辞めたい精神保健福祉士さんへ|円満退職して転職する流れ7ステップ

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精神保健福祉士として働いているけど、仕事に疲れた。職場の人間関係や給料が不満だし、もっと自分に合った仕事がしたい。でも、どうやって辞めればいいのかな?

こういった思いの方へ。

この記事の内容

  • 精神保健福祉士が退職する理由TOP10
  • 精神保健福祉士が退職する流れ 7ステップ
  • 円満退職のコツ
  • 辞めさせてもらえない時の対処法

わたしは精神保健福祉士・社会福祉士で、現場経験は10年以上になります。転職は2回で、どちらも円満に退職しています!

精神保健福祉士として就職したものの、思ったような業務じゃなかったり、人間関係がサイアクだったり、給料が少なかったりすると、辞めたいと思うのは自然なことだと思います。

しかし、精神保健福祉士は少数で働いていることが多いですよね。「現場の精神保健福祉士は自分だけ」という方もいるはず。

それゆえ、「仕事をやめたい」「転職したい」と思っても、次のような壁にあたってしまいがちと思います。

  • 人間関係が密で「辞めたい」と言いにくい・・・
  • 自分がやめたら後任がいない
  • 転職したことがないので、やめる流れがわからない・・・

しかし、今の職場でつづけていても、いい未来がくるとは思えないのではないでしょうか?

人が死ぬ前に後悔するのは「もっと、やりたいことをやれば良かった」だそうです。一度きりの人生、悔いなく送りたいですよね。

「じゃあ退職するぞ!」と思っても、流れがわからないと不安だと思います。円満に退職するにはどうしたらいいのか?

それに、関わってきた利用者さんや患者さんのことを思うと、引き継ぎもちゃんとしてから辞めたいですね。

そこで、この記事では、私が2回の転職をしてきた経験をまじえ、精神保健福祉士が退職して転職するまでの流れを解説していきます。

円満にやめて、次のステップへ堂々とすすんでいきましょう!

辞めたい精神保健福祉士さんへ|円満退職して転職する流れ7ステップ

精神保健福祉士が退職した理由は?ランキング上位10

精神保健福祉士が仕事を辞める理由は何でしょうか?

実は、われらが国家試験を受けた社会福祉振興・試験センターが調査をしています。

約10万人の精神保健福祉士に向けた調査であり、かなり大規模。

こちらがその結果をランキングにしたものです。(複数回答式)

順位 転職・退職理由(複数回答式) 割合
1位 職場の雰囲気や人間関係に問題があった 35.9%
2位 給与や賃金の水準に満足できなかった 27.3%
3位 より魅力的な職場が見つかった 26.4%
4位 法人・会社の理念や方針に共感できなかった 26.0%
5位 将来のキャリアアップが見込めなかった 22.8%
6位 心身の健康状態の不調 22.6%
7位 やりたい仕事ができなかった 21.1%
8位 勤務形態が希望に沿わなかった 18.0%
9位 転居(家族の転勤等を含む) 12.4%
10位 育児や介護の支援が得られなかった 7.6%

精神保健福祉士は職場の人間関係、収入が少ない、心身の不調といった課題を抱えやすいですね。中には、魅力的な職場がみつかったというポジティブな理由もあります。

あなたはどれに当てはまりますか?

私は、メンタル的にしんどくなったり、人間関係でつまずいたり、給与・年収に満足できなくなったり・・・という理由で転職を決意しました。

辞める理由がネガティブだからといって、自分を責める必要はありません。

『1つの職場で最後まで働かないといけない』という価値観は古いです。

私は2回の退職と転職を経験したことで、自分に合った仕事に出会えましたし、年収も100万円以上アップしました。やりがいもあります。

退職したら人生が終わるわけではありません。そこから新しい人生が始まるのです。

転職にかかる期間|いつから始めるべき?

