記事もご覧くださいませ。

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