「社会福祉士になりたい。」
「精神保健福祉士になりたい。」
そう思って調べ始めると、

まず何をすればいいの?
学校はどう選ぶ?
国家試験って難しい?
実習はきつい?
と、次々に疑問が出てきます。
実際、私も資格取得までの道のりを振り返ると、一つひとつ壁を越えながら進んできました。
この記事では、社会福祉士・精神保健福祉士になるまでの流れを、ロードマップ形式でまとめています。
高校生はもちろん、大学生や社会人から資格取得を目指す方にも参考になる内容です。
「今、自分はどの段階にいるのか。」
そんなことを確認しながら読み進めていただければと思います。
まずは、社会福祉士・精神保健福祉士になるまでの全体像をご覧ください。

もちろん、社会人から養成施設へ進学する方や、働きながら通信制で学ぶ方など、人によってルートは少し違います。
しかし、大きな流れはほぼ同じです。
それでは、順番に見ていきましょう。
STEP1 まずは目指す資格を知る
最初に決めたいのは、
「どの資格を取りたいか」です。
でも、まだ迷っていても大丈夫です。
まずは、社会福祉士と精神保健福祉士の資格がどんな仕事なのかを知りましょう。
仕事内容を知ってから考えれば十分です。
まずはこちらの記事で全体像をつかんでください。
【社会福祉士とは】

【精神保健福祉士とは】

社会福祉士と精神保健福祉士、どちらを先に取る?
両方取得したい方から、よくいただく質問があります。

社会福祉士と精神保健福祉士、どちらから取ればいいですか?
私の結論は、
可能であれば同時取得がおすすめです。
共通科目も多く、勉強の効率が良い。
もし事情があって難しいのであれば、私は社会福祉士から取得することをおすすめしています。
社会福祉士の方が活躍できる分野が広く、就職の選択肢も多いためです。
詳しい理由は、こちらの記事で解説しています。

「自分には向いていないかもしれない」と思ったら
社会福祉士や精神保健福祉士を目指そうと思っても、

自分には向いていないかもしれない…。
そんな不安を感じる人は少なくありません。
実は、私もそうでした。
学生のころから、
「自分は社会福祉士に向いているんだろうか。」
「精神保健福祉士としてやっていけるんだろうか。」
そんなことを何度も考えました。
私は口下手でした。
人前で話すことも得意ではありませんでした。
だからこそ、
「相談支援職なんて本当にできるのかな。」
そう思っていた時期があります。
でも、今振り返ると、向いているかどうかは、資格を取る前には分からない部分も多かったと感じます。
もし今、同じような不安を抱えているなら、こちらの記事も読んでみてください。
【社会福祉士・精神保健福祉士に向いていないと感じる方へ】

【口下手でも社会福祉士になれる?】

【社会福祉士・精神保健福祉士の適性とは】

STEP2 受験資格を得られる学校を選ぶ
社会福祉士も精神保健福祉士も、
国家試験を受けるには受験資格が必要です。
つまり、
まずは受験資格を得られる学校や養成施設を選ぶ必要があります。
高校卒業後に大学へ進学する人。
専門学校へ進む人。
社会人になってから通信制大学や養成施設へ進学する人。
ルートはいくつかあります。
まずは、自分がどのルートに当てはまるのかを確認しましょう。
【社会福祉士になるには】

【精神保健福祉士になるには】

ここまで読めば、それぞれの資格を取得するまでの流れは理解できると思います。
その次は、自分に合った学校や養成施設を探してみましょう。
📚 学校選び・通信制・国家試験・合格率をまとめて調べたい方へ
「しゃふくさん|学校情報サイト」では、通信制大学や養成施設の一覧、国家試験の合格率、学費など、学ぶ人のための情報をまとめています。
迷ったら、まずはこちらをご覧ください。
学校選びは、その後の数年間を左右します。
焦って決める必要はありません。
自分に合った学び方を選ぶことが、一番大切です。
STEP3 学校受験では「志望動機」を整理する
学校を決めたら、次は受験です。
大学や専門学校、養成施設によって選考方法は異なりますが、面接や志望理由書で、
「なぜ社会福祉士になりたいのですか?」
「なぜ精神保健福祉士を目指すのですか?」
と聞かれることは少なくありません。
最近は生成AIを使えば、それらしい文章はすぐ作れます。
でも、私は志望動機だけは自分で考えてほしいと思っています。
なぜなら、本音ではない言葉は、意外と伝わるからです。
面接では、
「もう少し詳しく教えてください。」
と質問されると思います。
そのとき、人から借りた言葉では答えられません。
立派な理由を作る必要はありません。誰かを感動させる物語も必要ありません。
「私はなぜ福祉の仕事をしたいんだろう?」
まずは、この問いと向き合ってみてください。
答えは、インターネット上にはありません。あなたの心の中にあるのです。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
【社会福祉士の志望動機】