福祉職の中でも、精神保健福祉士は求人が豊富で人気の高い資格です。

転職サイトなどの情報によると、精神保健福祉士の転職活動は、開始から約2か月で内定が出ることが多いようです。

ただし、これはあくまで目安であり、公式な調査結果ではありません。実際には、個人差がありますし、求人や応募先によっても変わります。

私自身も精神保健福祉士として転職した経験がありますが、2か月程度というのはうなずけます。もしかしたら、1か月以内で決まる方もいるかもしれません。

精神保健福祉士は、他の職種に比べて転職しやすいと言えます。『応募したら、1社目で合格』というケースも珍しくありません。

精神保健福祉士資格を持っていれば、優遇される職場も多くあります。

他業界への転職を考えている場合は、一般的には3か月前~6か月前から転職活動を始めることをおすすめします。自分がどんな仕事に就きたいか、自己分析する時間も必要ですからね。

仕事を続けながら転職活動するか、辞めてから転職活動するか?

これは答えが決まっていて、仕事をしながら転職活動した方が良いです。私もそうしました。

仕事を辞めてから転職活動したほうが、ゆっくり探せていいんじゃない?

こうした意見もあるかもしれませんが、仕事を辞めてから転職活動すると、ゆっくり探せるメリットもありますが、デメリットも大きいです。次の3つに注意してください。

  1. 収入が無くなる → 精神的に焦る → 希望しない職場へ転職
  2. ブランクができる → マイナス印象 → 転職失敗のくり返し
  3. 健康保険の手続きが面倒

「早く転職先を見つけなければ・・・」と焦ってしまうと、求人や法人の情報収集や分析が十分にできません。

「この職場で我慢しよう・・・」と妥協してしまうと、転職後に後悔することになります。また、ブラック職場にに入ってしまうかもしれません。

転職活動は、物件探しに似ています。

良い物件を見つけるためには、早めに始めて、時間をかけて、余裕を持って探すことが大切です。

『良い物件が見つかったら引っ越す』というスタンスでいれば、いい物件に出会える可能性が高まります。

仕事も同じです。

いい求人を見つけるためには、早めに始めて、時間をかけて、余裕を持って探すことが大切です。

つまり、『良い仕事が見つかった時だけ転職する』というスタンスでいれば、希望を実現しやすくなります。

転職試験でも、「落ちても今の仕事がある」という安心感があります。

安心感があれば、本来の力を100%発揮しやすくなります。そして、受かる可能性が高まります。

だから、今の仕事を辞めずに転職活動を始めることをおすすめします。

今の仕事を辞めずに転職活動すると、今の職場に申し訳ない気がする・・・

そう思う方もいるかもしれません。精神保健福祉士さんは誠実な方が多いので、罪悪感を感じるのも無理はありません。

しかし、ここは冷静に考えてください。

今の仕事を辞めてから転職活動を始めると、自分自身にデメリットが生じます。

組織は最終的には冷たいもので、辞めるとなれば組織の都合を優先するでしょう。

私たちの人生の責任は、私たち自身が負うのです。大人同士の関係ですから、責任はそれぞれがもちます。(支援もそうですよね)

私たちと今の会社との関係は、『雇用契約』によって成り立っています。紙一枚で切れるような関係です。

とは言え、「転職活動を始めました」と言ってしまうと、今の職場で居づらくなるかもしれません。

転職活動のスタンダードは、今の職場には内緒で、今の仕事を続けながら始めることです。多くの人がそうやって転職しています。(私もそうでした)

精神保健福祉士が転職する流れ

精神保健福祉士が退職することは珍しくありません。再就職・転職は比較的カンタンです。

ただし、退職するには手順を守らないと、今の職場や利用者さん・患者さんに迷惑をかける可能性があります。

そうすると、円満に退職するのが難しくなります。

人間関係が悪い職場なら「知ったこっちゃねえよ」と思いますが、それでも利用者さん・患者さんへの配慮はしたいですよね。

退職するまでに必要な準備や手続きは、一般的には次のような流れで進めるとスムーズです。

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期間は目安です。

精神保健福祉士は応募したらすぐに内定が出ることも多いでしょうから、「1週間で転職先が決まった」という人も珍しくないでしょう。

それでは、退職&転職するまでに必要なステップを見ていきましょう。

ステップ1 転職準備

転職準備として、次の3つを確認しておきましょう。

転職準備3つ

  1. 就業規則をチェックして、何か月前に退職希望を伝えたらいいか把握
  2. 自己分析して、次にしたい仕事を決める
  3. 転職方法をえらぶ
就業規則をチェックして、何か月前に退職希望を伝えたらいいか把握

