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社会福祉士と精神保健福祉士の違いはコレ!違い7つ&共通点5つ解説

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社会福祉士と精神保健福祉士って、どう違うのかな?どっちを取ったらいいのかな?

こうした思いの方へ。

この記事でわかること

  • 社会福祉士と精神保健福祉士の違いは何?
  • 社会福祉士と精神保健福祉士の似ているところは何?

わたしは社会福祉士・精神保健福祉士で、現場経験は10年以上です。

社会福祉士と精神保健福祉士の違いを、表で見てみましょう。

社会福祉士精神保健福祉士
支援対象高齢者や障害者、児童、低所得者など精神疾患や精神障害のある方など
勤務先社会福祉施設や地域包括支援センター、児童相談所、病院など多岐にわたる精神科医療機関や精神障害者福祉施設など、精神保健分野に特化
受験科目計18科目群計16科目群
国家試験合格率約30~40%約60~70%
創設年1987年1997年
根拠法社会福祉士及び介護福祉士法精神保健福祉士法
職能団体日本社会福祉士会など日本精神保健福祉士協会など

それでは、順に説明していきます!

社会福祉士と精神保健福祉士の共通点5つ解説

違うところを見たら、次は似ているところを見てみましょう。

社会福祉士と精神保健福祉士の共通点5つ

  • 相談支援をする専門職
  • どちらも名称独占資格
  • 国家試験を受けるためのルートのうち「基礎科目履修」の要件が共通
  • 国家試験に出題される科目のうち10科目が共通
  • 平均年収(社会福祉士403万、精神保健福祉士404万)

結構似ていますね。

平均年収については、最新の調査で以下のようになっています。

社会福祉士と精神保健福祉士の違いはコレ!違い7つ解説

支援対象の違い

社会福祉士は精神保健福祉士の支援対象を含んでいる

社会福祉士は、高齢者や障害者、子どもや貧困など、いろんな課題を抱えている人を支援します。

精神保健福祉士は、精神疾患や精神障害のある人やそのご家族などを支援します。

社会福祉士

高齢者や障害者、子どもや貧困など、いろんな課題を抱えている人、福祉的な支援を必要とする全ての人

精神保健福祉士

精神疾患や精神障害のある人やそのご家族など

こんな感じで、社会福祉士の方が幅広いです。

勤務先の違い

社会福祉士精神保健福祉士
勤務先社会福祉施設や地域包括支援センター、児童相談所、病院など多岐にわたる精神科医療機関や精神障害者福祉施設など、精神保健分野に特化

社会福祉士は幅広い、精神保健福祉士は精神だけに特化ということです。

より詳しくは、社会福祉士や精神保健福祉士の就職先や職場の人気ランキングをチェックすればわかります。

受験科目と国家試験合格率の違い

社会福祉士精神保健福祉士
受験科目計18科目群計16科目群
国家試験合格率約30~40%約60~70%

社会福祉士と精神保健福祉士は、国家試験に合格しないと資格を取れません。

試験に出る科目は16~18科目ありますが、そのうち11科目は同じです。残りは、それぞれの専門科目となります。

試験の合格率は、社会福祉士は約3~4割、精神保健福祉士は約6~7割です

ただし難易度は、社会福祉士も精神保健福祉士も同じくらいと言えます。

その理由や合格率の推移、国家試験のくわしい話はこちらの記事でわかります。

創設年、根拠法、職能団体の違い

社会福祉士精神保健福祉士
創設年1987年1997年
根拠法社会福祉士及び介護福祉士法精神保健福祉士法
職能団体日本社会福祉士会など日本精神保健福祉士協会など

資格制度ができた年は、社会福祉士のほうが10年はやいです。2023年時点で、社会福祉士は36歳、精神保健福祉士は26歳ですね。

根拠法とは、その法律や制度の目的や内容、適用範囲や手続きなどを定めたものです。社会福祉士や精神保健福祉士は、それぞれの根拠法を知っておく必要があります。

職能団体とは、同じ資格や技術を持つ人たちが集まって、自分たちの仕事の価値や利益を高めたり、社会に役立ったりするための組織です。

社会福祉士の代表的な職能団体が、日本社会福祉士会であり

精神保健福祉士の代表的な職能団体は、日本精神保健福祉士協会です。

両者の違いはこちらの記事でまとめました。

社会福祉士と精神保健福祉士のどちらを先に取るか?【ダブルライセンス論】

社会福祉士と精神保健福祉士の違いを7つに分けて解説しました。

では、どちらの資格を取るべきか、またはどちらを先に取るべきか、迷っている人はどうすればいいでしょうか?

答えは、「あなたがどんな仕事がしたいか」によります。自分の興味や目標に合った資格を選びましょう。

私の意見は、迷っている人は社会福祉士から取った方が良いというものです。詳しくはこちらの記事にまとめてあります。

もちろん、迷っている人が精神保健福祉士から取るのは自由です。

ただしその場合は、精神保健福祉士は精神分野に特化しているので、他の分野への転職やキャリアチェンジが難しい可能性があることに注意してくださいね。

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今回はここまでです。読んでいただいてありがとうございました!ではまたね!

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