【精神保健福祉士の志望動機】

STEP4 学校生活では「実習」が一番の山場になる
受験資格を得るためには、実習が必要になる方がほとんどです。
実習では、
- 利用者さんとの関わり
- 実習日誌
- 実習指導者との面談
- 課題やレポート
など、これまで経験したことのない壁にぶつかります。

やっぱり向いていないかもしれない。
自分だけ何もできていない…。
そんな気持ちになる人も少なくありません。
私も実習は簡単ではないと思っています。
だからこそ、事前に知っておくだけでも気持ちは少し楽になります。
実習で一番大切なのは、完璧な評価をもらうことではありません。
実習を修了し、受験資格を得ることです。
評価を気にするよりも、やりきることを大切にしてください。
実習については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【実習の心構え】

【実習日誌の書き方】

【社会福祉士実習はきつい?】

【精神保健福祉士実習はきつい?】

STEP5 国家試験に挑戦する
学校で学び、実習を終えたら、いよいよ国家試験です。
ここまで来ると、

本当に合格できるかな?
そんな不安を感じる方も多いと思います。
でも、必要以上に恐れることはありません。
正しい方法で勉強を続ければ、十分合格を目指せる国家資格です。
一歩ずつ進めていきましょう。
国家試験は難しい?
まず気になるのは、国家試験の難易度ではないでしょうか。
近年は、社会福祉士・精神保健福祉士ともに合格率は上昇しています。
社会福祉士は、以前は30%前後だった時代もありましたが、近年は約60%まで上がっています。
精神保健福祉士は約80%です。
ただし、
合格率が上がったからといって、簡単な国家資格になったわけではありません。
一方で、
適切な勉強方法で継続できれば、十分合格を目指せる資格
だと私は考えています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【社会福祉士は簡単すぎる?】

【精神保健福祉士の難易度】

勉強方法を決める
国家試験の勉強方法は、大きく分けると3つあります。
- 学校のサポートを活用する
- 独学で勉強する
- 通信講座を利用する
学校の国家試験対策講座を利用する人もいれば、独学で合格する人もいます。
どの方法にもメリットがあります。
私が一つだけ大切だと思うのは、
教材を増やしすぎないことです。
- 問題集を何冊も買う
- 通信講座も受ける
- YouTubeも見る
その結果、どれも中途半端になる。
これは避けたいところです。
あいまいな知識を100増やすより、確実な知識を10増やす。
私は、その積み重ねの方が合格に近づくと思っています。
私がダブル合格した勉強方法は、こちらで詳しく解説しています。

通信講座を利用する
独学では不安な方や、働きながら資格取得を目指す方は、通信講座を利用するのも一つの方法です。
費用はかかりますが、学習計画が立てやすく、効率よく勉強を進められるメリットがあります。
社会福祉士・精神保健福祉士ともに取得を目指す場合は、それぞれの講座を比較し、自分に合ったものを選びましょう。
【社会福祉士・精神保健福祉士ダブル受験向け通信講座】

【社会福祉士おすすめ通信講座】

【精神保健福祉士おすすめ通信講座】

勉強がつらくなったら
国家試験の勉強は、長い戦いです。

ぜんぜん覚えられない。
模試の点数が伸びない。
もう今年は無理かもしれない。
そう感じる時期が、きっと多くの人に訪れます。
本気で勉強している人ほど、不安になるのです。
私は、国家試験は一発合格を目指す価値がある試験だと思っています。
だからこそ、焦らず、今日できることを積み重ねていきましょう。
モチベーションが下がったときは、こちらの記事も参考にしてください。
【もう勉強をあきらめたいと思った方へ】

【一発合格を目指す理由】

STEP6 国家試験に合格したら資格登録をする
国家試験に合格したら、ようやく終わり。
……ではありません。
もう一つ、大切な手続きがあります。
資格登録です。
登録をして初めて、
- 「社会福祉士」
- 「精神保健福祉士」
と名乗ることができます。
合格発表のあとには、登録方法や必要書類も確認しておきましょう。
まずはこちらの記事をご覧ください。
【合格した方へのメッセージ】