何か月前に退職希望を伝えたらいいのかは、あなたの職場の『就業規則』に書かれているはずです。たぶん、1か月前とされる職場が多いかなと思います。

ただし、就業規則に書かれている期間は、あくまで会社とあなたのお約束。法律ではありません。最終的には民法優先です。

そして、民法には次のように書かれています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法 第627条(e-Gov法令検索より)

とはいえ、『民法では2週間前に伝えればOK』と言っても、ムリに辞めると円満退職はできないでしょう。

例えば、次のデメリットが起きると思います。

  1. 辞めるまでとても気まずい
  2. 辞めた後に出会うと気まずい
  3. 最悪の場合、損害賠償を請求される

なので、円満に退職するには、就業規則に書かれている期間を守って、退職の意思を伝えましょう。私はそうしました。

自己分析して、次にしたい仕事を決める

次に、『今の仕事を辞めたあと、どこで何をしたいのか?』を考える自己分析をしましょう。

例えば、次の質問に答えていただくと、少しクリアになると思います。

  • 精神保健福祉士として転職したいか、他の業界に移りたいか?
  • 社会福祉士や介護福祉士など、他の資格をつかって働くかどうか?
  • 福祉業界なら、どの分野で働きたいか?
  • 民間か、公務員か?
  • 正社員か、非正規か?

答えはあなたの中にあります。

時間がかかってもいいです。後悔しない転職をするためには、とても大切なステップですね。

個人的な私の願いは、精神保健福祉士として共に働き続けてくださると嬉しい。

・・・ですが、こればっかりは人生の選択。あなたの思いを大切に決めてくださいね!

転職方法をえらぶ

最後に、転職方法を選ぶことが必要です。

精神保健福祉士が転職する方法はたくさんあって、実際の精神保健福祉士さんのやり方も三者三様です。

統計結果はこちらの記事にまとめてありますので、参考にしてもらえるでしょう。

知り合いのコネで転職する人がけっこういますね。安心感はありますが、紹介で転職すると「辞めにくくなる」というデメリットがあります。

おすすめの転職方法は?

この質問に対する答えが、こちらのフローチャートです。

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おすすめ結論

  1. まず公務員の福祉職を検討しよう
  2. 民間求人を探すなら社協の福祉のお仕事
  3. おすすめ1位 マイナビ介護職 人気の大手転職エージェント 求人数・実績・対応◎
  4. おすすめ2位 カイゴジョブエージェント 精神保健福祉士に対応◎の転職エージェント
  5. おすすめ3位 Indeed 超大型の転職サイト 求人の質はピンキリだが取りこぼしを防げる

