
社会福祉士って年収1000万もらえる!?勝ち組になりたい!
こういった思いの方へ。
社会福祉士として年収1000万稼げるかもしれない方法3つを解説

わたしは社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験は約10年です。
Yahoo!知恵袋で「社会福祉士は年収1000万円もらえるのか?」という質問に対し、次の回答がベストアンサーになっていました。
社会福祉士だけで1000万は99%いません。他の方が言われているのは、社会福祉士として採用されて、病院経営にまわった人ならいると思いますが、そういう人はすでに社会福祉士の仕事はしていないですよ。経営戦略を考える必要がありますからね。
社会福祉士の場合、資格だけの資格なら、施設ならせいぜい400万~500万。公務員で700~800万がいいとこです。公務員はあくまでも公務員の給料がもらえますからね。
引用元:Yahoo!知恵袋
悔しいけど、その通りでしょう!
「社会福祉士の仕事をしていて年収1000万」という人は、1%もいないでしょうね。
年収1000万なんて、そうそう手が届かないイメージです。
そもそも、年収600万以上の社会福祉士(正職員)ですら、全体の13.7%だけ。
≫参考:社会福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)
ってことは、年収1000万なんて一握り(ひとつまみ?)しかいないだろうということです。
でも、年収600万円なら現実的なレベルです。社会福祉士のあなたにも再現できるチャンスがあります。方法は次の5つ。
年収600万を超える方法
- 保護観察所・地方更生保護委員会で働く
- 社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
- 経営者・施設長になる
- 福祉職公務員になる
- 副収入を得る(成年後見人など)
詳しい解説は、こちらの『社会福祉士で年収600万円以上は簡単?超える方法5つ紹介』でわかります。

それでも年収1000万ほしいねん!勝ち組になりたい!

達成できるかもしれない方法を考えてみた!
年収1000万稼げるかもしれない方法
- 社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
- 経営者・施設長になる
- 副業で成年後見人として23ケース担当する
年収600万円稼ぐ方法のうち、上記3つだけが生き残ったかんじです。
以下、もうすこし解説していきます!
社会福祉士で年収1000万もらえる方法・職場は?【現役解説】
「なんとかして年収1000万稼ぐ方法は無いの!?」という欲張りさんに向けて、
年収1000万なんて到底かせげてない私(苦笑)が、「年収600万を超える方法」を足掛かりに考えてみました。
保護観察所・地方更生保護委員会で働く
社会福祉士の平均年収ランキング職場1位は、「保護観察所・地方更生保護委員会」ですが、
平均年収638万円なので、さすがに1000万は稼げていませんね・・・。
職場 | 年収 |
保護観察所・地方更生保護委員会 | 638万円 |
国家公務員の社会福祉士でこのレベル。定年間際になったら、年収1000万稼げるかも?です。
社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になれば、年収1000万以上を稼げるかもしれません。
例えば私を育ててくれた社会福祉士の大学教授が、年収を教えてくれたことがありまして、

年収2000万ほどもらっている
と言っていました。
ただし、大学によって報酬は全然違うらしく、別の大学では年収600万くらいだったようです。
統計では次のようになっています。
≫参考:社会福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)
年齢 | 年収 (男性) | 年収 (女性) |
40代 | 623 | 509 |
50代 | 716 | 618 |
全体平均 | 600 | 494 |
やはり年収1000万はカンタンではなさそうです。実現できるかどうかは、どの大学・養成機関等で働くか次第なのでしょうね。
ちなみに大学教授や講師をめざすなら、大学院で修士や博士の学位をとる必要があったりします。
社会福祉の学位を取れる通信制大学院は、『【社会福祉学】通信制大学院5校|社会人が働きながらキャリアアップ』にまとめてあります。学生の大半は社会人ですね。
経営者・施設長になる
経営者・施設長は年収600万近いです。
職位 | 平均年収 (万円) |
経営者 | 549 |
施設長等 | 554 |
ちなみに「派遣職員」の立場の経営者・施設長・事務所管理者の平均年収は、760万円です。
ということは、年収1000万の人もいることでしょう。(少ないでしょうが)
福祉職公務員になる
社会福祉士公務員の平均年収は、約547万円です。
≫詳細:【年144万円多い!】社会福祉士の公務員の平均年収・給料・手取り
社会福祉士の公務員は、社会福祉士のなかでは勝ち組と言える部類。
しかしさすがに、年収1000万は厳しいですね。
副収入を得る(成年後見人など)
「年収1,000万に届かない分は副業で稼げば良いやん!」という皮算用コーナーです。
社会福祉士の平均年収は403万円なので、年収1,000万稼ぐには副業で年600万ほど稼げればOKですね。

そんなんできるん?
社会福祉士の成年後見人は、1ケースあたり年平均26万程の報酬です。
≫参考:厚生労働省HP:最高裁判所資料「報酬実情調査の集計結果資料」(PDF)
成年後見人として年600万円稼ぐには、何ケース受ければ良いのでしょう?
計算してみました。
つまり次の2つができれば、あなたは年収1,000万の社会福祉士です。
- 本業で平均年収の400万を稼ぐ
- 副業(成年後見人)で23ケース担当する
本業で400万、副業で600万って、それはもう成年後見人が本業といえそうですが。
あと、成年後見人の報酬額は、管理資産等によって変わりますし、経費もかかります。
負荷としても、23ケースの重みはハンパでは無いでしょう。
まとめ
というわけで、社会福祉士として年収1000万円稼げるかもしれない方法は次の3つ。
年収1000万稼げるかもしれない方法
- 社会福祉士養成機関や学校等で講師・教授になる
- 経営者・施設長になる
- 副業で成年後見人を23ケース担当する
んー、はっきり言って厳しいです・・・。これくらい稼げたら嬉しいですけどね!
しかし年収600万であれば、社会福祉士の誰にでもチャンスはあります。詳しくは、「社会福祉士で年収600万円以上は簡単?超える方法5つ紹介」でご紹介しています。

高収入になってやりがいも稼ぎも両立させるで!

頑張ってね!ではでは、今回はここまでです!
コメント