【社会福祉士の資格登録】

【精神保健福祉士の資格登録】

STEP7 就職先を選ぶ
資格登録が終われば、いよいよスタートです。
社会福祉士や精神保健福祉士の資格を活かした働き方は、一つではありません。
起業したり、情報発信をしたりと、さまざまな道があります。
ただ、現状では多くの人が病院や施設、行政などへ就職しています。
まずは「どこで働くか」を考えるところから始めれば十分です。
では、何を基準に就職先を選べばいいのでしょうか。
私は、ここは資格取得と同じくらい大切な選択だと思っています。
社会福祉と一言でいっても、支援する対象はさまざまです。
高齢者、障害のある方、子ども、生活に困っている方、精神疾患のある方など、本当に幅広い分野があります。
人には、得意な相手と、そうでない相手があります。
興味を持てる分野も、人それぞれ違います。
まずは、そのことを自分自身で知ることが大切です。
こちらの記事も参考にしてみてください。
【あなたはどんなソーシャルワーカーに向いている?】

人気の職場も、一つの参考になる
とはいえ、自分だけで就職先を決めるのは難しいものです。
どのような職場が人気なのかを知ることも、一つの判断材料になります。
もちろん、一番大切なのはあなた自身の興味や価値観です。
ランキングが正解ではありません。
それでも、「多くの人がどんな職場を選んでいるのか」を知ることには意味があります。
【社会福祉士の就職先ランキング】

【精神保健福祉士の主な就職先】

就職する方法も一つではない
就職活動の方法もさまざまです。
学校の求人を利用する人もいれば、転職サイトや転職エージェントを利用する人もいます。
私は統計データも参考にしながら、社会福祉士・精神保健福祉士がどのように就職・転職しているのかを記事にまとめています。
【社会福祉士の就職・転職方法】

【精神保健福祉士の就職・転職方法】

年収も「どこで働くか」で変わる
給料や年収は、資格だけで決まるものではありません。
どこで働くかによって、大きく変わります。
一般的には、公務員の福祉職は比較的高い傾向があります。
一方で、民間では勤務先や地域、夜勤や宿直の有無などによって差があります。
年収について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
【社会福祉士の年収ランキング】

【精神保健福祉士の年収ランキング】

よくいただく質問
就職先については、多くの方からご質問をいただきます。
例えば、
- 子どもと関わる仕事がしたい
- NPO法人で働きたい
- ひきこもり支援に関わりたい
- 比較的働きやすい職場はある?
- 社会福祉法人で働けば公務員?
こうした疑問についても、それぞれ記事にまとめています。





就職先は、資格取得後の人生を大きく左右します。
焦って決める必要はありません。
情報を集めながら、「自分はどんなソーシャルワーカーになりたいのか」を考え、自分に合った職場を選んでいきましょう。
もし国家試験に落ちてしまったら
もちろん、一発合格を目指してほしい。
私はそう思っています。
それでも、不合格になることはあります。
そのとき、自分を責めすぎないでください。
国家試験は、人生そのものを否定する試験ではありません。
そして、
一度取得した受験資格は、基本的に失われません。
もう一度挑戦できます。
大切なのは、
「次こそ合格する。」
ということです。
そのための記事も、私は書いてきました。
もし今つらい気持ちでこの記事を読んでいるなら、こちらも読んでみてください。
【国家試験に落ちた方へ】

【不合格だったらどうする?】

【受験資格はなくなる?】

最後に
社会福祉士・精神保健福祉士になるまでには、
- 学校選び
- 志望動機
- 実習
- 国家試験
- 資格登録
たくさんの壁があります。
でも、一つひとつ順番に進めていけば大丈夫です。
この記事では、大きな流れをロードマップとしてまとめました。
迷ったときは、このページに戻ってきてください。
そして、その時々で必要な記事を読んで、一歩ずつ前へ進んでもらえたら嬉しく思います。
ソーシャルワーカーの人生を、まるごと支える。
そんな思いで、このブログを運営しています。
これから社会福祉士・精神保健福祉士を目指すあなたの道しるべになれば幸いです。
次はこちらの記事がおすすめです
この記事では、社会福祉士・精神保健福祉士になるまでの流れを、ロードマップ形式でご紹介しました。
ここから先は、あなたが今いる段階に合わせて読み進めてみてください。
🌱 まだ資格取得を目指している方へ
学校選び、通信制大学、国家試験、合格率、受験資格など、「学ぶ人」のための記事をまとめています。
▶ しゃふくさん|学校情報サイト

💼 ソーシャルワーカーとして働き始めた方へ
ケースワーク、自己覚知、多職種連携、制度理解など、現場で役立つ記事をまとめています。
▶ ソーシャルワーク

🚶 キャリアについて考えたい方へ
転職、年収、職場選び、辞めたいと感じたときなど、働き方に関する記事をまとめています。
▶ キャリア・転職




コメント