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【発表】社会福祉士の平均給料・平均年収・平均手取りは?|公式調査

社会福祉士の平均年収は? 給料はどれくらい?

今回はこのようなギモンのある方に向けた内容です。

私は某自治体で働く社会福祉士・精神保健福祉士です。現場経験はおよそ13年です。

まず結論の表です。

金額
平均年収4,030,000円
平均給料335,833円
毎月の手取り277,888円

※ボーナス無し、ファンジョブ|月収と年収の手取り計算|給与シミュレーションで計算(東京都、40歳未満、扶養0人)

社会福祉士になろうかどうか迷っている方や、学生の方にとっては社会福祉士の収入は気になるハナシだと思います。

じつは、わたし自身の学生の頃を思い返してみると・・・

「収入よりやりがいが大切でしょ!」と意気込んでいました。

けれど、年々感じるのは「収入も大切」ということですね。

結婚したい、家族をもちたい、と考えたとき、「不自由なく過ごしてもらいたい」と思うと、どうしてもお金が必要になってしまいます。

そこで今回は、最新の調査結果をもとに社会福祉士の年収をご紹介します。
≫参考:社会福祉士就労状況調査結果報告書(令和2年度)

あの国家試験をとりまとめている公益財団法人社会福祉振興・試験センターの調査で、なんと社会福祉士約10万人からの回答がまとめられています!

社会福祉士10万人というと、社会福祉士全体の約5割。統計的にみてもデータ信頼性はかなり高いです。

ではまいりましょう!

【発表】社会福祉士の平均給料・平均年収・平均手取りは?|公式調査

さっそく結論です。社会福祉士の全体平均年収は403万円でした。平成27年度調査のときと比べてみると・・・


参考:社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果(平成27年度)社会福祉士就労状況調査結果(令和2年度)

社会福祉士の平均年収は、5年間で26万円UPしていました!

上がってる!嬉しい!

「もしかして社会福祉士の待遇が良くなった?嬉しい!!」

・・・と思いましたが、「ちょっと待てよ?」と調べてみると、そう手放しに喜べないことがわかりました。

理由は、世の平均年収も上がっているからです。

世間の年収変化

国税庁の民間給与実態統計調査とくらべてみると

2014年 2019年
社会福祉士の平均年収377万403万
世間の平均年収415万436万

≫参考:国税庁民間給与実態統計調査(2014年)国税庁民間給与実態統計調査(2019年)

ちゃっかり、世の平均年収も21万円上がっています。

え~ 社会福祉士だけじゃないんだ。

・・・とはいえ、社会福祉士の平均年収の上げ幅の方が大きいです。

社会福祉士は26万円増で、世は21万円増。社会福祉士のほうが約5万円分多いですからね。

今回の調査結果は、社会福祉士にとって決して悪い結果ではないでしょう。

社会福祉士の平均給料・手取りは?

では、ボーナスが年間4か月ある場合で試算してみましょう。

403万円÷(12 + 4)=251,875円

社会福祉士の平均給料は月25万円程です。

したがって、社会福祉士の毎月の手取り平均は月21万円程となります。(年齢、扶養不要人数等で変動します)

上記の手取りに加えて、ボーナス月にはボーナスが入るイメージですね。

社会福祉士は今の収入をどう感じているのか?【満足度は?】

じっさい、年収403万円ってどうなんだろう?

今回の調査では「給与や賃金の水準」の満足度についても調査されています!

社会福祉士さんの今の収入の満足度(5段階評価)と平均年収が出されていますので、結果をグラフにしてみました。

そりゃそうよね~って感じかもしれません。やはり500万円ほどあれば満足感がある気がしますね・・・!

しかし、社会福祉士は年収600万なら目指せます。具体的なやり方はこちらの記事に詳しくまとめてあります。

最後に

結論の表をもう一度のせます。

金額
平均年収4,030,000円
平均給料335,833円
毎月の手取り277,888円

なお、社会福祉士の平均年収が403万円と言っても、結局は職場次第です。シビアですが・・・。

「じゃあ給料や年収の高い職場はどこ!?」と気になる方は、こちらの記事もご参考くださいね。

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