詳しくはこちらの記事で解説しています。ご参考に。

ステップ2 書類作成

求人を探して応募先を決めたら、履歴書や職務経歴書などの「書類作成」をしましょう。

コンビニで買えますし、一緒に書き方の見本も入っているでしょうから、そんなに困らないでしょう。書き方はネットで調べると、たくさんの情報が出ていますね。

書き方に不安のある方は、社協の『福祉人材センター・バンク』や転職エージェントを活用するとアドバイスをもらえるでしょう。

ステップ3 求人応募

書類を作ったら、求人に応募しましょう。

応募の仕方は、求人サイトや電話、メールなど様々ですね。応募先の指示に従って行いましょう。

ステップ4 試験

多くの福祉職場では、採用試験として面接があるでしょう。

精神保健福祉士の採用は人物重視。「一緒に働きたい」と思ってもらえるかが大切です。

それと、面接対策のコツは、「面接官を面接する」という心構えでのぞむのがオススメです。面接されるのではなく、あなたが面接するのです。

こうしたスタンスであれば、緊張が和らぐし、あなたの本領を発揮しやすくなるからです。

面接官からも、精神保健福祉士として働くあなたのイメージをもってもらいやすくなるはず。

きっと多くの精神保健福祉士さんは、現場で面接や家庭訪問、1対1での話をたくさんしてきたかと思います。だから、そのノウハウを活かすのです。

ビジネスマナーも気にし過ぎないことです。普段のあなたの仕事での様子を見せましょう

本質的に大切なのは、人としてのやり取り、コミュニケーションをしっかりとれるかどうかです。

精神保健福祉士にビジネスマナーは求められても、ビジネスマナーの達人である必要はないですね。

きれいすぎるビジネスマナーは相手を緊張させることもありますから、むしろ現場の精神保健福祉士さんは少し崩していることが多いです。

だから、新卒学生のように「面接室に入る時はノックをして、返事がしたら入って、出入り口であいさつして、イスの隣であいさつして・・・」などといった細かいことに意識が向きすぎると、うまくいかないと思います。そんなのは些末なことです。

あなたには支援の実務をこなしてきたノウハウがあるのですから、その強みを活かしていきましょう!

そうすればあなたの自然体を出せて、魅力が伝わるはずです。(これは私が転職成功した時にやったことです)

ステップ5 内定

試験に合格すれば、内定の連絡があります。

福祉職場は人材不足ですから、家への帰り道で電話が入ることもあるあるです。

内定の連絡では、『いつから働けますか?』と聞かれるでしょうから、答えを準備しておきましょう

しかし、焦らずに今の職場に退職希望を伝えてから返事をしましょう。円満退職するには、退職日は就業規則を守って伝えることです。

なので、例えば「明日、職場に退職の希望を伝えますので、それからお返事させていただいてもよろしいですか?」といった感じで、いったんは保留にすることです。

今の職場に退職希望と退職日を伝えてから、次の職場に返事するといいでしょう。

今の職場の就業規則に『〇か月前までに言うこと』と書かれているなら、その期間は守ることが円満退職につながりますね。

ステップ6 退職届を出す

ここまで本当にお疲れ様でした!

いよいよ、今の職場に退職の意思を伝えるステップです。

退職届を出すと言っても、私は実際には書面で出したことはありません。2回の転職では、どちらも口頭で伝えるだけでした。

円満退職を目指すなら、退職意思と退職日は、最初にあなたの直属の上司に話しましょう

上司を飛ばして他の人に話すと、「上司とうまくやっていなかったのか?」と思われてしまいます。

それでは上司の顔が立ちませんし、円満にはなりませんね。

ですから、組織のルールを守って、まずはあなたの上司に退職したいことを伝えましょう。(辞めさせてもらえない、パワハラがある等の場合は例外)

伝える時には、「お話したいことがあるのですが・・・」と二人だけになってから話しましょう。

ここで、退職の意思と、退職日をハッキリ伝えることです。

周りに聞かれるとウワサが広がってしまいます。

あなたが退職することを、誰に、いつ、どう伝えるか、ということも上司と相談して決めていきましょう。

『周り』と言っても、職員だけではありません。利用者さんや患者さん、関係機関なども含みます。

退職することは、クライエントから反応があります。例えば、「寂しくなりますね」とか「次はどんな仕事をするんですか?」とか。

利用者さんや患者さんに退職理由をどう伝えるか、考えておく必要がありますね。今の職場の不満は言わない方が良いでしょう。

「給料が少ない」「人間関係が悪い」とか言うと、利用者さんたちが不安になってしまいます。

だから例えば、

  • 新しい仕事(分野)に挑戦することになった
  • 結婚して引っ越すことになった
  • 地元に帰ることになった
  • 家族の介護をしないといけない

など、ポジティブな理由や「それなら仕方ないね」とわかってもらえそうな理由を伝えるのがオススメです。

精神保健福祉士は関わる相手が多いですし、関係性が支援の質を左右します。

あなたがこれまで行ってきた支援の成果を無駄にしないためにも、気配りを忘れないようにしたいですね。

辞めさせてもらえない時の対処法

繰り返しますが、民法上、あなたは辞めたいと言えば辞めることができます。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法 第627条(e-Gov法令検索より)

『当事者が雇用の期間を定めなかったとき』とは、正社員として働いている場合をイメージしてください。雇用期間を定められている契約社員であれば、民法 第628条が適用されます。

