
やりがいはあるけど、このまま働いていて良いのかなぁ?
ソーシャルワーカーとして働いていると、「このままでいいのだろうか」と立ち止まる瞬間があります。
仕事にやりがいを感じながらも、給料・待遇・働き方に課題を感じる社会福祉士・精神保健福祉士は少なくありません。
私自身は、医療・地域・公務員の3立場で働いた経験をもっています。
実際に転職を経験して感じたのは、「どこで働くか」で待遇も働きやすさも大きく変わるというリアルでした。
この記事では、そんな私が転職サイトや転職エージェントをどう考えているか、
そして転職を通して見えてきた現実を話していきます。
ソーシャルワーカーは「転職に強い」資格職である
以前の記事でも書きましたが、
👉 社会福祉士・精神保健福祉士は転職に強い資格職である理由
この認識は、今も変わっていません。
私たちソーシャルワーカーの知識・技術・ノウハウは、
一つの現場だけでしか通用しないものではない。
他の分野でも応用がきく力です。
たとえ転職先が違っても、
支援の根幹である価値や、「人を見立てる力」「関係をつくる力」は必ず活きてくる。
それがソーシャルワーカーという仕事の魅力だと私は思っています。
「どこで働くか」で待遇が変わるという現実
私も実際に、2回の転職と複数の異動を経て、
ソーシャルワーカーの技術が応用できるという確信を持ちました。
ただし、同じ支援をしていても、働く場所が変われば待遇はまるで違う。
仕事内容は似ていても、給料・昇給・福利厚生は「どこに雇われるか」で決まってしまう。
これは日本の社会雇用のあり方の問題です。
何をするかよりも、どこに所属するかで待遇が変わる。
本当にばかばかしいけれど、これがリアルです。
それでも、私たちはその現実の中でどう生き、どう泳いでいくかを考えなければならない。
クライエントの自己実現を支援しながら、
自分自身の自己実現もあきらめないこと。
それが人間らしい選択だと思います。
私の転職経験と、転職サイトを使わなかった理由
私はこれまでに2回転職しています。
1回目は、昔実習で関わった法人への転職。
だから転職サイトや転職エージェントは使いませんでした。
2回目は、公務員。
自分で求人を探して、公務員試験の情報サイトを見て応募しました。
いわば「自力転職」でした。
ソーシャルワーカーの給料の低さは、
私が学生のころからずっと言われてきた課題です。
今もなお、協会や団体が国に要望を続けていますが、
根本的な改善にはなかなか至っていないのが現実です。
でも、人生は待ってくれません。
「いつか改善される」と希望を託すだけでは、生活は守れない。
人生のタイムラインは待ってくれません。
私たちは今この瞬間に、生活できる給料・年収があるのかを見極める必要があります。
あとから「給料上がったよ」と言われても、
“いや、私の時に上げてほしかったわ・・・”と思ってしまう。
自分勝手かもしれないけど、それが本音です。
公務員ソーシャルワーカーを勧める理由

結局、私が転職して感じたのは、
公務員の雇用体制は圧倒的に安定しているということ。
私は、民間・医療・行政という3つの立場を経験しました。
どれも学びがありましたが、
やはり行政(公務員)の働き方が最も守られていると感じます。
一方で、ワンマンな民間職場ほどブラック化しやすいというのも実感しました。
暴力や暴言を受けた経験もあります。
「人には勧められない」と思った職場もありました。
民間で働く魅力もある
とはいえ、民間ソーシャルワーカーの魅力もあります。
それは何といっても自由度です。
行政のように「予算がない」「来年度から」と言われることが少なく、
現場でスピーディーに判断・対応できる。(現場によるかもしれないけれど)
公務員は、法律や制度に縛られ、
文章や手続きが膨大です。
「知らないとは言わせない」といわんばかりの通達や文書が来る。
”表向きの綺麗さを保つための、裏での汚さ”があるとも言えます。
一方で民間、特に地域の社会福祉法人などは
少人数でも動けて、現場感覚が生きる。
自由に現場をつくっていける面白さがあったと感じます。
だから私は、
「もし同じ給料なら民間に戻るかもしれない」と今でも思っています。
転職は「ギャンブル」だが、失敗確率は減らせる
転職はギャンブルです。失敗はしたくありませんが、確実にはできない。
どんなに情報を集めても、実際に働いてみないとわからない。
これは、受けいれるしかない現実です。
面接試験も、“デート”みたいなものです。
お互いに良いところを見せ合う。
でも、結婚(=入職)してみたら「思っていたのと違う」こともあったりして。
それに職場は“生き物”です。
人が入れ替われば、雰囲気も変わる。
私たちだって、変化・成長していきます。
だから、「永遠に自分に合う職場」は存在しないのが自然です。
それでも、失敗を減らすためにできるのは、
できるだけ多くの情報を集めるべく、実際に見に行くこと。
私はそう考えます。
職場見学で「人の顔」を見る

転職する前に、職場を見学できるなら、絶対に行きたい。
働いているソーシャルワーカーやクライエントの表情を見たいからです。
- 生き生きしているか?
- 疲れきっていないか?
- クライエントの表情はどうか?
特に利用者さん・患者さんは「ごまかせない」ことが多い。
その職場のリアルが、表情に出やすいです。
だからこそ、観察する価値が存分にあります。
その職場の本質が、見えてくるからです。
しかし、見学の申し込みは緊張しますね。
断られると辛いし、採用で不利になるのも怖いです。
自分で見学などのアポを直接取るのがリスキーに感じるなら、転職エージェントを介して依頼してもいい。
そのほうがスムーズに話が進むかもしれません。
転職サイト・転職エージェントはどう選ぶか
どこを使うかは人それぞれですが、
私が調べた中で、ソーシャルワーカーに良さそうだったのは主に以下の3つです。
- マイナビ介護職
(全国対応・福祉職全般)
- カイゴジョブエージェント(全国対応・福祉職全般)
- LITALICOキャリア(障害福祉・児童福祉に強い)
それぞれの強みやおすすめ理由は以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ:転職は「生活を立て直す支援」でもある
転職は逃げではなく、
自分の生活を守るための支援。
ソーシャルワーカーが人の人生を支援するように、
自分の人生にも支援が必要なときがある。
自分を一番助けられる人は、やはり自分です。
しんどくて限界になってから転職活動をしても、失敗しやすいでしょう。
だから、元気なうちに、少しずつ動き出してみること。
情報を集めるだけでも、きっと次の一歩につながります。
あなたの人生を応援しております。
それではまた!








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