とにかく、「辞めないでほしい」「後任が来るまで待ってほしい」などと言われても、納得しなくてもいいのです。

でも、精神保健福祉士の職場は人手不足で回していることが多く、人間関係も密です。だから、強引に説得されたり、言いくるめられたりすることもあるかもしれません。

どうしても辞められない時は『退職代行』という有料サービスを利用することもできます。あなたの代わりに職場に連絡をして、退職を手続きしてくれます。

こちらの動画でサービスの概要を見ることができます。

『退職代行』は色んな形態があって、よくわからない企業も参入しています。「退職意思を代わりに伝えてくれるだけ」という例もあるようです。

民間企業や労働組合などの退職代行サービスもあって安いのはメリットですが、法律的にグレーでうさん臭さが消えません。

そこで調べてみた結果、一番おすすめできるのは弁護士事務所に頼むことです。価格は3万~10万とプランによって差がありますが、一番信頼できます。

退職代行をしている弁護士事務所を3つピックアップしましたので、ご参考にしてくださいね。

退職代行できる弁護士事務所

ステップ7 引き継ぎ・有休消化

退職日が決まったら、

「早く次の職場に移りたい!」
「有休消化したい!」

という気持ちになりますよね。私もそうでした。

早く辞めたくて、退職日をカウントダウンしていました・・・。

でもでも、円満退職をするには、職場・利用者さんや患者さん・関係機関に迷惑をかけないように、引き継ぎをすることが大切です。

引き継ぎでは、例えば次のようなことをします。

  • 担当の利用者・患者さんについて、支援の経過や方針をまとめる
  • 担当の利用者・患者さんについて、後任と顔をつなぐ(面接、訪問など)
  • 自分の業務について、マニュアルや手順書をつくる

職場によっては、関係機関との顔合わせや、他にも引き継ぐことがあるかもしれません。

ちゃんと引き継ぎできたし、あとは有休消化したい!

でも残念ながら、引き継ぎをしっかりできても、人員不足で有休を取りにくい人が多いと思います・・・。私もそうでした。

1回目の転職では有休消化は1日もできませんでしたし、2回目の転職でも1週間程度でした。

正直言って、福祉職場では有休消化と円満退職は両立しにくいと思います。つまり、両方取るのは難しいかも・・・。

人が少ない現場が多いですし、「いいよいいよ!もったいないから有休使ってね!」と言える職場はそうそう無いんじゃないかと思います。

円満退職かつ有休消化をめざすなら、退職日を数か月先に設定するなどして、後任が来てから有休消化に入ることがポイントでしょう。

ただし、待てども待てども後任が決まらない(来ない)こともあります。

それに、退職日をのばすと次の職場を待たせてしまいます。

円満に退職するなら、退職日を決めたら、その日に向けて引き継ぎをしっかりする。

引き継いでから、遠慮しつつ有給休暇を数日とる・・・ぐらいがリアルかもしれません。

うまく立ち回れる方は、だいたんに有休消化しましょう。私たちに休みをとる権利はあるのです!

「円満退職よりも有休消化を優先したい」という方は、さきほどの退職代行がおすすめです。有休消化もサポート内容となっています。(私も使えば有休を全部とれたのかも・・・)

最後に

精神保健福祉士が退職する流れ、円満に辞める7ステップを解説してきました。

精神保健福祉士は辞めた後も、近い地域で働いていると元の職場の人とバッタリと出会ったりします。

例えば、ケース会議とか研修とか。

円満に退職できれば、そうした時の気まずさは減らせます。そして、辞めてからも仲良くできたりしますね。

人とのつながりは、私たち精神保健福祉士の大切にしたいもの。維持できるつながりは維持していきましょう!

最後に、仕事の探し方についてのフローチャートをもういちど載せておきます。

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おすすめ結論

  1. まず公務員の福祉職を検討しよう
  2. 民間求人を探すなら社協の福祉のお仕事
  3. おすすめ1位 マイナビ介護職 人気の大手転職エージェント 求人数・実績・対応◎
  4. おすすめ2位 カイゴジョブエージェント 精神保健福祉士に対応◎の転職エージェント
  5. おすすめ3位 Indeed 超大型の転職サイト 求人の質はピンキリだが取りこぼしを防げる

詳しくは次の記事にまとめてあります。ご参考までに。

それではまた!頑張ってくださいね!

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